今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2006-03-10 ぐいぐいノンストップ 『13階段』『グレイヴディッガー』『K・Nの悲劇』 高野和明 / 講談社文庫 |
2006-03-10 ぐいぐいノンストップ 『13階段』『グレイヴディッガー』『K・Nの悲劇』 高野和明 / 講談社文庫 | |
【目を閉じて頭をごしごしと擦っているうち,手が一本多いことに気づいた。】
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この作者,いい加減な雰囲気の中に,根っこのところで「生真面目」な印象があります。『グレイブディッガー』など,ひねりにひねって,実は直球勝負! みたいな。オススメです。 / 烏丸 ( 2006-03-16 00:29 ) 「13階段」読みました。あとの二つも面白そうですね。 / koeda ( 2006-03-15 15:47 ) |
2006-03-04 従容として逝く 『桃』 久世光彦 / 中公文庫 | |
【なんだ,それだけのことなんだと頷きながら,私は紅色の漆の筐の中へ落ちていった。】
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2006-03-02 テレビライクな刺激発生装置 『推理小説』 秦 建日子 /河出文庫 | |
【30代。女性。バツイチ。子持ち。大酒飲み。無駄に美人】
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演出家・作家の久世光彦,死去。期せずして,今日の上着のポケットにはエッセイ集『花迷宮』が入っていた。また,昭和が遠くなる。黙祷。 / 烏丸@未ログイン ( 2006-03-02 17:05 ) 新保博久の解説には,横溝の『探偵小説』,三枝和子『恋愛小説』など,「小説のジャンル名そのものを題名にした小説」が掲げられているのだが,(何か見落としていませんように)もなにも,水村美苗の『私小説』『本格小説』をはずしているのはなぜだ? / 烏丸 ( 2006-03-02 01:52 ) 最初がこれ,次がこれ,そして現在がこの私評に添付のもの,と,篠原涼子を使った帯だけでも3種類はあるようです。力はいってるなあ,いや,宣伝費がはいったのか,河出書房。 / 烏丸 ( 2006-03-02 01:51 ) |
2006-02-28 最近はイマイチ 『サム・ホーソーンの事件簿IV』 エドワード・D・ホック / 東京創元社(創元推理文庫) | |
【一九三六年の夏はそういうふうにして終わったんだよ。】
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本文中で触れた植物については,明治10年の西南戦争でこの枝を箸に使って中毒を起こした兵士がいたらしい。昔からそれが信じられない。毒のあるなし以前に,あんなしなる枝を,箸やバーベキューの串に利用しようと思いつくほうが妙な気がするのだが……。 / 烏丸 ( 2006-02-28 02:08 ) |
2006-02-26 『ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日』 エドワード・ドルニック,河野純治 訳 / 光文社 | |
【絵一枚ですんでよかったじゃないか】
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2006-02-22 『裁判大噴火』 阿曽山大噴火 / 河出書房新社 | |
【弁護人「今日喋れば明日も喋らせてくれるって。よかったね」】
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今週の「裁判Showに行こう」は,例の2ちゃんねるのエイベックス社員の殺害予告事件の公判だったのだけれど,その際の裁判官による被告人質問がプロの対応という感じでいい。それに素直に反応できる阿蘇山大噴火氏もいい。 / 烏丸@未ログイン ( 2006-03-06 10:10 ) |
2006-02-20 最近のダメダメ 『はやぶさ新八御用旅(二) 中仙道六十九次』 平岩弓枝 / 講談社文庫 | |
【隼新八郎どのではござらぬか】
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『御宿かわせみ』のほうは,江戸が終わって明治時代に入るのだそうな。 / 烏丸 ( 2006-02-26 18:48 ) |
2006-02-16 痛々しさの末裔 『漫画家超残酷物語』 唐沢なをき / 小学館ビッグコミックススペシャル | |
【そうそうこう描くと、こういう絵になるんだよ】
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その密林の「今は買わない」がいっぱいだったので,「カートに戻す」をクリクリクリ,「レジに進む」をクリックしたところ,それからしばらく,ダンボールの箱が熱帯雨林。家人の目がピラニアの……。怖いですわ,密林。 / 烏丸 ( 2006-02-20 01:43 ) 怖いもの見たさでうっかり「密林」でぽちっとしてしまいましたわ。限定版のだめ15巻も先月密林でぽちっと。怖いですわ、密林。 / けろりん ( 2006-02-19 11:25 ) そうなんです,こんなちょっとイタい本も描いているのです。ところでけろりんさま,「マングースぬいぐるみ」付き限定版のだめ15巻は予約されましたか? カレンダーは予約ゲットしたカラスも,今回は迷っています。ただ,お腹を押すと「ぎゃぼ〜」と言うらしいのがな……。うう。 / 烏丸 ( 2006-02-19 00:17 ) 唐沢なをきはこんなのも描いていたんですね。読みたいような読みたくないような・・。永島版は実家にありますが、1回読んだきり棚から出すことはなかったので話は全然覚えていませんです。。。 / けろりん ( 2006-02-16 16:12 ) |
2006-02-11 痛々しさについて 『漫画家残酷物語』 永島慎二 / 朝日ソノラマ サンコミックス(ふゅ〜じょんぷろだくとより復刊) | |
【メシつぶを残すな カレーライスくったあとで】
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おまけ。朝日ソノラマ版の『漫画家残酷物語』の第三巻には,当時売り出しの新人作家,五木寛之が写真付きで推薦を書いています(ジャズ喫茶シーンの頻出する永島作品の紹介者としては,モスクワ愚連隊の作者はなかなかいいセンですね)。その写真の若さ,勝手にウケてしまいました。 / 烏丸 ( 2006-02-16 00:43 ) また,アマチュアのまま描き続けるという選択肢は当時はなかったんですね。なにしろ登場人物は(ごく一部の億万長者を除いて)誰も彼も貧しい。週休二日で平日夜と休日はプライベートな趣味に,なんて夢のような時代だったと思います。 / 烏丸 ( 2006-02-16 00:43 ) 今回永島版『漫画家残酷物語』を読み返して気がついたのは,女流の漫画家が一人も登場しないこと。すでに少数ながら女流もいたとは思うのですが(矢代まさ子など貸本時代から描いていた),登場する女性はすべて漫画家の家族,恋人,あるいは読者。 / 烏丸 ( 2006-02-16 00:42 ) |
2006-02-05 合格祈願フードあれこれ 「う・カール」から「勝ちま栗」「ハイレルモン」まで | |
私立中学入学試験は2月1日からの数日がピーク。
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