今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2001-10-12 時について 二題 |
2001-10-12 時について 二題 | |
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TAKEさま,小椋佳の古い歌に,子どもたちの明日は未来で,自分たちの明日はただの別の日,というような歌詞があったのですが,その当時はよくわかりませんでした。今は,それなりに,いやとてもよくわかるような気がします。 / 烏丸 ( 2001-10-14 03:46 ) アナイスさま,昨夜つっこみに書いて,いったん消してしまったのですが,実はこれをアップしたあとで知人の死を知りました。まだ若い(子どもが小学生)女性で,なんともやり切れません。 / 烏丸 ( 2001-10-14 03:46 ) Hideyさま,ありがとうございます。ここで書かれたようなことはずっと昔からのカラスのテーマではあったのですが,最近,その意味の色が変わってきたような気もします。 / 烏丸 ( 2001-10-14 03:46 ) 最近ひとつコーナーを曲がったせいか、(混沌としてなかなかまとまりがつかないながらも)“時間”について考えることが増えてきています。美しいけれどちょっと哀しい言葉がちょっと響きます。 / TAKE ( 2001-10-14 01:42 ) 藤紫、若紫、本紫、古代紫、京紫、匂い紫、滅紫...。喪、は悲しすぎますよ。 / アナイス ( 2001-10-14 01:15 ) とてもいい詩ですね。淡い哀しみが胸をよぎりました。烏丸さんらしい、と言ってよろしいのでしょうか、そんな気がしました。 / Hidey ( 2001-10-13 23:57 ) フィー子さま,はい,これはオリジナルです。「少々思うところあって」というやつでしょうか……。あちらの独身者…シリーズは,次の素材が,マジメに書けばあまりにも大変(現代芸術について論ずる,というのと似たようなものだし),手を抜けばWeb上のどこかにリンク張ってオシマイ,という,あまりの幅にどうしようかと揺れております。 / 烏丸 ( 2001-10-13 17:13 ) ところでまたまたゆっくりその六、その七を読ませていただきましたが(会社だとじっくり読めないので(-_-;))、すでにつっこみができない・・・(T_T)。とにかくその八をじっくりお待ち申し上げております! / フィー子 ( 2001-10-13 15:40 ) え、これはなんですか?烏丸さんがお書きになったの?二つ、何かがシンクロしてて、とてもすーっとわかるような何かを感じます。 / フィー子 ( 2001-10-13 15:29 ) |
2001-10-08 怪力乱神入り乱れて 『鬼趣談義 中国幽鬼の世界』 澤田瑞穂 / 中公文庫 | |
【書庫いっぱいの霊魂幽鬼妖怪】 |
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日本の怪異譚でも,死者は結婚したり子どもを産んだりしますよ。西洋には,死んだ後までせっせと株の売買にいそしむ幽霊の話まであるようです。 / 烏丸 ( 2001-10-14 03:45 ) 中国の怪異物では、死者も結婚したり子供を産んだりと、生きていますから面白いです。 / まやひこ ( 2001-10-09 18:05 ) |
2001-10-07 中国三千年のとっぴんしゃん 『仙人の壺』 南 伸坊 / 新潮文庫 | |
【巻物は白紙であった】 |
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稲田孝『聊斎志異を読む 妖怪と人の幻想劇』(講談社学術文庫)という本も並行して読んでいたのですが,これはどちらかというと「聊斎志異のこのお話の裏には作者の」といった研究に基づくもので,ちょっと体が求めているものとは違う感じでした。 / 烏丸 ( 2001-10-07 02:50 ) |
2001-10-02 [雑感] さらば長嶋 | |
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定岡は手足が長すぎてピッチャーとしてはあまり好きなタイプではなく(その分,投球後の蹴り足の上げはきれいでしたが),スポーツキャスターとしてもとくにいい印象はなかったのですが,今回は「サダよ,男の涙だねえ」てな気分になりました。ちょっと甘いでしょうか。 / 烏丸 ( 2001-10-14 03:45 ) ゴーストライターの手も加わっているでしょうが、定岡正二が元原稿を書いたには違いないと思われる現役時代の自伝には、プロはほとんど考えず大学進学を考えていたのを長島氏(監督1年目)の言葉に動かされG入団を決めた、とあります。良くも悪くも自分の人生を変えた人でありましょう>定岡にとっては / あめんほてっぷ ( 2001-10-11 20:53 ) ヤクルト,ようやく優勝。おめでとう。若松監督の「ファンのみなさん……おめでとうございます」という挨拶がなんとも可笑しい。スポルトで酔って爆睡してしまった藤井選手がまた。 / 烏丸 ( 2001-10-07 02:43 ) ローズ残念,55本どまり。でもよく打ってくれました。また来年。……しかし,振り返ってみると,松坂,よく55号を打たせたな。 / 烏丸 ( 2001-10-05 21:10 ) しかし,ヤクルトもあと1勝となって,勝てません。古田の膝は心配だし,残る5試合の相手がシビアにAクラス争いしてる横浜と広島とは。今夜は……ヤクルトは試合がなくて,おお,近鉄がオリックスと。仰木監督は前回ローズと勝負していたから,これは期待だ。 / 烏丸 ( 2001-10-05 14:39 ) (今後は,どう表記しよう。西武,近鉄,ダイエー,中日,阪神……に対して東京でも巨人軍でもヘンだし。全部カタカナの部分にするか。でもそれだと長くなるし)ジャイアンツの選手では,小林,浅野が好きでした。浅野って最後の数年に150kmの直球投げるようになった,妙な選手でした。 / 烏丸 ( 2001-10-03 16:06 ) Hideyさま,カラスはアンチ巨人ですが,昨夜某所で「アンチ巨人な人は悪意をこめてジャイアンツのことを『讀賣』と表記する」という指摘を見て途方に暮れてしまいました。大昔のドラフト会議のパリーグ広報部長(のちのパンチョ伊藤さん)の「よみうり くわた」などから,「讀賣」が公式の略称と思い込んできたからです(旧字なのは記者の名刺から)。ちなみに公式名は「東京読売巨人軍」なんですね。 / 烏丸 ( 2001-10-03 15:58 ) 僕もアンチ巨人。どこのチームも別に好きでも嫌いでもないのですが、巨人だけはちょっと。。。かつて江川が投げてたときだけは面白がって見てたのですが。「闇の昭和史伝」、笑わせてもらいました。 / Hidey ( 2001-10-03 13:54 ) パー太さま,メジャーリーグの戦術あれこれを扱ったジョージ・F・ウィル著『野球術』(文春文庫,上下巻)を最近ぱらぱら読んでいるのですが(情報が少し古いが非常に面白い!),かの国でも空き地がなくなった,空き地で野球をする子供がいなくなった,体力のある子がほかのスポーツに流れる,リトルリーグ時代から変化球でかわすピッチングを覚えてストレートを投げらる肩が作られない,とどこかで聞いたような。日本よりファンのおじさん度は低いようですが,今後が心配です。 / 烏丸 ( 2001-10-02 14:06 ) 日曜午後のスポーツクラブ・ラウンジでのTV人気ランキングは、@長嶋監督特番、Aゴルフ、Bベルリンマラソンでした。このクラブ、おっさんでいっぱいなんです。 / ガルシアパー太 ( 2001-10-02 13:22 ) 長嶋とプロ野球界をめぐる昭和の大陰謀については,こちらもご参照ください。 / 烏丸 ( 2001-10-02 12:50 ) |
2001-10-01 [雑感] 中島みゆき「船を出すのなら九月」 | |
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「怜子」はその前の「元気ですか?」の語りから……どん!と心に入る,中島みゆき全アルバムの中でも“つなぎ”の妙では傑出した作品ですよね。で,その「怜子」,表向きは幸福をつかんだ怜子と風に追われる「あたし」の対照を歌いつつ,実のところは「一人で道も歩けない」女の子を選んでしまう男のずるさが責められているような気がします。のちの「テキーラを飲みほして 」にも通ずるような。 / う,うしろめたいわけじゃない〜 ( 2001-10-14 03:44 ) なるほど。そう考えると、みゆきさんの曲は一つ一つに何かが隠されているような気になってきました。怜子はどうかなあ? / フィー子 ( 2001-10-13 15:44 ) なるほど,パキスタンとバングラデシュの間に巨大なインドが。……チガウ。 / 烏丸 ( 2001-10-03 16:07 ) ども ご無沙汰しております(^^)境界線ですか? 確か名古屋まで行ったところで、巨大なきしめん地帯になってしまいまして...(^^; / Hikaru ( 2001-10-03 14:02 ) で,結局「うどん そば」「そば うどん」の境界はどのへんだったのでしょうね。「あほ ばか」の境界と一致するとかしないとか。 / 烏丸 ( 2001-10-02 21:08 ) Hikaruさま,お久しぶり。ちなみに,讃岐うどんの本場・香川では,うどん専門店が当然圧倒的に多いわけですが,大衆食堂,パイプ足のテーブルを置いたような店(テーブルの上にコインの占い機があるような)では,メニューにあるのはうどんと蕎麦,ではなくてうどんとラーメンですね。香川で蕎麦を食べるのは簡単ではないかもしれません。 / 烏丸 ( 2001-10-02 21:07 ) 昔 「そば うどん」の看板が どこで「うどん そば」に変るのかを東海道に沿って追っかけ調査する番組を見ましたです。(ここいらでは うどん そば・・・かな?)(‥ ) / Hikaru ( 2001-10-02 20:39 ) 讃岐うどんファンとしては,やはり蕎麦屋でうどんを食べるのは邪道かと思うわけです。 / 烏丸 ( 2001-10-02 14:46 ) 泣きながらきつねうどんを食べてる、蕎麦屋が胸に痛いです。 / まやひこ ( 2001-10-01 23:18 ) あややさま,この曲をはじめて聞いたころ,カラスは酒におぼれる無為徒食な学生でした。記憶の中の九月はいつも雨で,七月はいつも朝です。 / 烏丸 ( 2001-10-01 20:43 ) ふ〜ねを〜出すのならくーがつ〜 ああ、高校時代の涙がよみがえる・・。私も小さな木の実に似てるなと思ったことがありますわー。(メジャーに転調したあともなんとなく)やっぱり何年経っても、急に聴きたくなります。ただ生きて戻れたら。 / あやや ( 2001-10-01 20:10 ) 『美しきパースの娘』の「パース」は,「パース」が正解なのか「ペルト」が正解なのか。手元にあるアナログレコードは「ペルト」と表記しており,しかも「小さな木の実」のもととなった「セレナード」が収録されていない……。ちなみに『美しきパースの娘』が発表されたのは1867年,日本ではヒトハムナシキ慶喜ドノ,で大政奉還ですね。 / 烏丸 ( 2001-10-01 13:07 ) 知人とのメールのやり取りにこの「船を出すのなら九月」が出てきたので,書き記しておこうと思った次第(中島みゆき論に手を出すつもりはありません)。なお,昨年10月25日の「くるくる」に「せいぜい『美しきパースの娘』について知ったかぶりする」と書いたのは,このことを差しています。 / 烏丸 ( 2001-10-01 13:07 ) |
2001-09-29 独身者の機械 その七 ピュグマリオーンと象牙の乙女 | |
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peachさま,別にナイショにするつもりも深い理由もなかったのですが,まぁ,短いながらもオリジナルをものする以上,言い訳は無用,ということからあちらはどうしても寡黙なキャラになっておりました……。 / 烏丸 ( 2001-10-01 20:32 ) ひえぇ〜い。ナンだかそんなに早くから2つの日記を全く別人のように書いて来ていらっしゃったのですね。。。知らなかったわ!?奥が深すぎるぅ〜。 / peach ( 2001-10-01 18:52 ) いや,カエルさま,当人は知ってたわけですから(当たり前),そんな重大発表とかいう自覚は別に……。書いてることもよく見ればシュミが同じですし(これまた当たり前)。ちなみに泉木のひまじんでの会員番号が77番,烏丸が78番。つまり,烏丸のほうが陰の存在なのであります。 / 烏丸 ( 2001-10-01 13:11 ) えっ!泉木修さまイコール烏丸さま?・・・重大発表をさらりと! しかし全然気が付きませんでした・・・。 / カエル ( 2001-09-29 13:18 ) |
2001-09-28 独身者の機械 その六 永遠の回転運動 | |
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2001-09-26 語られないことで語られる真実 『警察署長(4)』 原案 たかもちげん,脚本 高原泉,漫画 やぶうちゆうき / 講談社モーニングKC | |
【何も言うな】 |
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そうなんです,しっぽなさま。上の本文の『代打屋トーゴー』のリンク先の日記が,そのときの追悼文になってます。 / 烏丸 ( 2001-09-28 02:35 ) えっ!?たかもちげんが亡くなっていたとは知りませんでした・・・・引きこもっている間に世間では色々変化がある、といってもあまりに悲しい。「代打屋トーゴー」は面白かったです。それからの作品は読んでいなかったのですが・・・ご冥福を祈ります。 / しっぽな ( 2001-09-28 00:46 ) TAKEさま,しかし『警察署長』の3巻まではとっくに品切れになってしまっているようです。探すほどのものかどうか。ちょっと悩みどころ。 / 烏丸 ( 2001-09-27 20:54 ) あややさま,警察署の地下4階というと,やはりなんというかあの,宿泊施設なのでありましょうか。 / 烏丸 ( 2001-09-27 20:52 ) 最近では「ホテル」「味いちもんめ」なども作者・原作者が亡くなられてからも作品が続いています。僕も「代打屋トーゴー」以来、たかもち氏のファンでもあったので「警察署長」の再開も注目してます。おっしゃられる通り、もう少し経ったら最初からキチンと読み直してみたいですね。 / TAKE ( 2001-09-27 02:28 ) ホンモノの警察署長のイメージか・・。結婚式のスピーチの大半が署の社屋の紹介でありました・・。地上10階地下4階、とかいらん知識がつきました。 / あやや ( 2001-09-27 00:04 ) なんか,この私評だけ読んだら,どんなすごいマンガかと思っちゃいますね。実のところ,そんなに重い作品ではないんですけど。 / 烏丸 ( 2001-09-26 11:59 ) |
2001-09-25 強い女といえば 『紅一点論 −アニメ・特撮・伝記のヒロイン像』 斎藤美奈子 / ちくま文庫 | |
【森雪は高校野球部の女子マネジャーである】 |
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みなみさま,正直なところジェンダーの話題に踏み込む(心の)用意はありません。キャロルが,ポーが,と話題にしても,それははっきり言って身勝手な男の側の話に限定しています。ただ,この本の裏にあるのは,怒り,焦燥の域ではない,さりとて諦観でもないように感じました。 / 烏丸 ( 2001-09-27 20:32 ) 斎藤美奈子の女権論についての絶望、私も似たようなことを感じます。まだ少ししか読んでいませんが、これからたくさん読んでみたい文筆家の一人です。(何より、爆笑できる!) / みなみ ( 2001-09-26 23:16 ) 文庫版が出ましたか。女の変身がドレスアップという一節には笑えました。 / まやひこ ( 2001-09-25 07:51 ) |
2001-09-24 ちょっと気分転換 『塀内夏子短編集2 〜いつも心に筋肉を〜』 講談社マガジンKC | |
【今の・・・・だめだったんでしょうかっ】 |
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月刊マガジンといえば『VIVA!CALCIO』ですが,これはセリエAが舞台ですから違いますよね。ボリビア。うーん,なんでしょう……? / 烏丸 ( 2001-09-26 01:54 ) フットボール漫画、大好きなのがひとつだけあったなあ。確か、ボリビアとかに主人公が行っちゃうやつ。月刊の少年マガジンだったと思う。烏丸さん、知りません? / ガス欠コイン ( 2001-09-26 00:40 ) 高校サッカーを描いた長編『オフサイド』でも,登場人物たちの生活がサッカー一辺倒でないこと(テニスや剣道と掛け持ちの選手も出てくる),ライバル校でも試合中以外はいたってなごやかなお付き合い,勝ちより負け方のほうに重点をおいて描くこと……そのあたりにこまやかさを感じます。甲子園,プロ(それも讀賣)という一極集中型の野球ではないから,という面もあるかもしれませんが。 / 烏丸 ( 2001-09-25 15:06 ) 塀内夏子さんはフランスW杯前、日本代表の成績予想で、堂々と「三戦全敗」を予想していたのが印象的でした^^; 「42.195のダフネ」は僕も好きな話でした。読み損なった話もあるようので、買ってみようかなあ…なんて思 / TAKE ( 2001-09-25 13:52 ) そうですね、確かにスポーツ漫画の作者って女性作家が増えていますね。新進のスポーツライターにも女性の方が増えている気もするのですが、共通してスポーツに対するとても自然で柔らかい眼差しがあるような気がします。かたや男性ライターのイメージって貧困になってきているのかなあ…なんて思ったりもしています^^; / TAKE ( 2001-09-25 13:51 ) |