今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2000-09-29 『死刑執行人の苦悩』 大塚公子 / 角川文庫 |
2000-09-29 『死刑執行人の苦悩』 大塚公子 / 角川文庫 | |
【法の無情】 |
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今朝,テレ朝で捕鯨問題やってたみたいなんですが,見逃してしまいました。アメリカがまた急に言ってきてるみたいですね。経済制裁も辞せず,ってさすが正義の国。鉄砲片手に保安官だわ。 / 烏丸 ( 2000-10-01 12:55 ) 友人がアニサキスをくらったのですが、あれは胃カメラで取るんだそうですね。胃カメラのモニタを見ていたら、胃壁に頭を突っ込んだアニーがちゃんといたとか。しかし、胃カメラというのは苦しく情けないものですなあ。一度だけやったことありますが、涎垂れ流しで苦しい。なんか死刑の議論から逸れてしまってすんまそん。 / こすもぽたりん ( 2000-10-01 11:41 ) せ,専門領域って,たかだか本を数冊続けて読んだだけですがな……。これで専門家をきどったら,バチが,いや,ジストマがあたる。それはともかく,海の生物,サカナやクジラは,もう寄生虫まみれらしいんですね。でも,たとえばブリの筋肉中にいるやつとかはそのまま食べてもおっけーとか,必ずしもヒトによくないわけではないみたいです。アニサキスも,胃の壁に頭つっこむので「いででいでで」とはなりますが,たいていはそれでおしまいで,すぐ消化されてしまうみたいですよ。 / 烏丸 ( 2000-10-01 02:32 ) 関係ないですが、反捕鯨のお陰でクジラが増えてますね。その恩恵を被って爆発的に増えているのがアニサキスなんだそうですね。このあたりは烏丸さんのご専門領域ですが。アニサキスはクジラの胃袋が一番居心地がいいのだとかで。ああ、書いていて鳥肌が立ってきた。気をつけましょうね、アニサキス増えてますから。サバ、タラ、イカ、サケあたりでしたか? 危ないのは。 / こすもぽたりん ( 2000-10-01 00:40 ) なるほど、おっしゃる通りです。要は「オリビアという特定の個人が間抜け」ということではなくて、他の生物を食べて生きていかざるをえない人間が「エコロジー」の類の概念を強く主張する行為には根本的に矛盾がある、ということでしょうか。イスラムとブタに科学的根拠があったとは知りませんでした。うーん、いつもながら勉強になります。 / 美奈子 ( 2000-10-01 00:14 ) オリビアが間抜け,ということはないんだと思います。環境とか,なんとか権とか,そういうのに強く口をはさむのは,別の角度からみればどうしてもそうなるという例でしかないと思います。というのは,その手の問題は,かならずなんらかの矛盾はあるからです。たとえば,酸性雨と森林保護の問題を騒ぐ人だって,自家用車でアイドリング,絶対やってないか? というような。クジラは頭がよくてかわいいのいに,という連中に,ウシ,ブタはなんでいいのか,と言っても,通じないでしょう。ちなみに,イスラムがブタを食べないのは,ブタの寄生虫が怖いから,という科学的根拠からだったのだそうです。こういうのはまあ,よいな。 / 烏丸 ( 2000-09-30 23:44 ) 五輪イベントに登場してオーストラリアでは人気再沸騰のオリビアが、そんな間抜けな人だったとは! 豪州のニュースでは、グリーンピースが日本の捕鯨船に派手に抵抗する映像が延々と流れることもあり、げんなりしてしまいます。こちらの人とこの手の話題になると、相手がどれほど冷静に聞いてくれるかと顔色を見ながら「日本人にとっての鯨はイヌイットにとってのアザラシのような存在で、捕獲したものは隅々まで無駄なく使ってきたんだよ」などと説明するのに神経を遣います。 / 美奈子 ( 2000-09-30 22:15 ) 「自然を取り戻す」という言葉は烏丸的には欺瞞です。「人工」が自然の反対語であるわけはなく,ヒトが工場や自動車のばい煙で地球を破壊しているのは,シロアリが塚をたて,金魚がフンをするのと同様,自然な営みなのです。自分たちが可愛い,自然だ,と思うものだけ保護しよう,酸性雨,環境ホルモンのない自然を取り戻そう,なんていうのがすでに傲慢なんですよね。その「人間は他の生物をおしのけて生存している生物」であるという「業」をふまえるのが第一でしょう。そうでないと,自然を大切にするなら,おとじろうさん,肉を食えません。 / 烏丸 ( 2000-09-30 15:23 ) どうも,「権」の拡張を主張する一派には,各自の「権」が拡張したら隣の「権」とぶつかる可能性が高まるという問題に目をつむる傾向が多く,困ります。未成年だから保護,というなら,少年たちが成人よりほかの何かを我慢しないとバランスがとれないのです。教師から体罰も受けない,おやじから説教も受けない,なら,自分の尻は自分でふかなければ。それが責任というものです。これと同じく,万人に等しく基本的人権,生存権があってそれがなにより大切,というなら,そのルールを破った殺人こそは地球より重い厳罰をもって処すべき,という理屈だってスジの通った理屈です。死刑廃止論者が,「死刑は国による殺人である」というなら,個人による殺人だって今以上に抑止され,とがめられねばならない。 / 烏丸 ( 2000-09-30 15:16 ) もちろん,死刑廃止論者も被害者のことを話題にはするわけですが,多くは「被害者の遺族でありながら,死刑廃止を願う人々がいる」という持ち込み方になるわけです。そういう遺族がいるのは事実でしょうが,「ただの死刑ではあきたらない」「犯人が憎い,100回死刑にしても娘は戻ってこない」といった憤りの声には目をつむるわけです。そもそも,殺され,生存権を奪われたのは被害者当人であって,その無念のすべてを遺族が代弁できるというのも妙な理屈です。 / 烏丸 ( 2000-09-30 15:11 ) 私もニッポニア・ニッポン、トキの飼育には矛盾を感じます。トキを飼育して、自然に帰して、トキがまた自然の中で生息できると思っているのでしょうか。自然環境が破壊され、トキが餌としているものがなくなったために、トキは絶滅の道を歩む結果となった、とテレビで見ました。トキの数が増えても、餌がなかったらまた絶滅してしまう。自然環境を改善せずして、狭〜い箱の中でただ生かしているだけの保存って意味ないと思います。まずは、自然環境を破壊してしまったことを反省し、元のような自然を取り戻す努力をしてほしいと思います。そうしたら、必ず生き物は戻ってくると思います。絶滅したものの蘇生はもうないですけどね。 / おとじろう ( 2000-09-30 13:00 ) オリビア・ニュートン・ジョンは大笑いでしたね。ファッションでエコロジーを語る前に人間の業の深さとよく見つめなおして欲しいものです。「賢いイルカやクジラを殺すような日本には行きたくなああい」などと毛皮を纏って言うなど自己矛盾も甚だしい。反エコロジーを唱え「その程度のお綺麗で私の曇った心を洗い流せると思うな! アマゾンぬるし!」と叫ぶサイバラの方に共感できるのは、彼女が「まず人間そのものが反自然であり、生きるということ自体が業の深いものである」ということをよく認識した上での発言だからだと思うのです。 / こすもぽたりん ( 2000-09-30 11:24 ) トキには、日本人の国民性が凝縮していますね。中身の斟酌はなく、見てくれの帳じりが合っていればよいという。それを、そろいもそろって日本のマスコミが疑いもなく報道する。それから、死刑廃止論者達に決定的に欠落しているのは、被害者への人権への配慮です。 / 口車大王 ( 2000-09-30 03:21 ) あ,エコロジーといえば,トキ(ニッポニア・ニッポン)は滅んだのに,中国からもらってきて卵を生んだと喜んでいる。両親とも中国産なのです。これはつまり,自分たちの代で滅ぼした,という責任をとろうとしていないだけ。はっきり言うべきです,日本人はニッポニア・ニッポンという名の美しい鳥を絶滅させてしまったのだ,と。 / 烏丸 ( 2000-09-30 01:09 ) 死刑廃止論者の言葉も似たようなとこがあって,たとえば,アンケートで死刑賛成が多かったのはM君事件の後を狙ってアンケートしたからだ,ということが書いてある。でも,それは逆にいえば国民の多くが凶悪な犯罪者についてリアルに考えたとき,死刑も辞さずと判断したことでもあります。要するに,そんなふうな都合のよい読み方ばかりするように見えるから,信用できない。 / 烏丸 ( 2000-09-30 01:06 ) 大昔,オリビア・ニュートンジョンが日本にわざわざ捕鯨反対と言いにきて,ところが彼女が毛皮のコート着て飛行機から降りてきたもんだからブーイングの嵐で黙ってしまったというのを思い出します。クジラはもうあきらめてもよいとは思うんですが,その身勝手さは考えてほしい。そもそも,日本に開国を求めてきた黒船は,クジラを,食うためでなく脂をとるためだけに殺しまくっていたわけで。 / 烏丸 ( 2000-09-30 01:02 ) 文明を捨てられないくせにエコロジーを唱える人々には全く共感できないのと同じだと思うのです。自然を守れと叫ぶなら、そのほとんどが自然を破壊することによって作られている電気をまず捨てて欲しい。煌々と灯りをつけエアコンを効かせた部屋で語られるエコロジーは空虚です。ハンバーガーを食べながら「イルカを殺すな! クジラを殺すな!」と感情的になる環境保護団体と一緒で。 / こすもぽたりん ( 2000-09-30 00:28 ) |
2000-09-29 知らないと損をする寄生虫シリーズその3 『おはよう寄生虫さん 世にも不思議な生きものの話』 亀谷 了 / 講談社+α文庫 | |
【回虫はコスモポリタン】 ← ぽたさまにいぢわるしてるんじゃないのよ。本当にそういう章があって……って,わざわざそんなこと書くあたし,もしかしていぢわる? |
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沢蟹だけでなくモズクガニもですか! モズクガニは川で採ってたまに食べます。もちろん茹でてですけど。 / こすもぽたりん ( 2000-09-30 00:29 ) あ,それからカニで怖いのは肺ジストマですね。サワガニ,モズクガニだそうです。 / 烏丸 ( 2000-09-29 16:07 ) お握りばかり食べていると脚気になって,これはこれで江戸時代にはたくさん人が死んだ怖い病気なんですな。 / 烏丸 ( 2000-09-29 16:02 ) 蟹で怖いのはジストマでしたっけ? あれは沢蟹だけ? 聞いてばかりいずに読め!というお叱りを受けそうですが、これ読んだら何も食べられなくなりそうだなあ。ダイエットにはよろしいか。コメ好きの私としては、お握りだけあればいいんですけどね。裸の大将みたいですが。 / へ、兵隊の位で言うと、ぽ、ぽたりんくらい ( 2000-09-29 15:49 ) 蟹のお店も,料理に火が通っているからと安心はできないようです。蟹をさばく段階で,生ものと同じ包丁を使ったり,サラダにかけらが飛んだりすると感染しかねない。サナダムシ,カイチュウ,ギョウチュウなど,老舗の寄生虫はかなり安全なようですが,新参者,それから海外でうつるものは怖そうです。あと,他の本来他の動物に寄生するものがたまたまヒトにくると,怖いみたいですね。ただしい寄生場所(その動物の腸など)を求めて身体中をさまよい,脳や目にいくためです。今回,もっと「怖いぞ怖いぞ」本もあったのですが,それはそれとして。 / 烏丸 ( 2000-09-29 14:59 ) それにしても、今の無農薬野菜ブームは「喉元過ぎれば熱さを忘れる」なんじゃないかなと危惧しているのです。確かに今の農薬には危険なものもあるわけですが、なぜ人は農薬を使い出したのかをちゃんと考慮しないと、また寄生虫禍がやってくるのではないかと。最近マスの刺身を出す店を見かけますが、締めてない生のマスを食べるのは抵抗がありますね。あと、熊とか蛇もですね。滅多に食べないけど。 / こすもぽたりん ( 2000-09-29 14:24 ) 残念ながら私は回虫もギョウ虫も貰ったことがないのですよ。だからガキの頃から花粉症でした。東京医科歯科大学の先生が「これは花粉症というものなんだよ〜」と世に知らしめてくれるまで、私は毎春先生から「お前は根性が足りんから風邪をひくのだ」といぢめられていました。 / こすもぽたりん ( 2000-09-29 14:24 ) |
2000-09-28 知らないと損をする寄生虫シリーズその2 『空飛ぶ寄生虫』 藤田紘一郎 / 講談社文庫 | |
【コブが消えて,動いて,また,出現する……】 |
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……と,本文はいちおう絶賛気味に書いておいたが,この人,じゃっかんソコハカトナク「とんでも」の臭いがする(単なるロマンチストなだけかもしれないが)ので,全面的に信用するのはちゃんと自分の目と腸で確かめてからにしましょう。 / 烏丸 ( 2000-09-29 00:05 ) |
2000-09-28 知らないと損をする寄生虫シリーズその1 『笑うカイチュウ 寄生虫博士奮闘記』 藤田紘一郎 / 講談社文庫 | |
【摘出された女児の眼球を調べたところ,イヌカイチュウの幼虫が……】 |
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そうです。『ガ○○の○タ』です。ロアロア病とか怖かったっぴ〜。 / こすもぽたりん ( 2000-09-28 13:25 ) 今回はそっち方面には触手(うねうね)はのびませんので,『○○○の○』(ですよね?)は出てまいりませんです。 / 烏丸 ( 2000-09-28 12:43 ) あの本出てくるのかなあ、どきどき。「ガ○○○○タ」ですけど。あれは嫌だったにゃ〜。 / こすもぽたりん ( 2000-09-28 12:11 ) |
2000-09-27 重いネタ続いたのでちょっと一服 『タイニーポムポム』 坂田靖子 / 小学館(プチフラワーコミックス) | |
【烏丸氏の優雅な生活】 |
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で、テレビをつけると「貞子」が這い出して来るというわけですな。よし、引越しだ! / こすもぽたりん ( 2000-09-28 22:05 ) もちろん,カーペットが盛り上がっていて,なんだろうとめくってみると『富江』の本が出てくるなんてことはないし,森博嗣はもう書評を書いたから片付けようと手にとると本文の「萌絵」の2文字がすべて「富江」に変わっているはずはないし,気がつくと本棚の本がみんな『富江』『富江』『富江』『富江』………………。 / 烏丸 ( 2000-09-28 20:35 ) 本屋に寄ったら、映画化記念「富江(全)」なる分厚い本が売っていませんでした。もちろん、手にとりませんでした。 / 弱虫ぽたりん ( 2000-09-28 19:43 ) ちなみに最近の芥川賞周辺作品は,「どこかよくわからない世界で自分が何者かよくわかってない人物」が口だけ達者,な作品が多くて,困ってしまいます。なにしろ,作者が自分のことをよくわかってないことに胸張ってるんだものなあ。普通,照れるか恥じると思うんですが。 / 烏丸 ( 2000-09-27 23:46 ) |
2000-09-27 言葉遊びシリーズ最終回 『いろは歌』実作に挑戦! | |
【Do it yourself!】 |
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そうなんですよね、練ると纏まるんですけど、インパクトがその分減りますね。最初に「犬踏めばほらワンと鳴き困ったぴょ〜」を思いついた時には笑いが止まらなかったのですが。やはりこれはスナックで水割り片手に考えるというのがいいかも。「悪魔の手鞠唄」と彷彿とさせるというかの消えた名作の甦らんことを! / こすもぽたりん ( 2000-09-28 22:08 ) うーん,まとまりはいいんですが,もとの「無知ねビルゲイツ/愚かジョブス」のほうがびっくらインパクトが。しかし,本文にも書きましたが,「ぬ」「ふ」「わ」「ほ」「む」「め」「ろ」,この7文字がネックでしょ。 / 烏丸 ( 2000-09-28 20:29 ) 再挑戦のゲイツ・ジョブスもの。『無知なビルゲイツ / 豊かさ理論を聞く部屋へ / それを見て笑え魔物 / ジョブスに逢おうとせねば誉めぬ』 / こすもぽたりん ( 2000-09-28 19:29 ) あ、しまった。ビルゲイツのやつは「ね」が2回使われてるわ。前面改稿して再挑戦だい! / こすもぽたりん ( 2000-09-28 12:10 ) こりゃーすごい。最後の2節がちょっとあれですが,そこまでは完璧ですね。弟子入りさせてください。 / 烏丸 ( 2000-09-27 23:37 ) ↓は、オレと寝れば悪いようにはしないと弓矢を手に迫るゲイツにジョブスが「寝ぬわ!」と抵抗している様子です。 / こすもぽたりん ( 2000-09-27 21:41 ) 本当にこれで終わりにして帰ろう。お腹減ったし。「無知ねビルゲイツ/愚かジョブス/晴れの間で怒鳴りあう声/先へ細らせた弓矢を眼に文句/『寝ぬわ!』」う〜ん、オチがいまいち。明日練り直そう。 / こすもぽたりん ( 2000-09-27 20:48 ) 参りました、ってこんなにすぐかなうわけないじゃん。修行、修行。 / こすもぽたりん ( 2000-09-27 20:34 ) んでは負けじと新作,「眠る被害者 背にナタぬらり/ヘアは血まみれ 風呂の湯エステ/ほめよワトソン 聞け考察重く」 / 烏丸 ( 2000-09-27 20:27 ) ふわりビル屋根から/さてミケよ運べ/労務士にユモレスク/街の細き女を愛せたメヌエット / こすもぽたりん ( 2000-09-27 20:14 ) うーん、なかなかに難しい。第2弾を提出して今日は帰ります! それでは、第2弾。 / こすもぽたりん ( 2000-09-27 20:09 ) をを、さすがです。白猫も町へゆくのニャ〜! / こすもぽたりん ( 2000-09-27 18:27 ) ちょっと改定。「犬踏めば/それがワンと鳴き/あせったピョ/無理するさ/白猫も町へゆくのニャ/ほら上を見ておけ」。とっぴんしゃん度はもとのほうがよろしいですなあ。 / 烏丸 ( 2000-09-27 18:16 ) お見事。なかなか大変でございましょう。ところで,↑の2つを作ったころは,頭の中がいろは歌でいっぱいで,あるスナックで酒飲みながらでも作れてしまいました。それが密室殺人を歌う(歌うな)大傑作(自分で言うな)だったのに,数日後メモをどこかに紛失(なくすなー!)。ああ,いったいどんな作品だったのやら……(泣)。 / 烏丸 ( 2000-09-27 17:57 ) 格調低ぅい。白ヘチマ桶とは猫の森の奥に百年に一度実をつけるという幻の白ヘチマで作った桶です。 / こすもぽたりん ( 2000-09-27 17:50 ) 犬踏めば/ほらワンと鳴き/焦ったぴょー/猫がそれ見て/上を行(ゆ)くのニャ/白ヘチマ桶も無理するさ / こすもぽたりん ( 2000-09-27 17:49 ) むふ〜、午後一杯これにはまってしまった。しかもエクセルで専用シートまで作って。なかなか難しいですなあ。 / こすもぽたりん ( 2000-09-27 17:47 ) |
2000-09-27 言葉遊びシリーズその4 『いろは歌』 | |
【いろはのい】 |
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2000-09-26 言葉遊びシリーズその3 『仙界とポルノグラフィー』 中野美代子 / 河出文庫 | |
【孫さま ナスダックJが くあーッ!】 |
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2000-09-26 言葉遊びシリーズその2 『頭の散歩道』 阿刀田 高 / 文春文庫 | |
【波のり舟の音のよきかな】 |
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ふーむ,それではもう神居氏の調査を待つしかないです。 / 烏丸 ( 2000-09-26 17:54 ) 私の読んだのはタイガー立石ではなかったです。福音館のページでは見つかりませんでした。 / かむい ( 2000-09-26 17:29 ) 紀伊国屋BookWebであたってみると,野崎昭弘【文】タイガー立石【絵】『さかさまさかさ』というのがあるようだけど,どうでしょか。 / 烏丸 ( 2000-09-26 16:57 ) 子供の頃に読んだ,福音館の絵本だったと思う。ひょっとしたら回文の作者と絵は別だったかも。 / かむい ( 2000-09-26 16:34 ) いや,土屋耕一の本のタイトルになってたりするくらいだから,谷川ってことはないと思うです。しかし,絵本というのが。 / 烏丸 ( 2000-09-26 16:12 ) その回文は、谷川俊太郎さんのものでしょうか。なんかそんな印象なんですけどね。 / mishika ( 2000-09-26 13:46 ) 絵本作家というのは,知らないなあ……思い出したら教えてください。「かるいきびんな……」はすでにスタンダードかと思ってました。 / 烏丸 ( 2000-09-26 12:10 ) 回文といえば,名前を失念したのだが,かわいくて優雅な秀作を作る絵本作家がいます。「かるいきびんなこねこなんびきいるか」 / かむい ( 2000-09-26 11:59 ) |
2000-09-25 言葉遊びシリーズその1 『ニホンゴキトク』 久世光彦 / 講談社(講談社文庫) | |
【宇津井健氏はドッキリアヘ】 |
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英語では回文は難しいと見えて,あまり長いのはないそうです。次の『頭の散歩道』に出てきたのは,確か,"Madam,I'm Adam."かな。あんまりおもしろくないですね。かわりに,英語文化圏で盛んなのは,詩の各行の頭の文字を順に読むと言葉になる(ルイス・キャロルが得意。和歌にもからころもきつつなれにし……に「かきつばた」が隠れている,とかありましたね),とか,ある言葉の文字の順番入れ替えてほかの言葉にする(アナグラム)とかがさかんですね。Draculaが一般人にまぎれるときはAlucard伯爵を名乗る,とか。 / 烏丸 ( 2000-09-26 12:18 ) ところが,20文字,30文字程度の回文なんて,実はかわいいものなんですね。次をご覧ください。 / 烏丸 ( 2000-09-26 11:49 ) 回文では、『ぎゅあんぶらあ自己中心派』にあった「ナンテシツケイイコ、イイケツシテンナ」が笑えますね。当時「そうかあ、躾がいいのになあ」と全く的外れな感想を持ったことを記憶しています。 / こすもぽたりん ( 2000-09-26 10:32 ) 私が高校受験の時に作った暗記文は、「どちらから中央アジアへくねくねとあんたらバイクで来よったんかい」。これは、ソ連(当時)のコンビナート名を西から東へ暗記する方法です。今更何の役にも立ちませんね。西からドニエプル、中央(モスクワ・レニングラード)、ウラル、カラガンダ、中央アジア(そのままや!)、クズネツク、アンガラバイカル、極東の各コンビナートです。あ、隣で「祖父の代から国営農業」となどと言っている人がいます。ソフホーズのことですね。 / こすもブレジネフ(なんじゃそりゃ) ( 2000-09-26 10:31 ) おもしろい。日本語って音や漢字で変化させて遊べる言葉ですよね。奥が深い。.comがドット混むになるのもニホンゴのおもしろさ。甲州高校は初めて知りました。外人に教わった回文をひとつ。右から読んでも左から読んでもAKASAKA。 / 日本語未熟おとじろう ( 2000-09-26 08:50 ) |