今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2001-07-13 ベイカー街は霧の彼方に 『シャーロック・ホームズの功績』 アドリアン・コナン・ドイル,ジョン・ディクスン・カー,大久保康雄 訳 / ハヤカワ・ミステリ |
2001-07-13 ベイカー街は霧の彼方に 『シャーロック・ホームズの功績』 アドリアン・コナン・ドイル,ジョン・ディクスン・カー,大久保康雄 訳 / ハヤカワ・ミステリ | |
【私はドヴァートン夫人を目の前にして,彼の顔が不気味なほど冷酷になるのを見た】 |
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2001-07-12 [時事] インターネットと公職選挙法 | |
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2001-07-11 悠久の時を超え… 『「四億年の目撃者」シーラカンスを追って』 サマンサ・ワインバーグ,戸根由紀恵 訳 / 文春文庫 | |
【寝てもさめてもこの魚のことしか】 |
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ちょっと面白いのは,スミス博士の記録によると,博士がかけつけた時,ラティマー女史は留守だったということになっている。ところが,ラティマー女史に言わせると,スミス博士がくるというので朝からずっと待っていた,買い物なんかにでかけるはずがない,と。博士は博覧強記で記憶力抜群のはず(各国語ペラペラ)だけど……どっちの記憶がほんとなのやら。 / 烏丸 ( 2001-07-12 16:57 ) あ,そういうことですね。了解です。 > akemiさま 多分,この文庫も,発見当時の経緯についてはスミス博士の文献などによっているでしょうから,その教科書とほぼ同じ内容ではないかと。 / 烏丸 ( 2001-07-12 16:57 ) あ、書き方変でした。昔、教科書でも、シーラカンスの話を読んだってことで、文庫は昨日見かけたんです。ったく…>自分。。 / akemi ( 2001-07-12 08:21 ) あれこれお奨めの要素はありますが,たとえば二葉掲載されているラティマー女史の写真を見るためだけでも読む価値があります。いい写真なのですよ,それが。 / 烏丸 ( 2001-07-11 17:18 ) これもツボに入ってるので、早速読んで見たいです。 / TAKE@宿題溜まり気味です ( 2001-07-11 16:25 ) akemiさま,おはようございます(あ,もう昼だ),本文庫の発行は7月10日,新刊にこだわらない烏丸にしては速攻Bクイックでございます。海,古代,生物,とそろうと体が反応してしまうのよ〜。ちなみに本書は90年代後半の動向なども詳しく取り込んでいますから,お読みになったものとは違うのではないでしょうか。 / 烏丸 ( 2001-07-11 12:23 ) おはようさんです。わわ〜〜!昨日、本屋さんで見た見た!この文庫!むか〜し教科書で読んだような…気がします。勘違いかな? / akemi ( 2001-07-11 06:27 ) 写真は池袋・サンシャイン国際水族館に展示のシーラカンスの標本です。 / 烏丸 ( 2001-07-11 03:02 ) |
2001-07-09 淡々と描かれる底知れぬ悪夢 『舞姫(テレプシコーラ) <1>』 山岸凉子 / メディアファクトリー(MFコミックス) | |
【アティテュードのバランスだ すごい 何秒!?】 |
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『白眼子』にはびっくりしました。前半の凍てつくような雰囲気をゆり戻すような最後の白眼子の言葉。烏丸は電車の中で涙がこぼれそうになってヤバかったです。表紙は地味だけれど,昨年度のイチオシだったかも。 / 烏丸 ( 2001-07-11 12:29 ) 恐ろしい話ですね。ですが、とことん地獄を描いてほしい。ところで、先日まんが喫茶で「白眼子」を読んだらボロボロに泣いてしまい、恥ずかしい思いをしました。 / 椎 ( 2001-07-11 07:18 ) |
2001-07-08 さらに世界観の領域へ 『攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE』 士郎正宗 / 講談社 | |
【何だこの連中 薬物の影響が強すぎる…! 全覚投入は危険だな… 人間やめてる脳自動化率ね】 |
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ちなみにおんなじ誕生日の著名人は東山魁夷,三枝成彰,ツェッペリン……このへんまではともかく,ロックフェラーも千昌夫もってのがどうなのよ。 / 烏丸 ( 2001-07-09 03:13 ) 皆様,どうもありがとうございます。もう誕生日の目出度い年でもなし,「ふっ,またつまらぬ年をとってしまった」と石川五右衛門なら言いそうなところですが,まあ7月8日にちなんで七転び八起きの精神で……え? 七転八倒? あいやー。 / 烏丸 ( 2001-07-09 03:03 ) 『攻殻2』では『1』でのラスト「ネットは広大だわ・・・」という時の新しく得られた知覚を表現することに費やされたように思います。こういう感覚なのか〜、と。 お誕生日、おめでとうございます* / アオイ*はじめまして* ( 2001-07-09 01:46 ) お誕生日おめでとうございます。これからも烏丸さんの幅広く深い世界を楽しみにしています♪ / オーテマチエンヌ ( 2001-07-09 00:21 ) 烏丸さま お誕生日おめでとうございます。 / アナイス ( 2001-07-09 00:13 ) 烏丸様、お誕生日おめでとうございます!!ダンディぶりに更なる磨きをおかけになって♪「甲殻」・・・読みにくくって何度も脱落・・・「マンガ夜話」の薀蓄だけを堪能!?「2」が出ていたのですね〜また挑戦しようかなあ。むふふふふh・・・ / しっぽな ( 2001-07-08 23:28 ) お誕生日おめでとうございます。どんな面白い本を紹介してもらえるか楽しみです。 / マッキ〜 ( 2001-07-08 23:22 ) お誕生日おめでとうございます。マローンの拝見しました。烏丸さんは、詩もお書きになるんですね。また、書いて下さいね。 / Ecru ( 2001-07-08 22:51 ) はじめまして〜♪ お誕生日〜おめでとうです〜♪ 攻殻機動隊は〜♪ 映画の〜アニメを観ました〜♪ / 仙川 ( 2001-07-08 21:10 ) お誕生日おめでとうございます。烏丸様のまさにくるくる目も回るほど次々とでてくる日記の速さと豊富さ、いつも感心しています。よいお誕生日を。 / おとじろう ( 2001-07-08 17:17 ) 『攻殻1』は持っているし映画も観たけど、士郎正宗のマンガってどうも読みにくくて・・・。『攻殻2』はどうしようかな。はぴばーすでぃ! / けろりん ( 2001-07-08 15:37 ) 八萬乗りぃ〜。お誕生日おめでとうございます。末広がりですね! / カリフォルニアから@peach ( 2001-07-08 15:33 ) お誕生日おめでとうございます〜。このGITSはなんでオイラの持ってるのと違うのかな〜、と思ったら"2"じゃん!! いつの間にっ!! やはり神田の綾波書店から遠ざかってしまったおかげで、本に関するセンシティビティが落ちている昨今でありんす〜。 / こすもぽたりん ( 2001-07-08 14:47 ) お誕生日おめでとうございます。広い守備範囲、ますます楽しみにしております。 / たらママ ( 2001-07-08 14:12 ) お誕生日おめでとうございます〜。今年も充実した一年でありますように〜! / TAKE@攻殻も読まなくては〜 ( 2001-07-08 13:40 ) お誕生日おめでとうございます♪ / 冬華 ( 2001-07-08 12:34 ) 3番乗り〜お誕生日おめでとうございます!この一年が烏丸様にとってステキなものになりますように! / カエル ( 2001-07-08 10:54 ) 2番海苔〜お誕生日おめでとう〜ござる! / ムッシュ ( 2001-07-08 10:44 ) 1番のり〜.お誕生日おめでとうございます. / 八百八六助 ( 2001-07-08 09:32 ) |
2001-07-07 物理も情報も共に現実 『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』 士郎正宗 / 講談社 | |
【よし義体(カラダ)を預ける TPE到着後指示アレイ2実行・第20ベッドへ 退路(ヘリ)と足を偽名Kで確保】 (つづく) |
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個人的には,2の荒巻素子より,そりゃ草薙素子のほうが〜。草薙素子にフチコマで追いかけられたい〜。 / 烏丸 ( 2001-07-09 03:09 ) あっ、"1"もアップされているっ!! / こすもぽたりん ( 2001-07-08 14:48 ) こちらの図版を『攻殻1』のものに差し替え,全体の構成を少々いぢって『攻殻2』の紹介の前後編→『攻殻1』『攻殻2』紹介の各1編と変えました。というほど変わったわけではないんですが。 / 烏丸 ( 2001-07-08 02:39 ) 冬華さま,そうですね。押井監督といえば,『うる星やつら ビューティフルドリーマー』など,原作者に「これは私の作品のアニメ化ではない」と言わせる名人(?)ですから……。あれは一種押井オリジナルというべきかと思われます。 / 烏丸 ( 2001-07-08 01:13 ) GHOST IN THE SHELLの映画版はいまいち世界観をうまく表現出来てなかったように思えます。押井守監督の作品が苦手だからそう感じたのかもしれませんが。攻殻2、さっそく買いに行こうと思います。 / 冬華 ( 2001-07-07 14:09 ) |
2001-07-04 正統派パスティーシュ短編集 『シャーロック・ホームズのドキュメント』 ジューン・トムスン,押田由起 訳 / 創元推理文庫 | |
【この事件は解決したよ】 |
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2001-07-03 偏屈,変人の矜持はどこへ(嘆息) 『シャーロック・ホームズの愛弟子』 ローリー・キング,山田久美子 訳 / 集英社文庫 | |
【強くて勇敢,わたしみたいに】 |
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2001-07-01 ロジックのテトリス,薀蓄の上海 『九つの殺人メルヘン』 鯨 統一郎 / 光文社カッパ・ノベルス | |
【赤ずきんちゃんには気をつけて】 |
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『日本経済に起きている本当のこと』の糸瀬茂 氏が,闘病むなしくガンで亡くなりました。最近文庫化されたばかりの『アングロサクソンになれる人が成功する』を読んでいるところだったのですが……。黙祷。 / 烏丸@およそアングロサクソン系ではない ( 2001-07-02 14:07 ) |
2001-06-29 [追悼] 『ムーミン谷の冬』 トーベ・ヤンソン,山室 静 訳 / 講談社文庫 | |
【たったひとりでも,ぼくがむかしから知っているものがいるといいんだがなあ】 |
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りりさま,はじめまして。「ふわふわライフ」の「私の中のスナフキン」はもちろん拝読させていただいております。母親が亡くなったためというのは……少しわかるような気もします。トーベ・ヤンソンには少年的な一面があるように思われますし(うまく言えませんが)。 / 烏丸 ( 2001-07-01 03:52 ) Hikaruさま,お金と自動車ですか。なるほどねえ。でも,原作でも,人間社会のナマグササを取り込んだ設定は少なくないとは思うのですが……。僕はむしろあの初期のアニメの,予定調和というか,誰もがいい人なところが苦手です。原作ではもっとあれこれコミュニケーションギャップが出てきて(たとえば会話の一切通じないお化けとか),それが一種の魅力というか世界観となっているように思われますので。 / 烏丸 ( 2001-07-01 03:51 ) 新作を書かなかったのは、お母さまが亡くなったからだと聞きました。アニメも本も大好きでした。心からご冥福をお祈りします。 / りり ( 2001-07-01 01:03 ) ヤンソン女史に不評だった部分は お金 と 自動車 をあの世界に出した事だったようです。新作がなかったのは..何かで読んだのですが忘れてしまいました。また探しておきます。_(..)_ / Hikaru ( 2001-06-30 17:41 ) 逆に,少し気になるのは,トーベ・ヤンソンが,亡くなるまでの30年間,ムーミントロールの新作を書かなかったということです。それまでの作品群で満足したのか,それとも飽きてしまったのでしょうか。 / 烏丸 ( 2001-06-30 03:11 ) Hikaruさま,それはわかりません……もちろんもとの「人間くさい」ほうに対して,原作の雰囲気を忠実に描くために製作されたわけですから,当然テレ東版のほうが原作者の意向には近いものだとは思いますが……でも,そもそも日本のアニメをちゃんと翻訳して見せたのか? ということからして不明なんですよね。 / 烏丸 ( 2001-06-30 03:07 ) アナイスさま,ムーミン谷のはずれには「おさびし山」があったり,と,けっこう荒涼とした舞台ではあるのです。 / 烏丸 ( 2001-06-30 03:06 ) カルピス劇場(?)のアニメは、ヤンソン女史には不評だったようですが、テレビ東京でしてた方はどうだったんでしょ?? なんにしても、黙祷..であります。 / Hikaru ( 2001-06-29 22:56 ) 「ムーミン谷」て聞くと、子ども心に何だか不思議な感情が起こりました。一抹の不安のような。 / アナイス ( 2001-06-29 21:18 ) 今朝の朝日新聞の天声人語では,原作に対し「恐怖と安心」,アニメについては「あまりに人間くさくて」という表現を用いていました。確かに,原作に出てくる登場人物(お化け)には,ときどきひやりと怖いものがいます。童話というより,散文詩のような印象です。 / 烏丸 ( 2001-06-29 13:00 ) 実はまだ原作を読んだことがなかったので、落ち着いたら読んでみたいと思います。 / TAKE ( 2001-06-29 11:29 ) |