今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2000-10-11 マンガ評論のまぁ有名な本だし文庫になったし読んどいたほうがいいかも 『漫画の時間』 いしかわじゅん / 新潮OH!文庫 |
2000-10-11 マンガ評論のまぁ有名な本だし文庫になったし読んどいたほうがいいかも 『漫画の時間』 いしかわじゅん / 新潮OH!文庫 | |
【青木光恵の結婚式でのサイバラのスピーチが,聞いてみたかった……】 |
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文庫版を注文したのね〜 / こすもマキバオー ( 2000-10-13 18:59 ) 晶文社版が見当たらないので(知人に借りて読んだだけだったかもしれない),文庫で買い直してしまいました。超有名な女流マンガ家がスーパーおばかなことを口ばしったのは講談社の「IN POCKET」誌上だそうです。「IN POCKET」は何十冊も買い続け,ある日ばかばかしくなって全部捨ててしまいました。この女流マンガ家,大昔にほんのちょっとお仕事でご一緒したら,翌年お会いしたときに覚えていてくれたので,あまり悪く言いたくないんですが……。 / ミーハー烏丸 ( 2000-10-12 11:55 ) |
2000-10-11 かつてイチオシマンガ,のイマイチ 『天才柳沢教授の生活 16』 山下和美 / 講談社(モーニングKC) | |
【ヒロミツが救われすぎるのも考えもの】 |
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あややさま,いらっしゃいませ。実は問題の「新○副都心クリニック」,烏丸も昔勤めていた会社で何度か健康診断に行ったところなのです。幸い点滴はせずにすみましたが……危ないところでございました(そうか?)。さて『柳沢教授』,「魅惑のトップス」という扱いでごくたまーに読み切りを発表するだけのわりに,10年で16冊はけっこう早いペースですよね。若き日の教授といえば,お見合いでのちの奥様に怖がられるところ,それからピアノを買う話,なんとなく好きです。 / 烏丸 ( 2000-10-12 12:07 ) もう16巻まででてるんですか!私も教授の初期の感じがすきです。初期は、ネコをぶつのにわざわざ木材を測って買ってきたりしてましたものね・・。そして、若き日の教授がかっこいい・・・と、その部分は少女漫画のような気分でよんでしまいます・・。 / あやや ( 2000-10-12 00:37 ) あ,「ハラハラ」,そうですね,こっこさまのおっしゃる通り。教授に最近足りないのはその「ハラハラ」かもしれません。 / 烏丸 ( 2000-10-11 18:15 ) 教授にはいつもハラハラさせられてたのに。 こっこも「とんでもない人」に賛成です。 / こっこ ( 2000-10-11 15:01 ) 柳沢教授,ご健在どころかすっかり添付画像のような家族にも学生にも子供たちにも愛される穏やかなヒーローでございます。もうちょっと昔のように「とんでもない」人であってほしいのですが……。 / 烏丸 ( 2000-10-11 14:52 ) 柳沢教授はご健在なんですね。誰からも愛される人生の達人になった彼の姿は想像しがたいです。 これはまとめて読んでみたいです。16巻もあるなんて! 明日は本屋さんのはしご。8月8日の『ストーカーの心理学』 もチェックせねば。 / こっこママは本屋さん>こっこ ( 2000-10-11 14:27 ) |
2000-10-11 ドーナツブックスいしいひさいち選集 34『酒乱童子』・35『錯乱の園』 いしいひさいち / 双葉社 | |
【35巻で計4486作品】 |
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犬のほうの「101」ですが,ディズニーの続編製作に対し,動物愛護派がクレームつけているそうです。その内容がびっくり。あの白地に水玉模様のダルメシアンは体重が約36キロ以上に成長し,神経質な性質。おまけに4匹に1匹は聴覚異常で,飼育が非情に難しい。そのため数多くのダルメシアンが保健所で安楽死させられるのだそうです。うーむむむ。 / わんわん烏丸 ( 2000-10-12 12:14 ) ハムテル不勉強! いしいひさいち『101匹忍者大行進』全2巻,チャンネルゼロ発売なり。そんなことでは立派な漆原教授になれないぞ! / 二階堂烏丸 ( 2000-10-11 14:46 ) ハムテルが『百一匹とは犬の数字ではないのか』と問うております。 / こすもぽたりん ( 2000-10-11 14:19 ) 発売は9月18日だったのですが,油断していたら売り切れだったのかそもそも入荷してなかったのか,近所の本屋になくて苦労しました。双葉社の営業にはもっと頑張って欲しいものです。 / 烏丸 ( 2000-10-11 11:25 ) あ〜すごく読んでみたいです。明日は本屋さんに行ってみます。 あと10月5日の基礎からの漢文も気になるのでチェックせねば。久しぶりにお勉強したくなりました。 / こっこ ( 2000-10-11 09:41 ) |
2000-10-10 雰囲気を剥いた後に残るもののイマイチ 『水に棲む鬼』 波津彬子 / 朝日ソノラマ,白泉社 | |
【ミステリー,ホラーという名の安心装置】 |
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くぉぉぉっ、ケロロ軍曹殿がお腹を召されたとは! では不肖ポタタ伍長、軍曹殿の遺志を継いで「南国リゾート地で読む島田掃除(ママ)ベスト10」をばっ! / こすもぽたりん ( 2000-10-10 19:06 ) 江戸時代には様斬(ためしぎり)といって,死体をしばりつけ,刀を大きくふりかざして……という本を今,読んでるの。をほほ。という話はこっちにおいといてー,いえいえ,軍曹が花郁悠紀子・波津彬子姉妹について書かれた時点でははっきりつっこむことができず,その後,単行本を買ったり読んだりしてお勉強させていただいての本書き込みなのです。そりゃ後から書くほうが有利なのですわ。 / 烏丸 ( 2000-10-10 18:30 ) しょ、少佐殿っ、不肖ケロロ軍曹著しく不勉強でありましたっ! この上は皺腹掻っ捌いてお詫びをっ! ぐっ、ムゥゥ.... (富江並みの蘇生力なのでご安心を) / ケロロ軍曹 ( 2000-10-10 17:53 ) なんだかんだ言いつつ単行本をそれなりに持っているのだから,決して嫌いな作家ではないのに,出来の悪い短編集選んでわざといぢめたような気分。ただ,ケロロ軍曹の,波津彬子が姉と比較されたプレッシャーで波頭涛子に,という指摘は時間軸から見てどうでしょうか。実質デビュー単行本にあたる『フレデリック・ブラウンは二度死ぬ』(坂田靖子,橋本多佳子との共著)で,すでに点目の自画像は登場しているのです。 / 烏丸 ( 2000-10-10 17:09 ) |
2000-10-10 時代小説エスピオナージのイチオシ 『影武者徳川家康』 隆 慶一郎 / 新潮社 | |
【それではやむをえんな】 |
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いやーん。ぽたりん様のヒントの通りにけんさくんかけたら、怖ーいマンガの話が次々と……。よい子はさっさとお薬のんでおとなしくしていようっと。 / 美奈子 ( 2000-10-12 07:03 ) う,ううー,返したいが,今出先で,手元に新解さんがないーっ。 / 烏丸 ( 2000-10-11 19:28 ) なるほど。ところでポタリンについては「ポタリンは軽快で、香ばしく、肉にむっちりしたところもあって、いいオヤツになるのだった」といわれているかと思いきや、「いやにごそごそする。タオルにくっついていたのはポタリンであった」などとも言われ、これもまた謎でございます。[かぞえ方]一本。 / こすもぽたりん ( 2000-10-11 19:08 ) なるほど。すると,「出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら,それが,常にはかなえられないで,ひどく心を苦しめる・(まれにかなえられて歓喜する)カラスマル」「玄関わきで草をむしっていたのがすなわちカラスマルであった」「体制に対する叛乱を企てたり国家の大方針と反対したりする,いけないカラスマル」 / 烏丸 ( 2000-10-11 18:20 ) 烏丸氏の謎を解く鍵は、『麗しの家人』『のろいの館』そして今回明らかになった『烏丸組百一匹サナダムシ忍群』でしょう。いったいどういう方なのでしょう。新解さんより謎です。 / こすもぽたりん ( 2000-10-11 14:17 ) 烏丸は文筆の人ではありません。ただのカラスなのであります(コウモリという説もある)。くわー。そういえば,このあいだ,自然保護系の人からお話うかがったんですが,カラスって郊外(埼玉や神奈川)に巣をかまえて,早朝,線路にそって都心に出勤するのだそうです。 / 烏丸 ( 2000-10-11 11:29 ) おもしろいエピソードのある作家ですね。小林師匠はテレビには無頓着だったとか……そんなことないですよね。それよりも! 烏丸様の素顔が少しだけ露わになったことに私、興奮しております(笑)。「師匠も文筆の人」ということは、烏丸様も文筆業でいらっしゃるのですか? 以前から、こちらに書評をあげていらっしゃる方々は何を生業にしているのだろうと思っておりました。一見してプロの方かなと感じますけれど、逆にプロはこういうところで惜しみなくご自分の文章を公開しないものなのでは?とも。烏丸様は一体……? / 美奈子 ( 2000-10-11 04:43 ) 『吉原御免状』,よいですよねえ。『影武者…』のほうが骨組みが太く,スケール大きいのですが,『吉原…』はしっとりとした影の深さのようなものが感じられ,個人的にどちらが好きかといえば『吉原…』のほうです。これがデビュー作なんですから,凄い。ところで時代劇,サスペンスの作家に「峰隆一郎」というベテラン(あんまり面白くない……)がいるのですが,なんでこんなに名前が似ているのか,謎です。 / 烏丸 ( 2000-10-10 13:38 ) 私、影武者徳川家康、池波正太郎の次に好きなのであります。はっきり申しまして、家康は影武者だったと信じている次第です。吉原御免状も好きです。京都の赤山禅院に参りましたとき、隆慶一郎先生の生前に寄進された御札だったか、旗だったかを見つけて歓喜したことを思い出してございます。 / ねむり猫 ( 2000-10-10 13:17 ) 本文では「一説によれば」なんて書いてますが,実は文庫の解説には必ずといってよいほど書かれているのです。多分,当人がことあるごとにそう口にしていたのでしょう。しかし小説は別にして,映画やTVドラマのシナリオはずっと手がけていたのに,そちらについては師匠の小林秀雄が怖くなかったのか,とか,そもそも師匠が怖いからと人間60歳まで我慢できるのか,など,謎です。ちなみに烏丸の師匠も文筆の人ですが,怒られないように毎年年賀状で「ことしもロクな仕事してません」と前もって言い訳しています。 / 烏丸 ( 2000-10-10 11:49 ) 「小林秀雄が生きているうちは怖ろしくて」という説は、なんだかリアルでいいですね(笑)。 / 美奈子 ( 2000-10-10 07:49 ) |
2000-10-09 サブカル本のイチオシ? イマイチ? 『隣のサイコさん 「いっちゃってる」人びとの内実』 別冊宝島編集部 編 / 宝島社文庫 | |
【センセエ,あたしの脚のね,このヘンっで鳴いてるセミが五月蝿くって,もお】 |
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2000-10-08 喪失とそこからの回帰を願うマンガのイチオシ 『踊って死神さん』 花郁悠紀子 / 秋田書店 | |
【いつ死ぬかわからない】 |
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2000-10-07 [雑談] 全プレ ラヴ | |
ほにゃららさまの「風雲!わしづかみ大名」でもつっこませていただいたが,烏丸は全員プレゼント,いわゆる全プレが大好きである。 |
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SENRIさま,いらっしゃいませ。少女マンガ誌の全プレゼントでは,お財布もよくありましたね。「○○の財布は,恥ずかしいかなー」とか,応募しないことが多かったのですが,今思えばゲットしておけば,と悔やまれます。ちなみに,烏丸の実家ではマンガはイケナイモノ扱いだったので,マンガのストックは押し入れの天井裏や机の引出しの奥(引き出しを抜かないと出せない)など,隠すのに苦労しました。全プレの送付先は親しい友人の家でした。 / 烏丸 ( 2000-10-08 01:07 ) たら子母さま,萩尾望都のハンカチとは実にうらやましい。ちなみに,烏丸はデビュー作から掲載雑誌を集めるのに苦労したので,『ポー』はイメージとしては後期の作品です。その後は黙っていても単行本になるので,なんかもう応援しなくてもいいメジャーな人の感じ。 / 烏丸 ( 2000-10-08 01:07 ) 「なかよし」の全プレでスパンク(それゆけスパンクだっけ?)のお財布もらったことがあります。薄っぺらーいビニールのお財布だったけど、大切にしてたなぁ。それにしてもスパンクって名前、ちょっとアブノーございます。 / SENRI ( 2000-10-07 22:38 ) 私は萩尾望都の「もとファンタジックちーふ」というイラスト入りのハンカチを今でも後生大事に持っています。大判なので三角巾にも使えそう。。「スターレッド」の下敷きもあります。ポーの一族、モー様の初期のヒット作でなつかしいっす。岩館真理サンのカワユラシイ(でもみんな同じ顔)女のコのお顔を思い出します。 / たら子母 ( 2000-10-07 22:21 ) |
2000-10-06 伝奇ホラーのイマイチ 『死国』 坂東真砂子 / 角川文庫 | |
【どうして,あたしが汚れた霊やの】 |
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坂東眞砂子は先に『身辺怪記』という,創作ノートのような随筆集を読んだのですが,『死国』よりはよほどおもしろく読めました(ごく一部の夢の話を除くと,怖い本ではない)。本文ではかなり叩いてますが,この作者,もう少し読んでみる気ではいます。 / 烏丸 ( 2000-10-08 01:06 ) 「真」砂子ではなくて「眞」砂子でした。書名,出版社名はウソにならないよう書店サイトからカット&ペーストすることが多いのですが,紀伊国屋は新字を使うのでときどき困りものです。渋沢竜彦とか。 / 烏丸 ( 2000-10-08 01:06 ) 私は『山妣』から入りましたが、この坂東真砂子という人、怨讐の塊のような人ですよね。栗山千明は萌え、でもそれだけのためにDVDを買うかといわれると疑問符連発。 / こすもぽたりん ( 2000-10-07 10:29 ) |
2000-10-06 前向き小説のイチオシ 『催眠─hypnosis』 松岡圭祐 / 小学館文庫 | |
【ワタシハ友好的ナ,ミドリノ猿デゴザール】 |
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よちみさま,『催眠』の原作は地味ながら一生懸命なA級です。お奨めです。それなのに次作の『千里眼』は思いっきりB級です。ヘンな作家です。 / 烏丸 ( 2000-10-08 01:05 ) 菅野美穂主演の「催眠」はほんとにB級でしたね・・・。原作読もうっと! / よちみ ( 2000-10-06 23:45 ) 『千里眼』は別な作者? と思うほどキャラ風が違いますので,ご注意。 / 烏丸 ( 2000-10-06 15:13 ) 「千里眼」の著者でしたっけ?これも面白そうですよね。ワクワク。 / mishika ( 2000-10-06 15:08 ) |