今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2001-04-15 最近読んだ本 その一 『九マイルは遠すぎる』『ストーカーの心理』『春の高瀬舟 御宿かわせみ24』『私たちは繁殖しているピンク』 |
2001-04-15 最近読んだ本 その一 『九マイルは遠すぎる』『ストーカーの心理』『春の高瀬舟 御宿かわせみ24』『私たちは繁殖しているピンク』 | |
新聞報道について寄り道したりしているうちに,取り上げるタイミングを逃した本がたまってしまった。いずれ機会をあらためてきちんと紹介したい本(およびイナズマ落としでゴミ箱に投げ捨てた本)を除いて,ざざざっと駆け足で紹介しておこう。
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2001-04-14 マスコミの誤報について 最終回 報道という名のバラエティショウ | |
(本シリーズ,これでオシマイ) |
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ふみふみ。さま,いらっしゃいませ。難しいのではなくて,烏丸の書き方がヘタなだけなんですよ。 / 烏丸 ( 2001-04-15 03:27 ) すっごい難しい内容かな?ナンテ思いながら、読んでて、最後の一行があって、ホッとしてます〜♪^^ / ふみふみ。@はじめまして〜♪ ( 2001-04-14 08:16 ) |
2001-04-13 マスコミの誤報について その六 蓼喰うバグも好き好き | |
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2001-04-12 マスコミの誤報について その五 舶来パソコン好み | |
(つづく) |
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2001-04-11 マスコミの誤報について その四 朝日新聞一面を飾ったハードウェアたち | |
(つづく) |
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しかし,オンキヨーは公式サイトでも「オンキヨー」と「オンキョー」を混在させるなど,昔から,「キヤノン」に比べればまことに呑気なのです。 / 烏丸 ( 2001-04-13 02:09 ) ONKYOを「オンキヨー」と書くのも、案外知られてないもかも。 / clouds@最近まで知らなかった ( 2001-04-13 01:55 ) キヤノンといえば,今日発売のモーニングで,せっかくカラープリンタをプレゼントとして提供しているのに,会社名を「キャノン」とされていて気の毒でした。キャノンは「キヤノン」,富士写真フィルムは「富士写真フイルム」なんですよね。 / 烏丸 ( 2001-04-12 12:42 ) エプソンを除くと,98互換機の多くは,OS,BIOSまではサポートできても,I/O,いわゆる「ハードを直接叩く」プログラムにまでは対応しきれず,互換といいつつ動作しないアプリケーションが少なくなかった……あらあら,いやだわ,こんな論調。まるで烏丸がパソコンマニアみたいな。 / 烏丸 ( 2001-04-11 13:06 ) 確かに一面の報道とすればムチャですね(笑) そういえばEPSON製の98エミュレーターを使って、DOS/V機で98のソフトを動かそうとジタバタした記憶がありました。 / TAKE ( 2001-04-11 08:38 ) |
2001-04-09 マスコミの誤報について その三 専門家という情報源 | |
(つづく) |
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カエルさま,堅い本をきっかけに堅い話が続いて,少々肩こり気味の烏丸でございます。反動が出ないように気をひきしめねば。ねばねば。 / 烏丸 ( 2001-04-11 02:04 ) 小泉・・のくだりで、飲んでたコーヒー噴出しそうになりました・・もう烏丸さまったら(笑)それはそうと、自分の担当する業界の知識があまりない新聞記者って結構いますからね。(どういう基準で各部署に配置されるんだろ?)いかにも「らしい」単語に惑わされてしまうってありますね。 / カエル ( 2001-04-10 16:45 ) |
2001-04-08 マスコミの誤報について その二 報道の本質について少し考えてみる | |
(つづく) |
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誤報ではないのですが,スポーツと朝日という点でここ数年気になっているのが,スポーツ欄の写真がつまらないこと。プロ野球でいえば決勝ホームランを打ったバッターの,その打席でなくベンチ前でナインに迎えられているシーン,サッカーなら試合が終わってうずくまるシーン,水泳では競技が終わって電光掲示板を見上げるシーンとか。要するにスポーツの躍動感の感じられない写真がやたら多いような。 / 烏丸 ( 2001-04-11 13:02 ) スポーツ・ファン的には、朝日新聞といえば昨年のフィリップ・トルシエ日本代表監督解任のフライング報道が記憶に新しい所です。もう少しで記事が現実を歪曲してしまうところでした。 / TAKE ( 2001-04-11 08:29 ) cesarioさま,烏丸個人は「書くことは犯すこと」と感じることはほとんどありません。ではどう感じているかといえば,「書くことは掃除洗濯整理整頓」。 / 烏丸 ( 2001-04-09 00:25 ) たらママさま,「所詮はそういうことで」と認識しておられる方はよろしいのですが,実のところマスコミ側にしても読者,視聴者側にしても,それは少数派なのでは,と思われます。とくにワイドショーや女性週刊誌にたいしては眉にツバしても,大手新聞が載せたらまるまま信用,という方は少なくないのではないでしょうか。 / 烏丸 ( 2001-04-09 00:25 ) 「書くことは犯すこと」ですね。 / cesario ( 2001-04-08 06:12 ) マスコミという業種は所詮はそういうことで成り立っているのでは・・・。報道であっても事実というより企画(こういうストーリーがやりたい)ではないでしょうか。 / たらママ ( 2001-04-08 01:49 ) |
2001-04-07 『誤報 ─新聞報道の死角─』 後藤文康 / 岩波新書 | |
【サンゴ汚したK・Yってだれだ】 (つづく) |
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cesarioさま,ここで問題にしているのは「○○補佐官」等をはしょったために事実を捻じ曲げる場合のことであって,それを削ることの是非ではありません。限られたスペースで出来る限り情報を伝えようというのはマスコミ(プロ)に限らず,ここひまじんネットだって皆さん同じ苦心をしておられるはず。要は提示された表現そのものであって,書き手の裏の「つもり」などは知ったことではなく,ましてやプロがそういった当然の努力を云々するのは見苦しいだけと烏丸は認識しております。 / 烏丸 ( 2001-04-09 00:24 ) ただ、マスコミ発の情報の中にはおっしゃるように「そうとは言い切れない」部分もある。たとえ「作られた」ものだとしても、それなりに苦心されている部分もあるのだという点について、ささやかながら実情の一部をお話したいという気持ちになり、長々しい書きこみをさせていただきました。失礼がありましたらお許し下さい。 / cesario ( 2001-04-08 06:07 ) すみません、烏丸様の言わんとされた論点からずれてきてしまったかもしれません。週刊誌やスポーツ新聞などで取り上げられるネタでいわゆる大手マスコミが無視しているものはきわめて多く存在しており、それはすなわり新聞社によって意図的に「隠蔽」されているのだというご指摘については、まさにその通りであると自分も感じております。 / cesario ( 2001-04-08 06:07 ) ここで「ほら、『どの要素を入れるのか』という取捨選択において必然的に一定の意図を働かせているではないか」というご指摘もあるでしょう。それはおっしゃる通りで、その点についても自覚しているつもりです。 / cesario ( 2001-04-08 06:06 ) 少なくとも自分が従事する範囲では、ある要素を隠蔽するか否かという意図を働かせるレベルに至る前に、読者にとってレレバントな情報をできるだけ盛りこむにはどうしたらよいのか、そのラインをどこに置くのかをぎりぎりまで考えているというのが実情です。読みやすさと事実の量をどこまでトレードオフさせるのか、そのためにない知恵を絞っているというのが偽りのない本音です。 / cesario ( 2001-04-08 06:05 ) となると、スペースが足りない。外電発記事の翻訳となると、これはもう圧倒的に足りないのです。私の乏しい経験でも痛感されるのですが、翻訳後の記事は元記事より必ず長くなります。これを規定のスペースに納めるために、どの要素まで入れ込んでどの要素を捨てるべきか? / cesario ( 2001-04-08 06:04 ) たとえば「○○補佐官」の名を出されてピンとくる読者はどれほどいるのか。それが一般に想定される日本人にとって理解されない固有名詞である場合、盛りこむ側としては「事実だからとにかく入れるのが義務」という考えのもとに挿入したまま放置するわけにはいきません。その固有名詞が記事文脈上で理解されうるよう、コンテクストを(基本的には)同じ記事中で説明する必要がでてきます。 / cesario ( 2001-04-08 06:02 ) 「できるだけ事実を盛り込もうとするのが一般的な方向」というのは言葉足らずな表現だったかもしれません。確かに外電などのソースは明言されないことが多いですし、外電発と断りを入れていても厳密な発言者名まで明記されている場合は少ないかもしれない。ただしそれは、マスコミがソースを「隠蔽」したいという意図の発露である場合もある一方で、単純にスペースの制約という物理的な理由による場合も多いのではという気がします。「限られた紙面上で日本人読者が読んでピンとくる情報をどこまで入れ込むことができるか。」 / cesario ( 2001-04-08 06:01 ) 烏丸様、ご丁寧にご返答いただきありがとうございます。大変興味深く感じますので、しつこいようですがもう少し書かせてください。 / cesario ( 2001-04-08 06:00 ) ……などと,大上段に理屈を振りかざしても「そういう面もあるかもしれないがそうとは言い切れないかもしれない」ということになってしまいますから,話題を一部の報道に絞り,新聞の報道の姿勢,クオリティを読んでみようというのが今回の目的です。 / 烏丸 ( 2001-04-08 01:41 ) そもそも,マスコミの大きな仕事の1つは「隠蔽」です。たとえば週刊誌がこぞって取り上げる元首相の愛人問題,大相撲の八百長騒ぎ,新聞勧誘員によるトラブル等が新聞紙上に載らないのはなぜなのでしょう。青少年による殺人事件は戦後一貫して減少傾向にあるのに,そうは扱わないのはなぜでしょう。大手新聞の報道の本質が「事実を盛り込む」ことより情報を恣意的に取捨し,世論を喚起することにあることは明らかだと思われます。 / 烏丸 ( 2001-04-08 01:41 ) cesarioさま,「できるだけ事実を盛り込もうとするのが一般的な方向」とのことですが,はたしてそうでしょうか? たとえば,「○○補佐官が,『△△大統領が〜と述べた』と述べた,という外電」があった場合,『 』内しか報道されないことは珍しくありません。つまり,発言者や外電によることなど,情報ソースは往々にして隠される気配があります。 / 烏丸 ( 2001-04-08 01:40 ) 以上、書評の途中に大量に差し挟んでしまい、失礼いたしました。 / cesario ( 2001-04-07 05:32 ) 烏丸様が例として挙げられた「新聞社による記事の書き換え」については、記事の性質にもよると思いますが、新聞社側が通信社による第一報の裏をとれなかった場合などに行われるのではないかという印象を受けます。情報提供側としては、できるだけ事実を盛り込もうとするのが一般的な方向かと思いますので。 / cesario ( 2001-04-07 05:29 ) ただしこれ(主語の隠蔽)は日本文記事特有の問題というわけでは決してなく、英文記事を邦訳する時に意識される点でもあります。つまり、英文において隠されていたポイントが邦訳の際に明らかになる場合もままあります。(「日本語は曖昧で冗長」との見方がありますが、個人的には必ずしもそうとは思いません。) / cesario ( 2001-04-07 05:28 ) たとえば主語の問題。ある状態を説明する記述において省略されている場合、「ほぼわかっているけれど今の段階では主体を明らかにしたくない」もしくは「今後に備えてニュース源を保護したい」といった記者(またはデスク)の意図を感じることがあります。しかし英文として流れを作っていく上で主語がないと不自然な場合は、彼らと相談の上、間違いではないと確定できる範囲で主語を入れることもあります。もちろん英文においても主語を明言しないやり方はあるので、元記事に忠実な形で訳すというのが基本ですが。 / cesario ( 2001-04-07 05:28 ) 興味深いテーマです。私は時にニュース翻訳の仕事を請け負うことがありますが、翻訳している段階で必然的にチェックを重ねることになり、日本語では通りのよい記事においても英訳に際して穴の見えてくる場合が少なくありません。 / cesario ( 2001-04-07 05:26 ) |
2001-04-06 [書評未満] 『多重人格探偵サイコ』大塚英志 原作,田島昭宇 作画 / 角川コミックス・エース | |
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ここ数日,大ネタ(ただし,内容がすごいのでなく,単に手間が大変なだけ)のネタ収集に追われて,今日のははっきり言って手抜きです。画像もスキャンしてません(本はもう人に貸してしまった)。ごめんなさい。 / 烏丸 ( 2001-04-06 13:41 ) |
2001-04-03 [雑談] ホラー小説と映像 | |
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をを,キューブリック監督のあれでございますね。部屋のドアをちゃんと閉めて,電気を消してご覧になるよろし。ちゃかぽこ。 / 烏丸 ( 2001-04-04 12:43 ) そうそう、オススメの「タイプライターちゃかぽこ」のDVDを買ってまいりました。今週末にでも、じっくり見るといたしませう。 / こすもぽたりん ( 2001-04-03 17:44 ) ↓とつっこみを書いた後で,ふと気がつく。そもそもは『ハンニバル』の話だったはずなのに,いつのまにかすっかりゴジラの話に……そっかー,烏丸は映画「ハンニバル」を怪獣映画と分類しているわけね。 / 烏丸 ( 2001-04-03 16:00 ) しかし,こんな具合に,さまざまなジャンル(恋愛,ミステリ,ホラーなどなど)の作家が自分の得意分野でゴジラ,ガメラ,大魔神を扱った,トリビュート短編集があったら面白いと思うのですが……。少なくとも,今の東宝にまかせておくよりはよほど。 / 烏丸 ( 2001-04-03 15:55 ) 確かに小津,入ってますね。あと,大林監督版『時をかける少女』のケン・ソゴルが居候した家の老夫婦かな。やはり烏丸も映像世代なんですね。 / 烏丸 ( 2001-04-03 15:51 ) でも「ゴジラ小説」思い浮かべる僕のアタマの中は、小津タッチの映像が…。やはり映像世代なんですね…^^; / TAKE ( 2001-04-03 15:26 ) すみません、再び間が悪い…(汗) それはそうと、ゴジラ小説、面白いです^^。 / TAKE ( 2001-04-03 14:41 ) ↓あ、間の悪いつっこみに…^^; 「サスペリア」は覚えてます。ぴりぴりと怖かったですね。 / TAKE ( 2001-04-03 14:35 ) 上の「ゴジラ小説」について,たとえば。……ゴジラに蹂躙された焼け跡で,夕暮れ,老夫婦が自分の家から焼け残ったものを静かに掘り起こしている。ひしゃげた箪笥からこの春に結婚する予定だった娘の晴れ着が出てくる。「ああ,これはもう,着られませんねぇ」「仕立て直すわけにはいかんのか」「無理ですよ,放射能ですものねぇ」。娘は山手線で帰宅途中,ゴジラに遭遇して死んでいるのだが,二人はそれには触れず,娘の部屋から使えそうなものを探し続ける。 / 烏丸 ( 2001-04-03 14:34 ) このあとさらにゲーム世代の作家さん達になると、「怖さ」の質も変わってゆくのですね…。 / TAKE ( 2001-04-03 14:31 ) TAKEさま,最近モンスター系が多い,というの,確かにそうですよね。とくに洋画のホラーは全体に「ずじゃぬたたた」「うっぎゃー」みたいなのばかりですが,その中で(少し古いけど)「サスペリア」は皮膚にピリピリくる感じで,とても好きでした。 / 烏丸 ( 2001-04-03 14:29 ) ホラーでも、やはり僕も日本人だからなのでしょうか、映像的にも全貌がハッキリ見えるモンスターより、足のないお化けの方が凄く怖いのです(笑) 最近はお化け的なものより、モンスター的なものの方が優勢なのがちょっと寂しかったりもします。 / TAKE ( 2001-04-03 14:19 ) 僕自身も視覚型の人間で、世代的にも近い作家さんも多いので、やはり映像的な原体験が多い事はすごく分かる気がします。 / TAKE ( 2001-04-03 13:59 ) 烏丸さま、ありがとうございます。最近とっても気になっていたことだったんです。 / TAKE ( 2001-04-03 13:56 ) |