今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2009-05-19 愚挙 『マタンゴ 最後の逆襲』 吉村達也 / 角川ホラー文庫 |
2009-05-19 愚挙 『マタンゴ 最後の逆襲』 吉村達也 / 角川ホラー文庫 | |
【マタンゴに感染した人間の生命は、もはや人間のルールには従わない。】
|
|
2009-05-12 久々の復刊を言祝ぐ 『弁護側の証人』 小泉喜美子 / 集英社文庫 | |
【わたしたちは、面会室の金網ごしに接吻した】
|
|
2009-05-06 名探偵、ありがちな落ちで戸惑いを誘う 『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午 / 文春文庫 | |
今さらで申し訳ない。いちおう立ち位置だけ表明しておこう。
|
|
本書に記された「白金」と「白金台」の話は面白い(もっとも、今どきは近隣の「高輪」含め、超高級住宅街であることに変わりはないのだが)。たまたま本書のすぐ後に発刊された谷口ジローの作品に「目白」から「目白台」方面に向けて坂道を登るという場面があり、なるほどと納得。 / 烏丸 ( 2009-05-09 03:37 ) |
2009-04-27 どこか「昭和」に似た深い緑 『東欧怪談集』 沼野充義 訳 / 河出文庫 | |
【西欧の高度に洗練された文化の形式が東進するにつれて次第に崩れていき、それが完全に崩れて「無形式」の虚無に落ち込む一歩手前で踏みとどまっているのが東欧】
|
|
2009-04-20 〔短評〕素焼きの手触り? 『唐宋伝奇集』(上・下) 今村与志雄 訳 / 岩波文庫 | |
【そう言うなり、子供の両足を持ち、頭を石に叩きつけた。】
|
|
2009-03-14 上目遣いのパラダイス 『女王様がいっぱい』(全5巻) イワシタシゲユキ / 新潮社BUNCH COMICS | |
【罰… 受けなくて… いいんですか?】
|
|
2009-03-01 悠揚として迫らず、泰然として自在 『若さま侍捕物手帖(1)(2)』 城 昌幸 / ランダムハウス講談社 時代小説文庫 | |
【ハッハハハ!】
|
|
2009-02-24 怪物たちに酩酊する 『ヒストリエ(5)』 岩明 均 / 講談社 アフタヌーンKC | |
【すまんな エウメネス】
|
|
2009-02-22 追想のアンドレ・ブルトン その三 | |
「アンドレ・ブルトン集成」は完結に至りませんでしたが、収録を予定された作品のうち、『狂気の愛』は思潮社から(のちに『カラマーゾフの兄弟』をベストセラーに仕立て上げた光文社古典新訳文庫にも収録)、『秘法十七』は晶文社、のちに人文書院から、『シュルレアリスムと絵画』は人文書院から、『魔術的芸術』は河出書房新社から(普及版と完全版あり。完全版は29,400円…)、『黒いユーモア選集』は国文社から(のちに河出文庫に収録)、という具合にそれぞれ発行され、ブルトンの著作のかなりの部分が翻訳本として読むことができるようになりました。
|
|
この拙文は、昨年の秋、とうとう『シュルレアリスムと絵画』をえいやっと買って(お値段は女房にはナイショ)、久しぶりにシュルレアリスム関連の本をばたばためくり返したときに勢いで書いたもの。ジュリアン・グラックを読んでみたり、ちょっと30年前の自分に戻った気分です。 / 烏丸 ( 2009-02-22 03:29 ) |
2009-02-18 追想のアンドレ・ブルトン その二 | |
アンドレ・ブルトンは、中高い、押しの強そうな顔をしていました。ハンサムな白クマのイメージです。
|
|
写真のタイプライターに向かって何か打っているのがシモーヌ・ブルトン(ブルトンの妻)、顎に手をやってそれを見ているのがアンドレ・ブルトン。右下で右手を開いているのははロベール・デスノスかな? 右後ろのキリコがいい味出してます。 / 烏丸 ( 2009-02-22 02:54 ) |