今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2005-10-24 オバケの本 その十 『夢みる妖虫たち 妖異繚乱』 川端邦由 編 / 北宋社 |
2005-10-24 オバケの本 その十 『夢みる妖虫たち 妖異繚乱』 川端邦由 編 / 北宋社 | |
【人はこれを虫袋と呼んで恐怖する。】
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北宋社からは,この『夢見る妖虫たち』(虫)に『幻獣の遺産』(鳥獣),『釣魚の迷宮』(魚)を加えた合本『幻想小説大全 鳥獣虫魚』も発行されているそうです。 / 烏丸 ( 2005-10-24 01:31 ) |
2005-10-20 オバケの本 その九 『諸怪志異(4) 燕見鬼』 諸星大二郎 / 双葉社 | |
【違うね 邪じゃない】
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2005-10-17 オバケの本 その八 『あやかし通信『怪』』 大迫純一 / ハルキ・ホラー文庫 | |
【濡れ雑巾が砂の上を引きずられるような音だったという。】
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もう一点,書き忘れていました。昭和40年代を境に人魂の目撃談が激減しているように見えるのは,いうなれば「ヒカリモノ」目撃派がUFOのほうに流れたという見方はいかがでしょう……。 / 烏丸 ( 2005-10-20 01:41 ) 中公文庫BIBLIOからは,自然界のさまざまな発光現象を科学的に解明しようとした神田左京『不知火・人魂・狐火』も再刊されていますが,まだ読めていません……。 / 烏丸 ( 2005-10-18 12:00 ) |
2005-10-13 めざせ俳句甲子園 『アカシヤの星(3)』より「僕らは長く夢をみる」 たくまる圭 / 小学館イッキコミックス | |
【僕達には伝えたい言葉がある。】
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2005-10-09 オバケの本 その七 『日本怪奇小説傑作集(2)』 紀田順一郎, 東 雅夫 編 / 創元推理文庫 | |
【ネエ旦那,竿はこっちにあるんじゃありませんか。】
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ところで,モーニングで連載中の『へうげもの』をご存知だろうか。人ぞ知る古田織部を主人公とする奇態な戦国絵巻で,茶器や焼き物に対する物欲がテーマだ。独特な信長像といい,さすがは『ジャイアント』を最後に平気でへうげさせた山田芳裕。彼の作品は奇天烈な展開にいちいちあきれるのが正しい味わい方。単行本よりまず連載で読むべし! / 烏丸 ( 2005-10-09 03:31 ) 以前もふれましたが,ファーストネームで呼べる作家,呼べない作家の違いって何でしょうね。漱石,鴎外,八雲,藤村,鏡花,白鳥,綺堂,犀星,乱歩はOKで,龍之介,正史,由紀夫,直哉,健三郎,康隆はNG。谷崎,川端も姓ですね。最近はそもそも片方では通じない(もしくは姓・名並べてもわからない)作家も少なくありませんが。 / 烏丸 ( 2005-10-09 02:21 ) |
2005-10-06 オバケの本 その六 『日本怪奇小説傑作集(1)』 紀田順一郎, 東 雅夫 編 / 創元推理文庫 | |
【お父さん,僕はどうしてこうして居るのでしょうか。お魚のようにではないでしょうか。】
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室生犀星というと「ふるさとは遠きにありて思ふもの……」のイメージ,つまりなんというか文部省ご推薦のイメージが強く,小説も敬遠していたところがあるのですが,「後の日の童子」には胸を焼かれました。朔太郎にはない叙情,妖味かと思います。 / 烏丸 ( 2005-10-13 00:09 ) 室生犀星はあまり読んだことありませんが「後の日の童子」という作品が気になります。 / えり ( 2005-10-11 01:23 ) |
2005-10-01 オバケの本 その五 『闇夜に怪を語れば−百物語ホラー傑作選』 東 雅夫 編 / 角川ホラー文庫 | |
【百すじの灯心はみな消されて,その座敷も真の闇となった。】
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そういう一夜,車座型でなく,オンラインで何ヶ月もかけてというのでしたら,ずいぶん昔ですが参加したことがあります。その中で自分で書いたものだけ抜き出し,さらに書き加えて,一人で百話にいたるよう練っていますが,八十を超えると,つい,似たようなのやつまらないのを消して番号を詰めてしまうので,なかなか百に近づかないのです。 / 烏丸 ( 2005-10-03 16:40 ) つまり,5人から10人,多くともせいぜい30人ほどで車座になり,ぶっ通しで順繰りに怪談語りまくって8時間。ちょっと現実的ではないように思いますし,第一深夜に始めても,夜が明けてしまいます。さりとて,怖くもないやっつけの短い怪談を百話並べても,それで呼び寄せられる怪異なんてたかがしれてそうです。 / 烏丸 ( 2005-10-03 16:39 ) えりさま,いらっしゃいませ。本当の「百物語」ですか……。実は,烏丸は催し物としての「百物語」を信用していません。というのは,よほど冴えたものを除き,そこそこに妖味のこもる怪談(怪を呼び寄せそうなもの)を語るなら,1話最低でも5分程度はかかると思われるからです。5分×100話÷60分≒8.3時間。 / 烏丸 ( 2005-10-03 16:39 ) はじめまして。コミックやミステリーの本をいつも参考にさせていただいています。烏丸さんは本当の百物語は試されたことはあるのですか。お化けは出てきましたか。 / えり ( 2005-10-02 01:35 ) 本書の表紙の蝋燭は,久世光彦の『怖い絵』の表紙でも用いられた,生涯にわたって蝋燭ばかり描き続けたという高島野十郎の蝋燭ですね。 / 烏丸 ( 2005-10-01 02:24 ) |
2005-09-30 オバケの本 その三,四 『江戸怪奇草紙』『新編 百物語』 志村有弘 編訳 / 角川ソフィア文庫,河出文庫 | |
【いよいよ本式に祟ってきましたよ】
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2005-09-27 オバケの本 その二 『聊斎志異』〈上・下〉 蒲 松齢, 立間祥介 訳 / 岩波文庫 | |
【世間には人に害をあたえない狐はいるけれど,人に害をあたえない幽鬼はいないというのは,陰の気が盛んだからよ。】
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2005-09-24 オバケの本 その一 『日本妖怪変化史』 江馬 務 / 中公文庫BIBLIO | |
【これが実在しょうがせまいが,かくのごとき枝葉の穿鑿は無用のことで,過去において吾人の祖先がこれをいかに見たか,これを実見していかなる態度を取りこれに対したかをありのまま,毫もその間に仮作の攙凜入なく材料を蒐集して組織的に編纂すれば風俗史家の能事を終れりとすべきである。】
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「かもし出す」といえば,○○市の△△書店のマンガコーナーの棚に,イブニングに『もやしもん』連載中の石川雅之の色紙発見。その色紙には,こうじ菌と,「○○ △△書店さんを かもすぞー」の一文が。わかる人だけウケてくれー。わからんやつは,かもすぞー。わー。 / 烏丸 ( 2005-09-27 02:04 ) こちらで本書の「自序」と「序説」を立ち読みできるようです。「序説」だけでもオススメです。 / 烏丸 ( 2005-09-27 00:35 ) こりゃー永久保存版だね,と本棚にしまおうとしたら,1976年版もしっかりそこに鎮座ましましてました。忘れていたことはともかく,30年前も今も,読書の趣味は一緒かい! / 烏丸 ( 2005-09-24 03:28 ) |