今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2002-03-22 シリーズ 怖い本 その四 『屈折愛 あなたの隣りのストーカー』 春日武彦 / 文春文庫 |
2002-03-22 シリーズ 怖い本 その四 『屈折愛 あなたの隣りのストーカー』 春日武彦 / 文春文庫 | |
【狂気の沙汰と,狂気であることとは同じではない】 |
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なお,ストーカーについては,岩下久美子『人はなぜストーカーになるのか』,福島章『ストーカーの心理学』,荒木創造『ストーカーの心理』についての私評もそれぞれご参照ください。 / 烏丸 ( 2002-03-22 02:27 ) (本来の目的はそういうことではないのでしょうが)「自分はそんなことを書かなかった」と言い張るネットストーカーに対して有効なサイトが一部で話題になっています。世界中のさまざまなサイトを回り,日付別に保存しているというもの。諸般の事情からすでに削除された日本国内のサイトもあれこれ残されており,心強い反面,ひやりともさせられます。ひまじんネットの書き込みもあれこれ保存されており,今後は日記やつっこみを削除すればなかったことに,というわけにはいかなくなるかもしれません。 / あえてURLは書きません ( 2002-03-22 02:24 ) |
2002-03-16 シリーズ 怖い本 その三 『殺人者はそこにいる 逃げ切れない狂気,非情の13事件』 「新潮45」編集部編 / 新潮文庫 | |
【腹を一回,左胸を二回,頭を一回ナイフで刺し,最後に喉を切り,念のためにビニール紐で首を二回絞めて】 |
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2002-03-12 シリーズ 怖い本 その二 『海洋危険生物 沖縄の浜辺から』 小林照幸 / 文春新書 | |
【刺されて助かったという話はまったく聞かない】 |
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本書で取り上げられたハブクラゲは,そのbox jelliesと同類か,非常に近い種のようです。box jellies用の薬品がハブクラゲに効くかどうか,作者が自分の手で試してみるという一節もあります。また,危険生物をあれこれ食す,という項もあります。どうやら,一番獰猛なのはやはり人間のようです。その中でもとくに獰猛なのは……おっととと。 / 烏丸 ( 2002-04-11 02:23 ) どうもです。こちらではこれに刺されたら「サヨウナラ〜」と言われています(ガイド本では「数十秒以内に酢をかけろ」となっていますが、実際には海中でビリビリに痺れたまま浜辺までたどり着けずに逝ってしまうとか)。先日は正体不明のサンゴで手首を切って一瞬意識不明になりました。海にはコワイ奴がたくさんいてます。 / M ( 2002-04-05 22:49 ) 今朝の朝日新聞書評欄に本書が。担当はあの斎藤美奈子さん。普段,そう新刊読破にこだわっていないカラスには,少し嬉しい「先どり」でありました。 / 烏丸 ( 2002-03-18 00:37 ) |
2002-03-10 シリーズ 怖い本 その一 『キラーウイルス感染症 逆襲する病原体とどう共存するか』 山内一也 / 双葉社 ふたばらいふ新書 | |
【ローラが亡くなった八日後,シャーロットが発病した。発病後一一日目にシャーロットは死亡した】 |
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2002-03-04 『エッセイ&コミック サカタ荘221号室』 坂田靖子 / PHP研究所 | |
【キンカンナマナマ】 |
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これは中納言の姫さま,いらっしゃいませ。坂田靖子は単行本を出す出版社があちこちちらばっていて,あとから手にいれるのが大変なのですが,最近は文庫化が進んでわかりやすいですね。トールキンはここしばらく家人がナイトキャップ代わりに読んでいるようです。あまり進んでいるようには見えませんが……。 / 烏丸 ( 2002-03-10 02:22 ) 坂田靖子 さんのコミックは大好きです!でも今はトールキンの「仔犬のローヴァーの冒険」って本にはまってます。 / わらわ ( 2002-03-09 16:49 ) カラス的イチオシは『石の血脈』ですが……追悼で読み返すには、ちと分厚いような。 / 烏丸 ( 2002-03-06 23:37 ) 半村良氏が亡くなられたとか。今宵は追悼で岬一郎を読まねば。 / ぽた ( 2002-03-05 12:12 ) しっぽなさま,日本の少女マンガは,大島弓子あたりから「コマ」が融解して隣のコマと混ざり合ったり,コマとコマの間にキャラが描かれたり,そういう切り貼りはできないものと思っていました。坂田靖子の作品なら……できるかもしれませんね。逆に,吉沢京子の作品は難しそうです。全ページ,ページの断ち切り線まで絵がはみ出してるんですから。 / 烏丸 ( 2002-03-05 02:44 ) クマさま,とりあえず,少し読んでから嫌いになるのはいかがでしょうか。 / 烏丸 ( 2002-03-05 02:43 ) 「闇夜の本」は娘達にも読ませたい宝物です〜〜〜なるほど、文庫は未読ですがハードカバー版で持っています>バジル氏 坂田氏は三葉虫が大変お好きなようですね。。。あちこちに三葉虫のエピソードのあるお話が。「チュ〜君とハイちゃん」、何気ない普段の生活を描いたものですがそういうのもいいですよね。フランスのコミックはコマ単位で描かれ、縮小したりレイアウトしたりでページを作るのですって。あっちはオールカラーだ・・・日本の漫画世界とは違うモノのように思います。 / しっぽな ( 2002-03-04 13:00 ) PHPは、読まず嫌いしているクマです σ(^◇^;) / クマ ( 2002-03-04 04:13 ) |
2002-03-02 『楽園夢幻綺譚 ガディスランギ gadis langit』 深谷 陽 / リイド社 SPcomics | |
【気のせいかここに来てから… 一晩ごとに夜の闇が濃くなる気がする】 |
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御意。最近は(あの水着グラビアとえっちマンガで電車の中では開きにくい)ヤングアニマルに短いエッセイを連載したりしているようです。なんだか,一種,枯れた感じとでも言いますか。 / 烏丸 ( 2002-03-12 01:31 ) 確かにハートフルの連呼でしたなあ。丹頂鶴とイタチ親分にのみ、かつてのエンドウの面影があって嬉しかったくらいで。 / ぽた ( 2002-03-11 18:32 ) 『スマリの森』,5日の朝にはゲットいたしました。しかし、いい加減「ハートフル」「ハートフル」の連呼はやめてほしい。「癒し系」同様、あまり連呼されるとむくむくと黒い気持ちが湧きあがってきてしまいます。 / 烏丸 ( 2002-03-06 23:40 ) なに!遠藤の新刊が!それは見逃せませんな。 / ぽた ( 2002-03-05 12:13 ) おや,そうですか。もう品切れ。では,入手の際にお邪魔にならない程度にさらさらとひとつ紹介をば……。 / 烏丸 ( 2002-03-04 03:15 ) 『サカタ荘221号室』は、amazonでゲットしようとしたら品切れ中でした。近所の本屋にもないしー。5日には遠藤淑子さんの新刊が出ますね。 / けろりん ( 2002-03-04 00:18 ) だうもー,けろりん様,お久しゅう。最近,なにかヒットはございますか。高野文子『黄色い本』はもうご覧になりましたよね。あ,あと,『サカタ荘221号室』とか。 / 烏丸 ( 2002-03-03 01:16 ) ↓という関係か、竹書房の4コマ雑誌にもたまにショートコミック描いてますよ。 / けろりん ( 2002-03-02 23:34 ) お久しぶりです。最近、深谷陽が深谷かほるの実弟だと知りました。(遅すぎ?)兄弟でマンガ家って多いですね。 / けろりん ( 2002-03-02 23:32 ) いらっしゃいませ、クマさま。クマさまご推奨の本もご紹介いただければ幸いです。……はっきり言って、本やマンガについて、外からの刺激に飢えているんですよ。 / 烏丸 ( 2002-03-02 16:38 ) はじめまして、なんか面白そうな本達がいっぱいじゃー! ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ! / クマ ( 2002-03-02 12:29 ) |
2002-02-25 『かめくん』 北野勇作 / 徳間デュアル文庫 | |
【エスプレッソを飲んでから,ミワコさんはかめくんの甲羅にいろんな色の電極やプローブやスキャナを取り付ける。】 |
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異星で働くレプリカメ,擬似イベント戦争,サイバーパンクな世界観など,本書は意外なほど正当派のSFとしての骨子をもっています。SFはここまできた,というべきなのか,ここまでしかこられていない,というべきなのか,難しいところです。 / 烏丸 ( 2002-02-25 00:12 ) |
2002-02-21 『だめんず・うぉ〜か〜』 倉田真由美 / 扶桑社 | |
【いい男にもてあそばれるほうが ブサイクと真剣につき合うより100倍ましでしょーが】 |
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本書は発表の場の温度と企画がうまくミックスした,そんな感じがします。ただ,そもそもダメ男といえば,演歌,歌謡曲,邦画のメインストリームだったような。 / 烏丸 ( 2002-02-22 01:07 ) これ読んで、学んどけ(涙)。か・・・。 / あやや ( 2002-02-21 10:22 ) |
2002-02-16 『プロ野球殿堂 ダメ監督列伝 怒涛編』 テリー伊藤 / メディアワークス | |
【子供が学校でいじめられるから,やめて】 |
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2002-02-12 『牌がささやく 麻雀小説傑作選』 結城信孝編 / 徳間文庫 | |
【失牌は成功のもと】 |
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漱石が麻雀らしき遊戯を「博奕の道具は頗る雅なものであった」と記したのは,明治42年の東京朝日新聞紙上の紀行文『満韓ところゞ』において。同年は,日本に麻雀牌が持ち込まれた年でもあるそうです。 / 烏丸 ( 2002-02-16 10:40 ) いやいや,だらしがなかっただけです。学費を親に依存した以上,間違っても「無頼」を口にしてはなりますまい。もっとも当節は三十路を越えても生活や仕事の面で親に依存したままの者も少なくなく,そんなのに限って口だけ達者だったり。 / 烏丸 ( 2002-02-16 10:32 ) カラス様は無頼な青春時代を送られたのですね。漱石の麻雀モノとはもしや「吾輩は猫である」とか? / 「アクロイド」しかわからない人 ( 2002-02-16 07:24 ) |