今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2001-01-18 本の中の名画たち その四 『本格推理1 新しい挑戦者たち』 鮎川哲也 編 / 光文社文庫 |
2001-01-18 本の中の名画たち その四 『本格推理1 新しい挑戦者たち』 鮎川哲也 編 / 光文社文庫 | |
【赤い決意】 |
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2001-01-16 本の中の名画たち その三 『[35]モロー』 竹本忠雄 解説 / 新潮美術文庫 | |
【もし踊らば,なんなりと望みのものを遣わそう】 |
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これを書いたときうっかり失念していましたが,日本経済新聞社発行の「日経ポケット・ギャラリー」という16×13cmの真四角っぽいポケット美術全集というのもあります。和洋合わせて45冊と品揃えがやや弱いのですが,ラファエル前派のダンテ・ガブリエル・ロセッティが収録されているのはポイントが高いですね。 / 烏丸 ( 2001-01-25 16:02 ) 最近は,スポンサーがつかないのか,大物の展覧会も少なくなりましたね。おかげでたまにフェルメールでもくると長蛇の列。たまりません。 / 烏丸 ( 2001-01-23 12:42 ) ホントに続いて欲しいシリーズですが、美術館も次々閉鎖されている時勢、画集商売も難しいのでしょうか…。 / TAKE ( 2001-01-19 15:24 ) あと軽いので、寝ながら読むのに最適(笑)でした。 フツーの画集って重いんですよ〜! / TAKE ( 2001-01-19 15:22 ) 1,100円なら,極端な話,切り抜いて壁に貼るために1冊余分に買ってもそう無茶ではありません。新潮社には,どうかこのシリーズを絶版にしないで頑張って(できれば新刊も出して)ほしいものです。 / 烏丸 ( 2001-01-18 11:47 ) このシリーズ以降,この手のポケット美術本があまりないのは不思議です。売れないのでしょうか。最近多いのは,デカくてペラペラの雑誌タイプですが……。 / 烏丸 ( 2001-01-18 11:45 ) 僕もこのシリーズは何冊か持っています。高価な画集の多い中、気軽に買える(気軽に扱える)このシリーズはホントに有り難く思ってました。 / TAKE ( 2001-01-18 11:20 ) 「新潮美術文庫」……通の方々は図版の美しさをお勧めになりますね。でも、図版の選択や解説にこんな特徴があるとは存じませんでした。わかりやすいご説明に感謝です。 / 美奈子 ( 2001-01-18 08:18 ) |
2001-01-15 本の中の名画たち そのニ 『名画感応術 神の贈り物を歓ぶ』 横尾忠則 / 光文社知恵の森文庫 | |
【言葉を超えた力だ。その力はスピリチュアルでさえある。】 |
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横尾忠則に初心者向け絵画入門を,といったところですでに危なっかしい気がします。やはり彼は60年代型実作者でしょう。ただ,以前紹介した『消えたマンガ家』の「アッパー系」で美内すずえと対談している内容は,もうアッチに行っちゃってとほほのほでした。 / 烏丸 ( 2001-01-18 11:43 ) ↓ちょっと不躾な言い回しでした。横尾忠則氏は僕らにとって大きな存在でして、ある時は憧れであったり、ある時は落胆させられたり、いろいろと複雑な想いに捕らわれてしまうのであります。 / TAKE ( 2001-01-16 01:22 ) 瞬間々々に誠実で、言葉には超不誠実…って感じの人、芸術家には多いんです(笑) 周囲も悪いですよね、適当な本書かせて…とも思います。グラフィックデザイナーの大先輩としては凄い方だったのですが、裸の王様化されてないといいのですが…。 / TAKE ( 2001-01-15 22:44 ) |
2001-01-13 本の中の名画たち その一 『ルネッサンスの光と闇 芸術と精神風土』 高階秀爾 / 中公文庫 | |
【現実の世界と理想の世界のこの特異な融合】 |
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okkaさま,少なくとも新本格派の○○や□□,△△どもよりよほど面白いと烏丸は思っているわけであります。 / 烏丸 ( 2001-01-15 02:24 ) TAKEさま,この著者の本の中では,これが一番そのあたりの読み応えがあるような気がします。烏丸はとくにフィレンツェ,ボッティチェルリのファンなもので,もうたまりません。 / 烏丸 ( 2001-01-15 02:21 ) 美奈子さま,「ゴンドラの唄」はそもそもなんでこのイタリアともヴェネツィアとも関係ない詩で「ゴンドラ」なんだ?と疑問に思っていたところ,ある本でロレンツォの古詩を知り「エウレカーッ!」と叫んだ……ものの,そのうちそれがすでにある説だと知ってがっかりした次第。 / 烏丸 ( 2001-01-15 02:19 ) 判じ物としておもろそうですね。 / okka ( 2001-01-14 10:56 ) 面白そうなので早速読んで見ます! 絵画にまだ宗教色が濃かった頃は構図等かなりロジカルな要素が強かったとか、ダ・ヴィンチが数学的な裏付けで構図を決めていた…なんて話が以前から興味あったんです。 / TAKE ( 2001-01-13 13:39 ) あの唄がルネッサンスにつながるとは。古い日本の曲の歌詞かと思っていました。 / 美奈子 ( 2001-01-13 10:51 ) 「憂鬱質=湿=水=冬=北」のような連鎖になるんでしょうか。 / 美奈子 ( 2001-01-13 10:51 ) |
2001-01-08 本の中の名画たち | |
【メランコリアへの旅】 |
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……いかんいかん,ほかの本に並列浮気ばかりしていて,なかなか進まない。 / 烏丸 ( 2001-01-12 16:25 ) しかし,ウフィツィの展示の無造作さといったら……ガラスも介さず,よからぬ者がナイフを振りかざしたら,どうなるのでしょう。彫刻なんか,通路にごんごん置いてあるし。 / 烏丸 ( 2001-01-09 13:55 ) 数年前、ウフィツィでこのビーナスを見た時、体が動かなくなりました…。教科書の図版を見ても全然ピンと来なかったのだけど、オリジナルの美しさといったら。絵全体に、奇妙に明るいグレーの霞がかっていて。そしてこの、何事かを諦めたようなかなしいような、でもやっぱり微笑んでいるかのような、曖昧な表情。 / このシリーズも期待大です ( 2001-01-09 10:38 ) |
2001-01-06 こジャレたかけあいとペーソス 『マローン殺し マローン弁護士の事件簿I』 クレイグ・ライス,山田順子 訳 / 創元推理文庫 | |
【マローンにとって人生はすばらしいものなのだ】 |
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精神的平安が得られる・・・らしい。昔の殿様が物狂いになるとやってたでしょ?あれの模倣らしいですよ。頭への血流を抑え色力で癒すというインチキ臭い話ですが。 / okka ( 2001-01-13 10:19 ) okkaさま,何に効果があるのでありましょうか。酔わないとか? / 紫のネクタイは持ってない 烏丸 ( 2001-01-09 02:26 ) しかし、あれは本当に効果があるそうですよ。とくに紫色のネクタイは。 / okka ( 2001-01-08 15:26 ) あぁ〜、なるほど! そういう意味だったのですね! うーん、情景が目に浮かぶようなご説明、ありがとうございました。余談ですが、男の人のそういう動作って時々見てみたいと言いますか、ちょっといい感じ。 / 美奈子 ( 2001-01-08 01:14 ) 美奈子さま,こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。さて,耳の下のネクタイですが,これは翻訳のままの引用なのですが,ネクタイしめて酒を飲むときの気分を思い出して想像するに,「ええい,うざったい」とばかり,右か左,どちらかの肩にはね上げている(肩にかけている)のではないかと思います。ネクタイってのは,ピンでとめずにぶら下げていると,グラスにつきそうなんですよ。気持ち,わかる……。 / 烏丸 ( 2001-01-07 21:11 ) 白人の方々のアルコール分解能力は私たちとはかなり違うようです。シドニーでもビジネス街のあちこちにバーがあり、その中では午前11時頃から嬉しそうにビールを楽しんでいる人が大勢います。申し遅れましたが、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 / 美奈子 ( 2001-01-07 17:22 ) やはりいにしえより、対話篇はわかりやすくてよいですねぇ。店内の人々が唱和するというご説明で、つい歌声喫茶を思い浮かべてしまいました(笑)。ところで素朴な疑問ですが、ネクタイはいつも耳の下にするものなのでは……??(すごいオオボケな質問だったらすみません。) / 美奈子 ( 2001-01-07 17:18 ) |
2001-01-04 21世紀の書評初め,少々ネクラなこの1冊 『39【刑法第三十九条】』 永井泰宇 / 角川文庫 | |
【刑法第三十九条】
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けろりんさま,今年もよろしくお願い申し上げます。そうですか,森田芳光監督で映画化ですか。原作は,映画,ドラマ化がハナから頭にあったのか,小説としてはかなり煮詰めが甘い感じがします。資料や例などをじっくり書き込んでノンフィクションな手応えを強調すれば,もっとこゆい作品になったのに……でも,それでは手軽に取り上げてもらえないということなんでしょうね。文庫も「あらあら」というくらい薄いので,時間の邪魔にならないという点ではお奨めであります。 / 烏丸 ( 2001-01-05 23:48 ) 谷崎なんぞ,現在ならかなりホラー,耽美,ミステリ寄りな作風だと思うのですけどね。どうも,『細雪』でおきれいなイメージに確定してしまいましたが,十分怪しいヤツですのに。というわけで,ぽたさま,本年もよろしくお願いいたします。 / 烏丸 ( 2001-01-05 23:44 ) 原作本は読んでませんが、昨年森田芳光監督・鈴木京香主演で映画化されたものは観ました。前半(観ていると)かなり苦しいですが、地味ながら佳作でおすすめです。ドラマはどうなるんでしょう?今年もよろしく。 / けろりん ( 2001-01-05 23:13 ) 松本清張が三島由紀夫と谷崎潤一郎を死ぬまで怨んでいたという週刊新潮の記事は面白かったですな〜。しかし谷崎潤一郎も、清張をそこまで毛嫌いしなくともいいじゃんかよう、と思いますがね〜。あ、そうそう、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしく。 / こすもぽたりん ( 2001-01-05 10:20 ) |
2000-12-31 自己と非自己,寛容(トレランス)と非寛容(イントレランス) 『免疫学個人授業』 多田富雄,南伸坊 / 新潮文庫 | |
【免疫と免税は同じ語源から】 |
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TAKEさま,今年もよろしくお願いいたします。さて今年はどんな本を読むことになるのやら。楽しみなような,怖いような。 / 烏丸 ( 2001-01-06 01:00 ) 烏丸さまも良いお年を! / TAKE ( 2000-12-31 19:49 ) この1年は烏丸にとっていろいろな意味で免疫系との闘いでした。はてさて来年はいかなる1年になりますやら。風邪をひいたら,直すのは薬ではなく免疫系。皆さまも風邪などひかず,よいお年を。そしてよい21世紀を! / 烏丸 ( 2000-12-31 03:17 ) |
2000-12-28 本の中の強い女,弱い女 その十四 『花図鑑』 清原なつの / 集英社 | |
【ずっと前に キツリフネ その 花の名前 いっぱい咲いてた場所で 私は知らない人に】 |
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ケロロ軍曹の「第666野戦重砲マンガ小隊」作戦終了を偲んで。 / カララ少佐 ( 2000-12-28 15:39 ) |
2000-12-26 『英米短編ミステリー名人選集5 革服の男』 エドワード・D・ホック / 光文社文庫 | |
【いいえ,何も思いつかないわ】 |
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(6)ゲゾラはイカの怪獣で,イカは冷血動物だから……って,変温動物の血は冷たいわけじゃないぞ(この映画,怪獣のネーミングがゲゾラ・ガニメ・カメーバというくらい手抜きの山)。(7)「こんなものは叩けば直るんだ」。(8)荷物と一緒に積んだら,ロケット打ち上げ時のGでガチャピンの着ぐるみがぺちゃんこになって使えなかったから。 / 烏丸 ( 2000-12-28 13:05 ) それはともかく,特撮カルトクイズの回答を書いていませんでした。(1)ゴジラを絶賛したのは三島由紀夫。(2)食べちゃいけないのはキノコ。火を通してもダメだったんでしょうか。(3)「ドリンキン」。インファント島って英語圏? (4)左からイチロー,ジロー,サブロー。(5)黒柳徹子。 / 烏丸 ( 2000-12-28 13:05 ) あややさま,この『皮服の男』はホック傑作短編集のオモムキですから,やたら登場人物がいっぱいです。ですので,毎晩1作ずつ,寝る前に読むのがおすすめ。 / 烏丸 ( 2000-12-28 12:52 ) 登場人物が多いと、もうそれだけでアタマが混乱してしまう私です。くっぅぅ。ツインピークスでもつらかった。 / あやや ( 2000-12-27 23:48 ) |