今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
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2002-01-29 スザンヌ・ヴェガについての断章 |
2002-01-29 スザンヌ・ヴェガについての断章 | |
昨秋に発売されたSuzanne Vegaの6作めのスタジオ録音アルバム‘SONGS IN RED AND GRAY’は,初期のSuzanne Vegaを思い起こさせるアコースティックな音がとても好もしい。 |
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カラスがSuzanne Vegaに感じるのは,どちらかというと向こうから届くものより,かまってあげなくっちゃ,な感じとでもいいましょうか。向こうからやってきて部屋を模様替えまでしてしまうのがPatti Smithだったりするわけですが。 / 烏丸 ( 2002-02-09 01:15 ) 僕はスザンヌ・ヴェガの「LUKA」は特に大好きな曲でしたね。世界の○窓からのBGMで流されていて、局に「歌詞の意味がわかっているのか」と抗議電話を入れたほどです。スティングも大好きですねえ。最後の2行に関してですが、僕の心を満たしてはくれませんが、思いっきり届きます。 / ガス欠コイン ( 2002-02-08 01:49 ) フィー子さま,本文では触れませんでしたが,このジャケットはお気に入りです。このようなソフトフォーカスで,このように見る目がとても好もしく思えます。 / 烏丸 ( 2002-02-03 03:05 ) Hideyさま,ちょっと褒めすぎ。(いちおう多少意図的ではありますが)我ながら気取って嫌味な文章だと思います。そういう文体でないとこの内容は書けないなぁ,と考えた結果ではありますが,New Orderについても書きたいことを書いたことだし,とっとと次の文体に移りたいと思います。 / 烏丸 ( 2002-02-03 03:05 ) おっしゃっていることよくわかるなあと思いながら読みました。 / フィー子 ( 2002-02-02 16:24 ) 見事な文章、堪能させていただきました。個人的にスザンヌ・ヴェガもスティングも大好きです。スティングは独特の歌のうまさを持っていると思います。天才的な音感が歌の表情にも表れて、特にコンサートでの歌唱はちょっと唸ってしまうほどでした。 / Hidey ( 2002-02-02 14:01 ) そういえば,どこかのコーヒーのCMでTOM'S DINERが使われていましたね。TOM'S DINERといえば,トリビュートというかラップというか,すごいアルバムもあったような記憶が。LUKAかな。 / 烏丸 ( 2002-01-31 02:36 ) さる「インスタントコーヒー」を飲みたくなる衝動ですか・・・ / しっぽな@るるる〜〜ー♪ ( 2002-01-29 18:24 ) |
2002-01-27 『目をみはる 伊藤若冲の『動植綵絵』』 狩野博幸 / 小学館アートセレクション | |
【居士は少きより専ら新奇に務め,套習に渉ることを欲せず】 |
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しっぽなさま,そういえばカラスは,楽譜がベートーベンの顔に見える,とか,そういった一種のピクセル遊びが好きな性質のようです。 / 烏丸 ( 2002-01-31 02:31 ) Jyakucyuの魅力が解るのは外人さんの方が多いかも〜ー〜、ですね。。。クロスステッチ刺繍をしていて思ったのですが、あれって超ピクセル画像なんです・・・ / しっぽな@手仕事にっぽん ( 2002-01-29 18:20 ) しっぽなさま,海外のサイトで数10ドルの売り物があったのですが,その程度の金額では,おそらくポスター程度のものなのだと思われます。それにしても,日本語で検索するよりJakuchuで検索したほうがヒットするとは,さすが……。 / 烏丸 ( 2002-01-28 02:22 ) 正月、飲んだくれた後姉妹でNHKのこれらの番組を鑑賞するのが恒例となっています。。。あの屏風、確かに入手したい!と、そういう願望を抱く人は多いと想えます〜〜ー〜こうなりゃ、若冲グッヅ作ってネット販売に参入しよか〜〜〜なんって。 / しっぽな@お祝いありがとう♪ ( 2002-01-27 13:42 ) 「鳥獣花木図屏風」のリンク先の画像は小さいし,色もぜんぜんよろしくありません。アメリカのサイトなども探していますが,なかなかよい画像ファイルがないようです。 / 烏丸 ( 2002-01-27 02:31 ) |
2002-01-24 ここで会ったが百円め,百も承知の 『カラスの事件ファイル 紫陽花寺殺人事件』 吉岡道夫 / ダイソー・ミステリー・シリーズ2 | |
【ともかくカラスの正体をつきとめることですよね】 |
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あややさま,100円ショップのもう1つのヒットは,トランプやコップを使った(比較的簡単な)手品を載せた本でした。もっとも,息子の机のどこかにまぎれこんでしまって,買ってきた翌日以来,読むことができないのですが。 / 烏丸 ( 2002-01-25 01:11 ) んまい!ですな。さすがでございます。 料理レシピの閉じ合わせみたいな本が売ってるなァとは思っていましたが、ミステリまで打っているとは思いませんでした。ちょっと覗いてみやんす。 / あやや ( 2002-01-24 10:09 ) 佐藤マコト『サトラレ』の第2巻,発売中。いや,まったくSF(スペキュレイティブ・フィクション)の醍醐味。ピュアさでは第1巻のほうでしょうが,それでもやっぱり,泣けます。それにしても,この,複数の主人公が同時進行する設定,作者はキツいだろうなぁ。カバーの「毎回,最終回のつもり」「せっぱつまって2巻目」という言葉が思い。 / 烏丸 ( 2002-01-24 01:53 ) 大昔,もう二十年以上前に(その後はよく知らない)旺文社の『中一時代』についていたミステリやSFの付録冊子を思い出してしまいました。従兄,従姉らの付録ももらって,ハインラインやアシモフ,ウールリッチに初めて触れたのはそのラインナップでした。 / 烏丸 ( 2002-01-24 01:53 ) |
2002-01-20 十代の夢のフローチャート 『キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方I』 村山由佳 / 集英社文庫 | |
【俺がどれだけ悩んだかわかってるのか!】 |
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デビュー作『天使の卵』読了。さすがに,これは……うんざりというか,げんなりというか。しばらく休憩を擁する味覚でありました。 / 烏丸 ( 2002-01-26 01:40 ) 「最近は」というと,『天使の卵』とかこの作品とかはティーン向けじゃないんでしょうか。うーむむむ。 / 烏丸 ( 2002-01-24 01:58 ) 村上さん、なんか最近はティーンズ向け作品が多いみたいで、まじコミックの原作用みたいな連作もしてますよ。そういう手のところに、いくつか。文庫じゃないんですが。僕もこの人の本、大抵買ってしまうんだけど、あとで公開しちゃう。買うようなものだったのか?って。単に中毒化しちゃってるだけなんでしょか。 / mishika ( 2002-01-22 07:13 ) こたつにいさん,カラスのマンガ風の夢といえば,それはもう「目から光線」,これにつきます。あとは広島生まれの病弱な少女とテレパシー。 / 烏丸 ( 2002-01-22 02:24 ) 今日も先ほど帰り道のブックオフでこの作者の文庫を何冊か仕入れてまいりました。新刊書店でないあたり,ちょっと腰が引けてます……。 / 烏丸 ( 2002-01-22 02:23 ) 漫画ならではの男の夢といえば、「毒蛇に噛まれた美少女の脚の傷口から毒を吸い出す」というのがありますなあ。何十年も生きてきましたが、私の周りでは蛇に噛まれて往生したという人は誰も現れていませんが。 / こたつにいさん ( 2002-01-21 01:36 ) 「ある世代」とは少・中・高位の年代だと思うのですが、なぜかYOUNG誌に漫画化されて掲載していました・・・絶句してしまいましたよ〜〜〜!!烏丸様の書評に意外な一冊です、と思いました。 / 楽しいからOKです!! ( 2002-01-21 00:54 ) |
2002-01-13 [歳時記] お年玉付き郵便はがき・切手 当選番号 | |
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ふのりさま,最上級のお褒めの言葉をいただき,ありがとうございます。それにしても『ヒカルの碁』は,あのようにこき下ろしてはみたものの,その絵美麗にしてかつページをめくる手が止まらないほどに面白く,繰り返して読めるのもまた確かです。この魅力と欠落,いったい何なのでありましょうか。 / 烏丸 ( 2002-01-22 02:23 ) フィー子さま,常にナイフのようにとんがった存在でありたいと願いつつ,ときどきは刺したり刺されたりが面倒になって,同じさしつさされつなら熱燗をきゅーのほうがよろしいかなぁ,など少々首尾一貫しないカラスなのであります。 / 烏丸 ( 2002-01-22 02:22 ) 僭越ながら……。クソミソ等と謙遜されることはありません。たとえば『ヒカルの碁』。拝読して、仰け反りました。何という深い読み、何という抽象化。このような評と供に作品を紹介してもらえる作者は幸いというべきでしょう。新年早々堪能させていただきました。今年も御健筆を振るわれんことを。 / ふのり ( 2002-01-21 06:13 ) ぬるいってそんな・・・(^_^;) / フィー子 ( 2002-01-20 23:50 ) 仙川さま,そういう人に限って,1等2等が当たっていたり。 / 烏丸 ( 2002-01-14 01:49 ) Hideyさま,そうでしょうか。以前はいざしらず,現在の1等のラインナップは,かなり各家庭への普及率高い商品が多いと思うのですが。電動自転車,田舎の親には奨めていますよ。ただ,カラスの住んでいる町は見渡す限りほとんど起伏がなく,がーっと少しこぐとしばらく慣性で走り続けるようなところなので,自分自身ではニーズがありませんが。 / 烏丸 ( 2002-01-14 01:49 ) 新聞をとっていないので〜♪ 助かります〜♪ TVもみないので〜♪ 忘れるところでした〜☆ (ネットがあったと〜今気付きました〜☆) / 仙川亭おき楽 ( 2002-01-14 00:55 ) 今年もよろしくお願いします。僕は広告代理店で電動自転車の販促を7年やってたのですが、このところ毎年のように年賀はがきの賞品になっているようです。この手の賞品の選択基準は、間違いなく、「自分ではあえて買わないけど、もらえれば嬉しいもの」というもので、そう考えると毎年賞品に選ばれるというのは立場上物悲しいものがあります。乗ってみると大人があんなに感動してしまうモノって今どきないくらいですので、まだでしたら是非一度お試しを。 / Hidey ( 2002-01-14 00:09 ) こんなヌルい駄文,アップしたくなかったけど,なんとなくクソミソな辛口が続いて,我ながらげんなりしていたため。まぁ,そんなことが気になるってことはすでに本調子じゃないってことですね。 / 烏丸 ( 2002-01-13 23:56 ) |
2001-12-30 コギレイなパラサイトたちの物語 『ヒカルの碁』 原作 ほったゆみ,漫画 小畑 健,監修 梅沢由香里四段(日本棋院) / 集英社(ジャンプ・コミックス)現在15巻 | |
【オレなんかが打つより 佐為に打たせた方がよかった! 全部! 全部! 全部!!】 |
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諸星大二郎『無面目・太公望伝』,諸星作品の中で久しく絶版で手に入らなかった作品集。今回の文庫化でようやく手に入り,嬉しい。神仙を描いた中篇2作,とくに「無面目」が実によい読み応えでした。谷口ジロー『父の暦』『犬を飼う』,相変わらずのリアルで詳細な描き込みで圧倒されますが,一篇一篇が長いと少々食傷気味。似たタイプの作品では以前文庫化された『歩くひと』『欅の木』のほうがお勧めです。 / 烏丸 ( 2002-01-08 02:54 ) マンガの短評いくつか。山岸凉子久々のバレエマンガ『舞姫テレプシコーラ』第2巻ゲット。相変わらず,含みが多く,主人公が誰か(どちらか)も未だ不明。しかしこの作者はソラ恐ろしい話を軽々と描くなぁ。あさりよしとお『細腕三畳紀』,三葉虫を主人公(ではないか)にしたオムニバス……とでもいうか。ギャグのような。いや,違うか。なんというか。『なつのロケット』に泣いた人にはお勧めしづらい,かもなぁ。いや,奇妙な味の味な作家ではあります。 / 烏丸 ( 2002-01-08 02:54 ) むーうう,年明けから妙に忙しい。これではひまじんとして,恥ずかしいよう。 / 烏丸 ( 2002-01-08 02:39 ) TAKEさま,本年もどうぞよろしくお願いいたします。それにしても,年末はなんとも辛口,というか救いのない私評が続き,我ながら「や〜な感じぃ」なカラスでした。今年は「これこれ,これは読むっきゃない!」と声を大にしたい本とたくさん出会いたいものです。 / 烏丸 ( 2002-01-05 01:15 ) 絵は結構好きなのに、もうひとつ気持ちに引っかからないマンガに思えた理由がようやく分かった気がしました。少年ジャンプ誌自体も大部軽くなってしまった気がします。 / TAKE@今年もよろしくお願いします ( 2002-01-05 00:24 ) それでは,みなさま,よいお年を!! / 烏丸 ( 2002-01-01 15:01 ) |
2001-12-24 本の中の迷画たち 『殉教カテリナ車輪』 飛鳥部 勝則 / 創元推理文庫 | |
【店長はああ見えて画家志望だったんですよ】 ← 作者の「画家」に対する思い入れがよくわかる |
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めりーくりすます,フィー子さま。イヴくらい,もう少しオシャレで夢のある本を取り上げればよいものを,気のきかないカラス,毎度のごとくでございます。とほ。 / 烏丸 ( 2001-12-24 18:59 ) なるほど、その落差を味わうためですか(笑)。それにしても烏丸さんのタマラナイたとえが凄いですね。もうこの文章読んでるだけで胸がいっぱいでご馳走様でしたーという感じです。 / フィー子 ( 2001-12-24 16:22 ) |
2001-12-19 [非書評] 文庫とはいえ表紙は顔,顔は命 | |
そんなにこき下ろすのならいったいどうして安達千夏『あなたがほしい je te veux』を取り上げたのか,いや,そもそもそんなに悪しざまに言うならなぜ「すばる文学賞」作品を手に取ったりしたのか,ということだが,これにはそれなりに理由がある。 |
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フィー子さま,触った手応えやインクの匂いで選ぶ本,というのは,なんというのでしょう,最高の贅沢のような気がします。そういう本も十年もすれば埃をかぶってしまうわけですが,その中からまた思い入れが積み重なっていく本もあります。 / 烏丸 ( 2001-12-24 20:33 ) ほんとにそっくりですね。きっと編集者は知らなかったのではないですかね。表紙や触った感触で惹かれてしまう本ってあります。やっぱり大切ですよね、表紙って。 / フィー子 ( 2001-12-24 16:19 ) Hideyさま,どうもー。ここしばらく,「酷評」が続いて,作者の方々には心苦しく思っています。別に,ひどい本にばかり当たっているわけではないのですが,いい本,いい作家はすでに何度か取り上げていて,何か新しい切り口でもないと取り上げられませんので,どうしても,罵倒三昧になってしまうんですね。困った。 / 烏丸 ( 2001-12-24 13:11 ) Fruit of Sand☆さま,いらっしゃいませ。ちなみに,この本は「ジャケット買い」したわけではありません。澁澤や巖谷や種村など,著者買いのほうでございます。 / 烏丸 ( 2001-12-24 13:11 ) つっこみをする機会がありませんでしたが、毎回とても楽しみに読ませていただいています。今も忙しいですが、日本での仕事も結構忙しかったため、「はずれ」の多い現代の作家の本はついぞ読まず、同じ作家の本ばかり読むようになってしまいました。烏丸さんの書評は大変参考になります。今後も活用させていただいて、よい本を読む機会を作りたいと思います。 / Hidey ( 2001-12-22 22:52 ) なんと美しい装丁でしょう。このページ。わたくしもいわゆる「ジャケット買い」はよく致します。 / Fruit of Sand☆ ( 2001-12-22 10:29 ) ところで,レオノール・フィニ(Leonor Fini)ってどうしちゃったのだろう。いや,どうしちゃったって言い方はおかしいが,なぜこんなにメディアから消えてしまったのだろう。Webで検索しても,なかなかよい画像ファイルが得られないし。 / 烏丸 ( 2001-12-20 01:15 ) ところで,このポール・デルヴォーという画家だが,1897年生まれ,1994年没。つまり,キリコやマグリッドと同じ時代にシュルレアリストとして活躍しながら,100歳近くまで生きたわけで……彼の作品が著作権フリーになるのは,まだこの後40数年も未来なのである。いやはや。 / 烏丸 ( 2001-12-20 01:14 ) |
2001-12-17 粘土造りの少女マンガ 『あなたがほしい je te veux』 安達千夏 / 集英社文庫 | |
【端的に言えば,彼女をこの腕に抱きたいということだった】 |
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2001-12-16 ぐりぐりと《精神世界》に抜いたり差したり 『コンセント』 田口ランディ / 幻冬舎文庫 | |
【もうすでに腐りかけています。人間の形をしていませんよ】 |
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逆に,パオラさまがこの本から読み取った「いままで誰も言語化しなかったこと」はいったい何だったのでしょう。カラスには「ときどき誰かによって言語化されてきたこと」のバリエーションとしてしか読み取れなかったんですよ……(もっとも,じゃあ,誰が言語化したの? とか聞かれると,困ってしまいますが。ユングでもないでしょうし。ブルトンの「通底器」のほうが近いのかなぁ)。 / 烏丸 ( 2002-01-10 02:37 ) パオラさま,いらっしゃいませ。本というものは,それぞれの者が主観的に読めばよいものですから,評価や好き嫌いは人によって異なって当然と思います。この本のように売れた,つまりたくさんの人が反応した本が,(商業的に成功した,しないとは別に)多くの人に何かを伝えたのは,間違いない事実ですし。単にカラスが今ほしいものとは違ってた,だからほしいときなら気にならない程度のことがアラに見えた,といったところでしょうか。 / 烏丸 ( 2002-01-10 02:35 ) はじめまして。私もつい最近読んだのですが、鳥丸さんが気にしてらっしゃる点は私はほとんど気になりませんでした。むしろ、いままで誰も言語化しなかったことを可能にしてくれて、そのことをとてもありがたく思いました。私はとても主観的な読み方しかできないので、こんな感想になってしまうのですか。ランディさんの「癒し」の答え(従来の手ぬるいものではなく)が見つかることを強く願います。 / パオラ(ヒラノ改め) ( 2002-01-08 03:05 ) ふのりさま,読み物としてはたいへんわくわくしながら読めたので,本私評は少し厳しすぎるように自分でも思います。少なくとも,ここしばらく,これだけ先の展開を読めず,展開にびっくりしつつ読めた本はそうそうありませんでしたし。文体的には「どこまでわざとなのだろう?」とも思います。 / 烏丸 ( 2001-12-19 00:47 ) こんにちは。ハハハ、相変わらず手厳しくていらっしゃる。私も読んでみましたが、霊や幻覚といった純粋に主観的な経験については、ここまではっきりと説明されない方が面白いような気がしました。もう少し読者に委ねられる部分があってもよいかなと。とはいえ、謎解きとしてはこれくらい明らかにされないとストレスを感じる読者も多いでしょうから、好みの問題かもしれませんが。 / ふのり ( 2001-12-18 00:00 ) |