今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2003-08-18 〈葬儀屋探偵〉明子シリーズ 『赤い霊柩車』『猫を抱いた死体』『毎月の脅迫者』『華やかな誤算』『大江山鬼伝説殺人事件』 山村美紗 / 新潮文庫 |
2003-08-18 〈葬儀屋探偵〉明子シリーズ 『赤い霊柩車』『猫を抱いた死体』『毎月の脅迫者』『華やかな誤算』『大江山鬼伝説殺人事件』 山村美紗 / 新潮文庫 | |
【顔は比較的傷んでなかったので,着物を着せると,なんとかみられる姿になった。】
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ところで「太秦」って,広隆寺など,聖徳太子と秦氏にゆかりがある土地だから,太と秦の字があてられている,のだそうです(MKタクシーの運転手さん曰く)。でも,なんでその読みが「うずまさ」なんでしょうね? / 烏丸 ( 2003-08-28 23:05 ) 添付画像はシリーズ第二作の『猫を抱いた死体』。表紙の恋人達(多分)に菊の花をあしらったミステリって珍しいと思う。 / 烏丸 ( 2003-08-18 03:07 ) |
2003-08-11 『殺しも鯖もMで始まる』 浅暮三文 / 講談社ノベルス | |
【魚はジャック・ロビンソンといい終わる前に腐っちゃいますからね。】 |
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もし皆様が誰かに殺されかかって,もしそこでダイイングメッセージを残したいと思われたなら,オススメしたいのは,顔でも胸でも,自分の体にツメでかきむしって犯人の名前を書き残すことです。被害者は必ず解剖されますし,それを消すのはまず不可能。書かれた部分を切り取られたら? いやいや,そんな余裕がある犯人なら,そもそもダイイングメッセージなど残すいとまもなく,きちんととどめを刺すに違いありません。その際はあきらめて天国にまいりましょう。 / 烏丸 ( 2003-08-11 21:46 ) ダイイングメッセージですが、よく床や壁に血文字でえらくわかりにくいことが書き残されていた,ということになっている。たいがいは,直接犯人の名前を書くと犯人が戻ってきて消してしまうから,という説明で押し通していますが,生死の境目で被害者にそこまで知恵が働くものでしょうか?(スペードのジャックを手に,なんてもってのほか!) / 烏丸 ( 2003-08-11 21:34 ) 次回を楽しみに待っておりまする。そのダイイングメッセージの件、ワタシも昔から不思議でした。何故殺されてまで回りくどいんだ被害者たちよ… / 皮肉屋彦左衛門 ( 2003-08-11 13:18 ) |
2003-08-03 企業人必読! 『社長をだせ! 実録 クレームとの死闘』 川田茂雄 / 宝島社 | |
【「あなたね,これは,いるのいらないのの問題じゃありませんよ。」】 |
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なるほど。では,カラスが架空の書物の書評を書いて遊んだこちらの『暴走』の項もご覧いただければ,笑っていただける,かも。 / 烏丸 ( 2003-08-11 21:22 ) 過去に一時期サポート業務の末席を汚していた者としても非常に興味があります。これは旧仲間たちにも薦めてみようかとワタシも思っておりまする。良い本のご紹介、ありがとうゴザイマシタ。 / 皮肉屋彦左衛門 ( 2003-08-11 13:20 ) 皮肉屋さま,本書をして,うちの会社の「夏の課題図書」に指定,感想文を提出させてはどうか,なんて考える今日このごろであります。 / 烏丸 ( 2003-08-11 02:24 ) このカバーがまたイイですな。(笑) / 皮肉屋彦左衛門 ( 2003-08-05 00:28 ) あややん,お久しぶり〜♪ カラスは昔,クレーム電話1本の間に「バカか」と四十数回罵倒されたことがあります。正正正と書いて数えたの。面白かったのはその電話,まずカラスが出て,「上司と変われ」と言うからカラスの部下に変わって,「お前じゃ話にならん,もっと上司と変われ」と言うのでもう一度カラスが(ちょっと声を低くして)出たのでした。 / 烏丸 ( 2003-08-04 00:39 ) ははははは!とっても面白い書評でした。クレーム処理には人並みならぬ思い(いれ?)があります。この本はぜひ手にとってみます。 / あやや ( 2003-08-03 20:57 ) |
2003-07-29 たおやかな漢字遣いの魅力 『黒いハンカチ』 小沼 丹 / 創元推理文庫 | |
【──お這入んなさいな,なんて変だわ。】 |
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2003-07-21 『ODESSEY 1966 2003 岡田史子作品集 episode 1 ガラス玉』 監修 青島広志 / 飛鳥新社 | |
【けれどもあれは死んでいる うごかない…あれもレド・アールだ】 |
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いえいえ,もちろん岡田史子フリークの烏丸としては,ここで入手し損ねていたら痛恨失態河童の砂漠巡りとなるところでした。episode 2も発売されれば速攻で注文の心算。ただ,この1冊で岡田史子と初めて出会う人のことを思うと,余計なお世話ながらもちょっと心配……。 / 烏丸 ( 2003-07-29 01:35 ) ひぃぃぃぃ。いやー、私もまだ手に取ってなかったのですみません。朝日ソノラマ版は読んだことないので見てみたいものです。おわびに最近作ったブツを送らせていただいきますので、ちょっとお待ちを。 / けろりん ( 2003-07-22 20:43 ) それにしても,多分,マズいのは監修の青島なにがしと,それから岡田史子当人なのでしょう。あの時代,あの「COM」にあのような形で作品を発表した,ということの特異性が,当人たちにはかえってわかっていなかったということではないかと思います(朝日ソノラマの編集者は,そのあたりが非常にわかっていたものと想像されます)。 / 烏丸 ( 2003-07-21 03:47 ) けろりんさまからお誕生祝いにご紹介いただいた本をここまで叩きのめして,まぁどうしましょう。 / 烏丸 ( 2003-07-21 03:46 ) |
2003-07-14 『死と彼女とぼく』 川口まどか / 講談社漫画文庫 | |
【 「オリは…… ハナをみてる」 「そうか花か キレイだもんな」 「うん キレイ」 】 |
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どうもありがとうございました! 烏丸師をうならせる文章は程遠いでありますが・・・あのキャラで今後も・・・? 遅くなりましたが・・・【お誕生日おめでとうございます】 / ムッシュ ( 2003-07-18 12:03 ) |
2003-07-07 アンリ・ミショー「安穏をもとめて」 〜あるコミック作品の前奏として〜 | |
「この世をうけいれない者は家を建てない。寒さを覚えずに風邪をひき,熱くもないのに熱がる」 |
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おお,けろりんさま,貴重な情報をだうも〜。さっそく注文いたしました。「episode 1」というのがなんとも,スターウォーズみたいですね。 / 烏丸 ( 2003-07-14 00:45 ) フィー子さま,この烏丸,さすがにもう誕生日を祝う年でもありませんが,子供たちとケーキを買いにいくのはそれなりに楽しいものがあります。次男が,ケーキ屋にいくと,欲しいのがなかったり,長男の言動が気になったりで毎度毎度必ず涙を流すハメにおちいるのがまたかわいい。 / 烏丸 ( 2003-07-14 00:45 ) お誕生日祝いにプチ情報を。岡田史子さんの新刊が出ましたよ〜。詳しくは飛鳥新社のサイトでチェックを! / けろりん ( 2003-07-09 01:04 ) 本当にいろんな分野の本をお読みですね。お誕生日おめでとうございます。 / フィー子 ( 2003-07-08 17:44 ) |
2003-06-30 『謎解き 少年少女世界の名作』 長山靖生 / 新潮新書 | |
【(『若草物語』のジョーとローリィは)揃いも揃って,自分が現実に所有している性と,こうでありたいと望んでいる性が分裂している倒錯者なのである】 |
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円谷プロが持ち去ったというのは,今ひとつよろしくありませんな。たとえば企画を立てた編集者が印税をかっぱぎ,というのならまだ少しは許せますが……。『ウルトラマン研究序説』は,企画が中身(本文)を格段に上回る数少ない書物の1つだったように思います。 / 烏丸 ( 2003-07-14 00:44 ) 中経出版『ウルトラマン研究序説』、ご存知でしたか。あれには知り合いも参加してたり。印税の大半は、円谷プロが持ち去って、みんなは1人5,000ちよいしかもらえなかったよし。 / mishika ( 2003-07-07 06:51 ) |
2003-06-15 『ゴースト・ラプソディー』(全2巻) 山下和美 / 講談社漫画文庫 | |
【君は メロディーを 聴いたはずだ】 |
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『喰いタン』2巻。早くもネタに詰まった感はありますが,主人公のしあわせそうな顔を見るだけで価値ありです。行列のできるラーメン屋に並びながら,ほかのラーメン屋から出前をとるシーンは圧巻。しかし,巻末の爆発ネタは無理だと思うぞ。 / 烏丸 ( 2003-06-15 02:12 ) 『空想科学エジソン』のカサハラテツローが「4年の科学」に連載した『ヴァイスの空』(原作あさりよしとお)が単行本化なりました。はっきり言って古いSFジュブナイルには何度も登場するような設定,展開ではありますが,やっぱり泣けます。これをリアルタイムに読めた去年の4年生くん達はしあわせだね。 / 烏丸 ( 2003-06-15 02:11 ) コミックレポート,いくつか。『ヒカルの碁』22巻。主人公がその競技の本当の魅力を理解しないうちから強力なコーチの指導で鍛えられ,そのコーチを喪った慟哭の中,国際ジュニア大会で自分自身の実力を発揮していく。……『エースをねらえ!』みたい。しかし,ストーリーがこうシリアスになってくると,黒髪と茶髪を組み合わせたヒカルの髪型が……。 / 烏丸 ( 2003-06-15 02:11 ) |
2003-06-09 バリ島版陰陽師 『踊る島の昼と夜』 深谷 陽 / エンターブレイン BEAM COMIX | |
【「それほどの事態」だったってことだよ】
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『無宿ベトナム』がお気に召したのでしたら『紀行バリ』はオススメですね。ただ,発行部数は多くはなかったでしょうし,また購入した物好きは簡単には手放さないでしょうから,古本屋でも入手は簡単ではないかもしれませんが。それにしてもこういう人がシレっと出てくるから,モーニングはじめ講談社系の青年誌はチェックを欠かせません。 / 烏丸 ( 2003-06-30 01:58 ) 無宿ベトナムだけ、持ってます。なんか大好きなんですよ。一緒に売っていたバリを買わなかったのを後悔しています。烏丸さんのレビューを読んで、今からでも探してみたくなりました。 / みなみ ( 2003-06-22 20:07 ) |