今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2006-05-25 『心霊写真 不思議をめぐる事件史』 小池壮彦 / 宝島社文庫 |
2006-05-25 『心霊写真 不思議をめぐる事件史』 小池壮彦 / 宝島社文庫 | |
【要は写真を「見る側」の問題である。】
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2006-05-17 大人のマンガ,を考える 『誰も寝てはならぬ』(現在5巻まで) サラ イネス / 講談社ワイドKCモーニング | |
【さあー 俺もイキオイでもろてんけど 何かにできるか? コレ できません】
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ぴなさま,オシャレ度という点では,ストーリーマンガでない最初の単行本『水玉生活』が抜群でした……などなど,今夜はばらばら過去の単行本を読み返してますが,『誰も寝ては』の1巻はこゆいですね。これに比べると5巻などずいぶん薄味です。 / 烏丸 ( 2006-05-20 01:35 ) 大阪豆ごはん!いやーん、懐かしい。三姉妹のファッション、だーいすきでした。 / ぴな ( 2006-05-18 16:49 ) |
2006-05-12 大人のマンガ,を考える 『沈夫人の料理人』(全4巻) 深巳琳子 / 小学館ビッグコミックス | |
【美味しい物が 私には ふさわしいんだよ。】
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最近,山田風太郎『妖異金瓶梅』を読みました。『金瓶梅』に想を得た,というより西門慶や潘金蓮を主人公とする猟奇殺人ミステリで,これがもう,凄い。とくに後半の怒涛の展開には山田風太郎の底知れぬスケールにただ暗然とするばかり。……この『金瓶梅』と『沈夫人』,時代が近いのですね。風俗等のテイストにも(ほんの一部)似たところが。 / 烏丸 ( 2006-05-13 02:18 ) 『沈夫人の料理人』の弱点は……いかに美味な料理とて三食続ければ倦むように,単行本2冊も続けて読むと飽きてしまうんだよね。たまーに取り出してどれか1冊,程度がよろしいようです。 / 烏丸 ( 2006-05-13 02:10 ) |
2006-05-04 〔非書評〕重箱の隅つつき その5 『となりの山田くん(5)』 いしいひさいち / 創元ライブラリ | |
いしいひさいちの作品はもちろん「推理小説」ではないが,作者の稀有なミステリ批評眼,ならびにホームズものをはじめとする痛烈なミステリパロディに敬意を表して,あら探しをさせていただくこととしよう。
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バケラッターのクールクル、さらばオバQの初代声優、曽我町子さん逝去。 / 烏丸 ( 2006-05-08 00:31 ) |
2006-05-01 〔非書評〕重箱の隅つつき その4 『花の下にて春死なむ』 北森 鴻 / 講談社文庫 | |
北森鴻のミステリは,平均して面白い。
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『花の下』に続く「香菜里屋」シリーズの2冊め,『桜宵』が文庫化されたばかりですが,そちらの,たとえば「犬のお告げ」という短編に同じことを感じます。同作には2つの推理が描かれているのですが,どちらも,別の結論でもかまわないように読めてしまうのです。とくに前振りの自転車の鍵の話が……。 / 烏丸 ( 2006-05-03 01:03 ) |
2006-04-26 〔非書評〕重箱の隅つつき その3 『ダ・ヴィンチ・コード』 ダン・ブラウン,越前敏弥 訳 / 角川文庫 | |
さすがに文庫化までしていただいて,いつまでも読まずにすましているのは失礼というものだろう。というわけで遅ればせながら拝読させていただいたが,なるほど噂にたがわず突っ込みどころ満載。持ち寄っての読書会など楽しそうだ。
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smartについていくつかウソ書いてしまっていました。本文は修正済みですが,fortwoはオランダでなくフランスでの製造(forfourがオランダ)です。また↓のつっこみの「4人乗り」は「5人乗り」の誤り(大人5人には狭いけど)。 / 烏丸 ( 2006-04-28 12:04 ) 作品が大ヒットしたという点では悔しがっているかもしれませんが,トマス・ハリスが書いたらまるきり違う作品になってしまいそうですね。「最後の晩餐」に隠された暗号をもとにモサドがテロリストと諜報戦する話とか,「洗礼者ヨハネ」と自分とを重ねあわせた連続猟奇殺人鬼をヒロインの暗号解読官がプロファイルするとか。 / 烏丸 ( 2006-04-28 11:59 ) 「ハンニバル」のトマス・ハリスもくやしがってるかも? / ぴな ( 2006-04-26 10:19 ) fortwoにしなかった理由の1つは,駆動半径が小さすぎて,助手席どころか運転席まで車酔いすると聞いたため……。ほんとかな。 / 烏丸 ( 2006-04-26 01:50 ) ちなみに烏丸家の愛車は,同じsmartシリーズだが4人乗りのsmart forfour。オートマのくせに坂道で後ろに下がるファニーで可愛い奴だ。生産中止も近く,まだ市内で同じ車種を見かけたことがないのも自慢の1つ。 / 烏丸 ( 2006-04-26 01:48 ) |
2006-04-22 〔非書評〕重箱の隅つつき その2 『なみだ研究所へようこそ! サイコセラピスト探偵波田煌子』 鯨 統一郎 / 祥伝社文庫 | |
続いて,奇想の妙手,鯨 統一郎のミステリ短編集。なんの資格もないサイコセラピスト波田煌子が,クライエントの悩みを次々に言い当てて治療するという趣向。
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『なみだ研究所』でもう一つ納得がいかないのは,作中の会計士,小野寺久美子が,若いグラマラスな女性として語り手の松本清の思慕(欲望?)の対象となっているにもかかわらず,およそ輝いてるようには読めないこと。作者は熊田曜子のつもりなのに(笑),読み手からは恋愛なんぞ卒業したおばさん婦長さん,そんな感じ。 / 烏丸 ( 2006-05-01 01:48 ) いえいえ,けろりんさま,祥伝社文庫なんてまだマシなほう。『象と耳鳴り』は平積みの書店もありますし。ありそうでない,ある程度大きな書店でも品揃えが悪いといえば,ハルキ文庫ですね。最近探し物をしてたんですが,とうとうあきらめて密林から取り寄せてしまいました。 / 烏丸 ( 2006-04-24 01:29 ) ちょうど短編ミステリでリハビリを始めようと思っていたので、「象と耳鳴り」を購入。次はこれも読もうと思います。それにしても、祥伝社文庫ってどの本屋でも見つけにくいです。(^ ^;) / けろりん ( 2006-04-23 14:30 ) |
2006-04-19 〔非書評〕重箱の隅つつき その1 『象と耳鳴り』 恩田 陸 / 祥伝社文庫 | |
よろず何ごとにつけても批評,紹介は決して容易でないが,なかでもミステリの批評は難しい。なにしろトリックや犯人の人物像をストレートに論ずるわけにいかないため,妙に遠まわし,あるいはありきたりなことなど並べたて,結局ジャンルを特定の上ただほめる,ただけなす,のいずれかになってしまう。
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2006-04-14 新入社員推奨銘柄 『コンシェルジュ』(現在5巻まで) 原作:いしぜきひでゆき,漫画:藤栄道彦 / 新潮社BUNCH COMICS | |
【でも 人はすぐ その あたり前のことを 忘れてしまうんです】
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2006-04-12 なんだかよくわからない 『飛蝗の農場』 ジェレミー・ドロンフィールド,越前敏弥 訳 / 創元推理文庫 | |
【いまは何をしていても,猥雑で,生々しくて,力強くて,満ち足りた気分なの。】
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