今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
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2002-04-29 民話としての「ワダツミの木」 |
2002-04-29 民話としての「ワダツミの木」 | |
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カラスは当時は「パンク」よりはやや「テクノ」に傾倒していました。初期のゲーリー・ニューマンを今でも許せてしまうあたり,我ながら甘い甘い……。でも,毎日ジョイ・ディビジョンを聞いてすごすわけにもいきませんし。 / 烏丸 ( 2002-05-07 01:22 ) 恥ずかしながら若き日のわたくしでございますゥ〜我が家でパンクの洗礼を受けているのはわたくしだけですので当時のお写真やビデオは銀行の隠し金庫に深く眠ったまんまです・・・ / しっぽ@今は「マダム」なの ( 2002-05-06 19:09 ) む,「むっちりふともも出してあのメイク」していたのはスージー? それともバンド時代のしっぽなさまなのでありましょうか? / 烏丸 ( 2002-05-06 01:20 ) クイーンは神棚、ジャパンは足蹴、スージーは・・・!!!バンド時代に激しくコピーした面々には熱く反応してしまいます・・・爆裂反応。むっちりふともも出してあのメイクしてた時代が脳裏に!んでもって恥没(@@ / しっぽ@可愛がって頂いてありがとうござい ( 2002-05-03 23:07 ) しっぽな様,ニナ・ハーゲンで反応ですか。クィーンとかジャパンではなくって。するとスージー&バンシーズとかにも化学反応するのでありましょうか。いや,カラスはそのあたり,皆さん好きなのですが。 / 烏丸 ( 2002-05-03 01:29 ) ふのりさま,過分なおほめの言葉をありがとうございます。「水死者」というタイトルは,T.S.エリオットの『荒地』からの拝借モノです。タイトルだけで,中身はまるで違いますが。あのころ,エリオットだとかグラックだとかリルケだとかミショーだとか……今は読めないなぁ。 / 烏丸 ( 2002-05-03 01:23 ) ムッシュ! この曲にはボーカル的にもサウンド的にもさまざまな箇所,さまざまな意味で「ン」があって,そこが心を引くような気がします。 / 烏丸 ( 2002-05-03 01:23 ) ワダツミの木、といえば大東亜戦争を連想してしまいます・・・歌詞がよく聞き取れないのでご紹介の歌詞サイトへ行って来ますね。ニナの「アフリカン・レゲエ」!!!!なんと!!!;;泣き泣き泣き〜〜〜〜〜〜(私情たっぷり。。。ごめんなさいーー) / しっぽな@未ログイン ( 2002-05-01 23:51 ) その白さは、物を見る機能を果たすものとしての人の眼球の色と通底しているのでしょうか、人が真の意味で何事かを見ることができる存在であるのなら。あるいは、人の目は無知の闇に囲まれたしょせんは義眼と等しいのでしょうか。いや、主観の曇りなく忠実に光を反射するガラスの表面をもつ義眼こそ、人の目として望ましいのでしょうか……などといったことを、延々と思い巡らせてしまうのであります。 / ふのり ( 2002-05-01 08:40 ) 「水死者」ものすごく好きです。生命の発生と消滅の場としての謎に満ちた海、その深い底辺に柔らかい直線を描きながらおりていく意味、といったものが、黒と白の対比で――けれどもいわゆる明瞭な対立概念としての白黒でなく、互いに溶け合うような曖昧な境界線で区切られたものとして――色のイメージに引き写されている。闇としての「見えない」世界を通過していく牡丹雪の白さ、その「想像上の」鮮やかさ(実際に光のない場所で雪の白さを感じることはできないでしょう)。 / ふのり ( 2002-05-01 08:39 ) お〜〜ニナ・ハーゲンと来ましたか流石UK物には御強い・・・でも彼女ドイツでしたっけ??ベースが命の曲でしょう〜裏打ちのドラムも!極上のレゲェ・ダブミュージックですね! / ムッシュ ( 2002-04-30 10:42 ) これはムッシュ! 「ワダツミの木」は、元ちとせの歌唱ばかりに話題が集まりますが、カラス想うにあれはベースコード命の曲ではないかと。曲のオモムキはまるで違いますが、ニナ・ハーゲンの「アフリカン・レゲエ」を想い出したりするのであります。 / 烏丸 ( 2002-04-29 17:58 ) J-Popの歌詞検索なら無料歌詞検索サイト・歌ネットがお奨めです。最近会員制(無料)になったようですが、「ワダツミの木」は今週の検索ランキングTOP3で、入会しないでもトップのリンククリックで表示されるようです。 / 烏丸 ( 2002-04-29 17:58 ) 上田の現ちゃんもレピッシュ脱退しちゃったし!これで一躍メジャーどころでしょう〜!あの曲はリリックも良いしトラックも良いし!売れて当然でしょう〜日本の歌謡曲も捨てた物じゃないですね!一番喜んでるのはスガシカオだったりしますね?? / ムッシュ ( 2002-04-29 08:18 ) まだテレビでちょこっととか有線でかかっているのしか聞いていないのでとても興味がありました。歌詞の方を読んでみたいですね♪ 夜伽というか妻訪いがこそりと隠されているような歌は少なからず日本古来からあったものなので、なじみがあると思うのです。 / やまのたかね ( 2002-04-29 05:49 ) |
2002-04-22 シリーズ 怖い本 その七 闇に葬る…… | |
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『サイボーグ009』のほうは、不思議なことに、とくに問題となっていないようですね。昨今のアメリカの子供向け番組がそうであるように、複数の人種、民族を均等に割り振っているからOKなのでしょうか(008に限らず、アメリカ原住民や中国人について、偏見に満ちた作品だと思われるのですけどね。これで009が出っ歯でメガネをかけ、カメラをぶらさげていたら完璧だったのですが)。 / 烏丸 ( 2002-04-29 17:57 ) やまのたかねさま、いらっしゃいませ。聞いた話では、『ジャングル黒べえ』も、まさしくこの「黒人差別をなくす会」によって闇に葬られたようですよ。小学館版、中央公論社版、ともに回収、絶版で現在にいたっています。 / 烏丸 ( 2002-04-29 17:57 ) 「ジャングル黒べぇ」はどうなったんでしょう? とても子供の頃好きだったんです…。「サイボーグ009」の008は? 「ちびくろサンボ」だってトラがバターになってホットケーキを食べる、という場面ばかりしか思い出せずにサンボが黒人であることに何ら差別も違和感も感じなかったのですが。 / やまのたかね ( 2002-04-29 05:46 ) やややさま,いらっしゃいませ。実はまったくご指摘の通りで,『オバケのQ太郎』は,一部の作品がこの「黒人差別をなくす会」から抗議を受けて回収になり,その後,ほかの巻も再版がかけられないまま絶版となっています。 / 烏丸 ( 2002-04-23 02:30 ) そうなんですか!じゃあオバQもこの団体のせいで廃刊になったの...(涙)今読みたくても全然なくて寂しいんです〜 / ややや@はじめまして!! ( 2002-04-22 12:18 ) |
2002-04-19 シリーズ 怖い本 その七 『ハニー・ハニーのすてきな冒険』 水野英子 / 双葉文庫名作シリーズ | |
【ごきげん! クレオパトラに なったような きぶんよ】 |
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最近の技法からみればいろいろありますが,全体としてみればびっくりするような線の太さだと思います。アシスタントシステムとかがまだ出来上がってなかったはずの時代に,『白いトロイカ』が週刊誌で連載されていたとは,ちょっと信じられません。同時代のわたなべまさこといい,「オードリー・ヘップバーンの時代」ということを思ったりもします。 / 烏丸 ( 2002-04-21 03:55 ) 私が小学生時代に読んだ某少女マンガに設定の一部が酷似しているんですが、「白いトロイカ」がその原型だったんだと目からウロコでした。 / けろりん ( 2002-04-20 20:06 ) 最近になって次々文庫化されているので、「白いトロイカ」を初読みしました。確かに30年以上前に描かれたとは思えないテンポと展開で、一気に読んでしまいました。 / けろりん ( 2002-04-20 20:03 ) |
2002-04-08 シリーズ 怖い本 その六 『ティッシュ。』 坂辺周一 / リイド社 SPコミックス | |
【お兄ちゃんの お嫁さんに なりたいんだろう?】 |
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「職場」という言葉に実に似合わないコミックですが,どなたが持ち込まれたのでしょうね。最終回は大陸に渡って中国3千年の歴史を誇る拳法を身につけたちあさが黒装束で復讐の……もちろんこれはウソです。が,第二巻の終わり方も正直「ウソでしょう」な感じではありました。6巻分のエピソードは用意していた,という作者にしてみれば,無理やり終わらせたということなのでしょう。 / 烏丸 ( 2002-04-11 02:16 ) はじめまして!この本は、なぜか職場にあって一巻だけ読んだのですが、あの主人公がどう転落していくのかが気になってました〜(^^; 最後はハッピーエンドなのですか? / さえちゃん ( 2002-04-08 11:24 ) |
2002-03-30 シリーズ 怖い本 その五 『影を踏まれた女』 岡本綺堂 / 光文社文庫 | |
【あたし,もうみんなと遊ばないのよ】 |
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自転車さま,はじめまして。旺文社文庫の終盤は,内田百間など,この時代のシブめの作家の作品もたくさん収録していましたね。学研といい福武といい,教育系出版社の文庫はどうもクセがあるというか,経営的には厳しそうです。 / 烏丸 ( 2002-03-31 02:10 ) 「影を踏まれた女」は旺文社文庫版を持ってまーす。好きな本でーす。はじめまして、よろしく / 自転車 ( 2002-03-30 08:34 ) |
2002-03-22 シリーズ 怖い本 その四 『屈折愛 あなたの隣りのストーカー』 春日武彦 / 文春文庫 | |
【狂気の沙汰と,狂気であることとは同じではない】 |
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なお,ストーカーについては,岩下久美子『人はなぜストーカーになるのか』,福島章『ストーカーの心理学』,荒木創造『ストーカーの心理』についての私評もそれぞれご参照ください。 / 烏丸 ( 2002-03-22 02:27 ) (本来の目的はそういうことではないのでしょうが)「自分はそんなことを書かなかった」と言い張るネットストーカーに対して有効なサイトが一部で話題になっています。世界中のさまざまなサイトを回り,日付別に保存しているというもの。諸般の事情からすでに削除された日本国内のサイトもあれこれ残されており,心強い反面,ひやりともさせられます。ひまじんネットの書き込みもあれこれ保存されており,今後は日記やつっこみを削除すればなかったことに,というわけにはいかなくなるかもしれません。 / あえてURLは書きません ( 2002-03-22 02:24 ) |
2002-03-16 シリーズ 怖い本 その三 『殺人者はそこにいる 逃げ切れない狂気,非情の13事件』 「新潮45」編集部編 / 新潮文庫 | |
【腹を一回,左胸を二回,頭を一回ナイフで刺し,最後に喉を切り,念のためにビニール紐で首を二回絞めて】 |
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2002-03-12 シリーズ 怖い本 その二 『海洋危険生物 沖縄の浜辺から』 小林照幸 / 文春新書 | |
【刺されて助かったという話はまったく聞かない】 |
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本書で取り上げられたハブクラゲは,そのbox jelliesと同類か,非常に近い種のようです。box jellies用の薬品がハブクラゲに効くかどうか,作者が自分の手で試してみるという一節もあります。また,危険生物をあれこれ食す,という項もあります。どうやら,一番獰猛なのはやはり人間のようです。その中でもとくに獰猛なのは……おっととと。 / 烏丸 ( 2002-04-11 02:23 ) どうもです。こちらではこれに刺されたら「サヨウナラ〜」と言われています(ガイド本では「数十秒以内に酢をかけろ」となっていますが、実際には海中でビリビリに痺れたまま浜辺までたどり着けずに逝ってしまうとか)。先日は正体不明のサンゴで手首を切って一瞬意識不明になりました。海にはコワイ奴がたくさんいてます。 / M ( 2002-04-05 22:49 ) 今朝の朝日新聞書評欄に本書が。担当はあの斎藤美奈子さん。普段,そう新刊読破にこだわっていないカラスには,少し嬉しい「先どり」でありました。 / 烏丸 ( 2002-03-18 00:37 ) |
2002-03-10 シリーズ 怖い本 その一 『キラーウイルス感染症 逆襲する病原体とどう共存するか』 山内一也 / 双葉社 ふたばらいふ新書 | |
【ローラが亡くなった八日後,シャーロットが発病した。発病後一一日目にシャーロットは死亡した】 |
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2002-03-04 『エッセイ&コミック サカタ荘221号室』 坂田靖子 / PHP研究所 | |
【キンカンナマナマ】 |
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これは中納言の姫さま,いらっしゃいませ。坂田靖子は単行本を出す出版社があちこちちらばっていて,あとから手にいれるのが大変なのですが,最近は文庫化が進んでわかりやすいですね。トールキンはここしばらく家人がナイトキャップ代わりに読んでいるようです。あまり進んでいるようには見えませんが……。 / 烏丸 ( 2002-03-10 02:22 ) 坂田靖子 さんのコミックは大好きです!でも今はトールキンの「仔犬のローヴァーの冒険」って本にはまってます。 / わらわ ( 2002-03-09 16:49 ) カラス的イチオシは『石の血脈』ですが……追悼で読み返すには、ちと分厚いような。 / 烏丸 ( 2002-03-06 23:37 ) 半村良氏が亡くなられたとか。今宵は追悼で岬一郎を読まねば。 / ぽた ( 2002-03-05 12:12 ) しっぽなさま,日本の少女マンガは,大島弓子あたりから「コマ」が融解して隣のコマと混ざり合ったり,コマとコマの間にキャラが描かれたり,そういう切り貼りはできないものと思っていました。坂田靖子の作品なら……できるかもしれませんね。逆に,吉沢京子の作品は難しそうです。全ページ,ページの断ち切り線まで絵がはみ出してるんですから。 / 烏丸 ( 2002-03-05 02:44 ) クマさま,とりあえず,少し読んでから嫌いになるのはいかがでしょうか。 / 烏丸 ( 2002-03-05 02:43 ) 「闇夜の本」は娘達にも読ませたい宝物です〜〜〜なるほど、文庫は未読ですがハードカバー版で持っています>バジル氏 坂田氏は三葉虫が大変お好きなようですね。。。あちこちに三葉虫のエピソードのあるお話が。「チュ〜君とハイちゃん」、何気ない普段の生活を描いたものですがそういうのもいいですよね。フランスのコミックはコマ単位で描かれ、縮小したりレイアウトしたりでページを作るのですって。あっちはオールカラーだ・・・日本の漫画世界とは違うモノのように思います。 / しっぽな ( 2002-03-04 13:00 ) PHPは、読まず嫌いしているクマです σ(^◇^;) / クマ ( 2002-03-04 04:13 ) |