今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2001-07-04 正統派パスティーシュ短編集 『シャーロック・ホームズのドキュメント』 ジューン・トムスン,押田由起 訳 / 創元推理文庫 |
2001-07-04 正統派パスティーシュ短編集 『シャーロック・ホームズのドキュメント』 ジューン・トムスン,押田由起 訳 / 創元推理文庫 | |
【この事件は解決したよ】 |
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2001-07-03 偏屈,変人の矜持はどこへ(嘆息) 『シャーロック・ホームズの愛弟子』 ローリー・キング,山田久美子 訳 / 集英社文庫 | |
【強くて勇敢,わたしみたいに】 |
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2001-07-01 ロジックのテトリス,薀蓄の上海 『九つの殺人メルヘン』 鯨 統一郎 / 光文社カッパ・ノベルス | |
【赤ずきんちゃんには気をつけて】 |
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『日本経済に起きている本当のこと』の糸瀬茂 氏が,闘病むなしくガンで亡くなりました。最近文庫化されたばかりの『アングロサクソンになれる人が成功する』を読んでいるところだったのですが……。黙祷。 / 烏丸@およそアングロサクソン系ではない ( 2001-07-02 14:07 ) |
2001-06-29 [追悼] 『ムーミン谷の冬』 トーベ・ヤンソン,山室 静 訳 / 講談社文庫 | |
【たったひとりでも,ぼくがむかしから知っているものがいるといいんだがなあ】 |
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りりさま,はじめまして。「ふわふわライフ」の「私の中のスナフキン」はもちろん拝読させていただいております。母親が亡くなったためというのは……少しわかるような気もします。トーベ・ヤンソンには少年的な一面があるように思われますし(うまく言えませんが)。 / 烏丸 ( 2001-07-01 03:52 ) Hikaruさま,お金と自動車ですか。なるほどねえ。でも,原作でも,人間社会のナマグササを取り込んだ設定は少なくないとは思うのですが……。僕はむしろあの初期のアニメの,予定調和というか,誰もがいい人なところが苦手です。原作ではもっとあれこれコミュニケーションギャップが出てきて(たとえば会話の一切通じないお化けとか),それが一種の魅力というか世界観となっているように思われますので。 / 烏丸 ( 2001-07-01 03:51 ) 新作を書かなかったのは、お母さまが亡くなったからだと聞きました。アニメも本も大好きでした。心からご冥福をお祈りします。 / りり ( 2001-07-01 01:03 ) ヤンソン女史に不評だった部分は お金 と 自動車 をあの世界に出した事だったようです。新作がなかったのは..何かで読んだのですが忘れてしまいました。また探しておきます。_(..)_ / Hikaru ( 2001-06-30 17:41 ) 逆に,少し気になるのは,トーベ・ヤンソンが,亡くなるまでの30年間,ムーミントロールの新作を書かなかったということです。それまでの作品群で満足したのか,それとも飽きてしまったのでしょうか。 / 烏丸 ( 2001-06-30 03:11 ) Hikaruさま,それはわかりません……もちろんもとの「人間くさい」ほうに対して,原作の雰囲気を忠実に描くために製作されたわけですから,当然テレ東版のほうが原作者の意向には近いものだとは思いますが……でも,そもそも日本のアニメをちゃんと翻訳して見せたのか? ということからして不明なんですよね。 / 烏丸 ( 2001-06-30 03:07 ) アナイスさま,ムーミン谷のはずれには「おさびし山」があったり,と,けっこう荒涼とした舞台ではあるのです。 / 烏丸 ( 2001-06-30 03:06 ) カルピス劇場(?)のアニメは、ヤンソン女史には不評だったようですが、テレビ東京でしてた方はどうだったんでしょ?? なんにしても、黙祷..であります。 / Hikaru ( 2001-06-29 22:56 ) 「ムーミン谷」て聞くと、子ども心に何だか不思議な感情が起こりました。一抹の不安のような。 / アナイス ( 2001-06-29 21:18 ) 今朝の朝日新聞の天声人語では,原作に対し「恐怖と安心」,アニメについては「あまりに人間くさくて」という表現を用いていました。確かに,原作に出てくる登場人物(お化け)には,ときどきひやりと怖いものがいます。童話というより,散文詩のような印象です。 / 烏丸 ( 2001-06-29 13:00 ) 実はまだ原作を読んだことがなかったので、落ち着いたら読んでみたいと思います。 / TAKE ( 2001-06-29 11:29 ) |
2001-06-28 ジェットコースターSFバトルアクション 『コドク・エクスペリメント』(全3巻) 星野之宣 / ソニー・マガジンズ | |
【私を殺せると…? 母親を!!】
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星野之宣の作家生活25周年とやらの短編集が出ていましたが,ちょっと大きくて重そうで,手を出せていません。それに,やはりこの人は短編より長編でしょうか。細かいところにこだわらない画力,展開力がポイントだけに。 / 烏丸 ( 2001-06-28 12:43 ) 私は星野さんは「ヤマタイカ」で止まってしもた・・・。やっぱり妖女伝説あたりが一番好きかも〜。 / よこ! ( 2001-06-28 10:04 ) しばらくゴブサタしてました、星野之宣氏。「妖女伝説」以来かもしれません。チェックしてみますね。「B級でも超A級でもないA級」というのは鋭い^^;ですね。 / TAKE ( 2001-06-28 08:48 ) 『コドク・エクスペリメント』は,この「くるくる」でもときどき話題に登場するテクニカルライター駒沢丈治氏にご教授いただきました。 / 烏丸 ( 2001-06-28 02:00 ) |
2001-06-24 [閑話] 近所のコンビニの兄ちゃんたち | |
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いやぁ,へこたれるといっても,家を出たら雨が降り始めて,駅で缶コーヒーでも飲もうとしたら古い500円玉しかなくて,雑誌を買ったら先週のもう読んだやつで……といった感じで,たいしたことではないのですが。クールダウン,クールダウン。 / 烏丸 ( 2001-06-26 12:28 ) いい気分にさせてくれるお店は大好きです。喜んでお得意様になってあげたいです。それにしても烏丸様、へこたれるだなんて、元気出してください。 / たらママ ( 2001-06-25 10:01 ) |
2001-06-19 たまにはベタボメもいいでしょう 『ガダラの豚』(全3巻) 中島らも / 集英社文庫 | |
【あんたも来んかね】 |
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これは真氏さま,いらっしゃいませ。「医療・生活」では医療について,あれこれ勉強させていただいております。病気というのは……やっかいで大変で逃げられないものですね。身近な者もあれやこれや引きずり込まれてしまい,なんとも。お忙しいでしょうが,これからも書き込みお願いいたします。 / 烏丸 ( 2001-06-24 14:47 ) ありがとうございます、ためになります / 真氏 ( 2001-06-24 06:43 ) ちなみに,「大文学」の評価は体積がものを言いますが,ブンガクの評価は体積だけでなく,密度や質量,色合い,とんがり具合などあれこれありますね。体積も質量もたいしたことないけど,触媒として化学反応をうながすタイプ,なんてのもあります。 / 烏丸 ( 2001-06-20 12:39 ) それにしても,中島らもという人は,エッセイ(とくに朝日新聞の『明るい悩み相談室』)や短編におけるウケの印象が強く,小器用なマルチタレント,と認識しておりました。『ガダラの豚』はその印象とはまったく逆で,このフロシキの大きさ,小器用で書けるものとはとても思えません。おみそれおみそれ。 / 烏丸 ( 2001-06-20 12:34 ) 知り合いから,面白いのはともかく「大文学」はほめすぎでは,という指摘をくらってしまいました。確かにこの作品,パーフェクトというわけではありません。「大文学」というのは,言ってみれば私小説や本格推理と並ぶような一種の分類であって,広く大きなテーマにのっとった長編小説,といった感じでしょうか。テーマ性,人物の造詣,物語の展開などの各要素(xyzの各軸)の絶対値が大きい,つまり体積が大きいというか。『ガダラの豚』は「大文学」の中では並の上,あたりかな。 / 烏丸 ( 2001-06-20 12:34 ) いやいや、ホントに面白かったと思います。結末も予想外の展開、最後まで楽しめた記憶があります〜。 / TAKE ( 2001-06-20 00:17 ) なるほど『レスターとスピッツの山』と同年ざんしたか。そっちのオバサンも直木賞をやらないわけにはいかないし,しょうがないですかね。ただ,中島らもはこれ以上の作品は難しいかもしれません。書き手には励みかもしれませんが,芥川賞論外,直木賞もどうでもよい今日この頃。芥川賞なんて受賞後初の単行本が1000部程度というのもざらだそうざんす。 / 烏丸 ( 2001-06-19 13:11 ) 『ゴーダ、山に登るの巻』に破れて、直木賞逃したざんすよ。『じんたも』の時もダメでしたなあ。残念至極。 / こすもぽたりん ( 2001-06-19 09:52 ) |
2001-06-17 ほんの少し復調 『不肖・宮嶋の天誅下るべし! 写真に嘘は写らんど!』 宮嶋茂樹 / 祥伝社 | |
【よっしゃあ! 任したらんかい!】 |
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現在はいかなるミッションをかかえて潜伏しているのでしょう。かの地はそろそろ秋? / 烏丸 ( 2001-06-19 02:37 ) ミナ嶋さん、お元気かしら。。。 / アナイス ( 2001-06-19 00:00 ) |
2001-06-16 『陰陽師 10 大裳』 原作 夢枕獏,作画 岡野玲子 / 白泉社(Jets comics) | |
【晴明が生命を選ばないのなら おれは海の藻屑だ】 |
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そうなんです小枝さま,これまでにない分厚つさで,それでも今回はお話が完結しないのです。続刊が出るまで,フラストレーションがたまりそうで,もう。 / 烏丸 ( 2001-06-18 13:20 ) JAIさま,それでは「陰陽師」の映画化のときにはやとってもらうことにして。シナリオ集がベストセラーになって,別荘「のろいの館2」を建てて……とらぬ陰陽師の呪算用。 / 烏丸 ( 2001-06-18 13:20 ) なるほどねー。本屋さんであまりの厚さにびっくりしてしまいました。 / 小枝 ( 2001-06-18 12:02 ) うーん、お上手。読みいってしまいました。烏丸様にドラマの脚本書いて欲しかったような(笑)。 / JAI ( 2001-06-16 17:25 ) |
2001-06-13 ドーナツブックスいしいひさいち選集 36『クローン猫』 いしいひさいち / 双葉社 | |
【キーボードでつき指してアイテテ革命】 |
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