今後、新しい私評は、 烏丸の「くるくる回転図書館 公園通り分館」 にてアップすることにしました。 ひまじんネットには大変お世話になりましたし、 楽しませていただきました。 その機能も昨今のブログに劣るとは思わないのですが、 残念なことに新しい書き込みがなされると、 古い書き込みのURLが少しずつずれていってしまいます。 最近も、せっかく見知らぬ方がコミック評にリンクを張っていただいたのに、 しばらくしてそれがずれてしまうということが起こってしまいました。 こちらはこのまま置いておきます。 よろしかったら新しいブログでまたお会いしましょう。 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2001-02-03 『日本経済に起きている本当のこと』 糸瀬 茂 / 日本経済新聞社 |
2001-02-03 『日本経済に起きている本当のこと』 糸瀬 茂 / 日本経済新聞社 | |
【健全な淘汰への道】 |
|
結局,バラマキ政策や保護政策を,一括して是非を語るのは無理だろうと思います。日頃,烏丸が感じているのは,IT関連についても,インパクや講習会券のバラマキよりは規制緩和を進めるべき,ということですが,こう書くとバラマキ全面否定側に入ってしまう。経済,金融本に踏み込みたくないのは,そういう全面支持,不支持に話が転がりがちで,しかも各論となると一部企業やお役人の腹芸に左右される,という構図が面倒だからです。 / 烏丸 ( 2001-02-05 12:19 ) (昔に比べればずいぶん)人材の流動化が進んだように,中小業者についても,退出,再編入の自由化は進んでよい。破綻しているように見える中小業者の中にも,守るべきと,退出させるべきはあるでしょう。十把一絡げに語るつもりはありません。そのあたりの段落の言葉遣いは,「背景に」「意味合いを認識」等,いちおう慎重に,どちらにも荷担しないように書いたつもりだったのですが……。 / 烏丸 ( 2001-02-05 12:18 ) 烏丸は,中小業者に対する著者の論調を「事業者金融業者などから高金利で資金を調達している企業を、一口に「本来市場から退出すべき中小業者」とする」とは読みませんでした(著者に対するそういう反駁は,Webサイト上でも既読)。そうではなく,「事業者金融業者などから・・・の中の,「本来市場から退出すべき中小業者」」と読むべきだと思います。 / 烏丸 ( 2001-02-05 12:15 ) 経済,金融に関しては議論に参加できる技量はありませんので,これは反論というわけではなく。本書では,銀行やゼネコンなどの落ちこぼれ産業に対する過剰保護(という言葉が妥当かどうかはわかりませんが)については,当然のごとく攻撃的です。その上で,だからといって中小企業(弱者)に対するバラマキ型の保護政策はいかがなものか,といった程度に読みました。それは,考えるべきかと思います。 / 烏丸 ( 2001-02-05 12:13 ) 長くなったのでこれでやめますが、「なんとなく保護」されてきたのは中小企業ではなく銀行でしょう。リスクを計量できないような銀行が自然に淘汰されるような金融システムこそが「フェアな淘汰」であって、はじめに銀行ありきではないと思うわけです。長文失礼しました。 / こすもぽたりん ( 2001-02-05 11:28 ) 日本では、リスクを取って高いリターンをあげたからといって、それに見合う報奨があるわけではありませんし、そもそも集団無責任体制ですのでリスクを取りたくとも取らせてもらえないという事情もあります。一方アメリカには、2000年時点で約5,840億ドルのハイ・イールド・ボンド市場があります。この機能を過渡的に代替しているのが、事業者金融業者と考えています。 / こすもぽたりん ( 2001-02-05 11:27 ) 日栄や商工ファンドの起こした事件は根抵当を悪用した犯罪行為であることは明白ですが、その件と中小企業の資金調達難は切り離して考えるべきでしょう。問題なのは、日本の金融市場には直接・間接を問わず、倒産確率が比較的高い企業のファイナンスの場、すなわち、ハイ・イールド・ボンド(高利回り債券)やローンの市場がないことでしょう。それは、リスクとリターンをきちんと計量できない日本の銀行や証券会社の責任と思うわけです。 / こすもぽたりん ( 2001-02-05 11:26 ) 事業者金融業者などから高金利で資金を調達している企業を、一口に「本来市場から退出すべき中小業者」とする著者の意見は疑問です。「銀行が『融資に値せず』と判断した企業は市場の落ちこぼれ」なのでしょうか。「高金利で資金を調達する→高いリスクプレミアムを払っている→倒産確率が高いと市場に認識されている」という流れはもちろん正しいですが、倒産確率が高い企業即ち市場から退出すべき企業ではないわけです。 / こすもぽたりん ( 2001-02-05 11:26 ) |
2001-02-02 [雑談] マンガにおける触媒的主人公について(『観用少女』(朝日ソノラマ),『バジル氏の優雅な生活』(白泉社),『おかみさん』(小学館)) | |
化学反応に際し,それ自身は変化しないが,他の物質の化学反応の仲立ちとなって反応の速度を速めたり遅らせたりする物質のことを触媒という。アンモニア合成の際の鉄化合物,油脂に水素を添加する際のニッケル,体内の加水分解を促進する酵素(アミラーゼ,リパーゼ等)などがそれにあたる。 |
|
TAKEさま,『播磨灘』はとうとう最後まで仮面や反逆について,なんの説明もありませんでした。きっと作者も考えてなかったに違いない……。でも,それでぜんぜんかまわないのでした。ただ,10巻を越したあたりから,1冊でせいぜい2,3取り組みしかしなくなったのはちょっと……。 / 烏丸 ( 2001-02-03 03:26 ) ヴァニラさま,またいつの日か(中毒が再発したら?),スウィートな日記をお願いいたします。(ちなみに,烏丸は雑誌がふまじめ,とは思っていません,いや,雑誌こそ烏丸の……) / 烏丸 ( 2001-02-03 03:23 ) 逆波は「への字」口の彼ですね。ぼくも『ああ播磨灘』、好きだったです。 / TAKE ( 2001-02-03 03:17 ) 鳥丸さま、メッセージありがとうございました。雑誌ばっかりじゃなくて、まじめに本読みます。 / ヴァニラ ( 2001-02-03 02:47 ) 相撲マンガといえば定番はちばてつや『のたり松太郎』ですが,烏丸的にはむしろ変格のなかいま強『うっちゃれ五所瓦』,さだやす圭『ああ播磨灘』,岡野玲子『両国花錦闘士』等のほうが好み。マンガ以外では文春文庫のもりたなるおの相撲小説集『貴ノ花散る』『金星』『土俵に棲む鬼』がお奨めです。 / 烏丸 ( 2001-02-02 17:01 ) 「花嵐」「逆波(さかなみ)」というのは,部屋の弟子に主人公が知恵をしぼって付けたしこ名ですが,親方の現役時代のしこ名「山風」を足して,それに花のある相撲を,という前者といい,本当にあってもよさそうなよいしこ名だと思います。 / 烏丸 ( 2001-02-02 16:55 ) |
2001-01-31 『何もそこまで』 ナンシー関 / 角川文庫 | |
【そこは私も大人になるが】 |
|
しっぽなさま,わが家では週刊文春は家人が購入してくるのですが,その目的は中村うさぎのエッセイを読むため,というのです。く〜っ,夫婦断絶。 / 烏丸 ( 2001-02-03 12:11 ) 今週号か先週号だかの『女優・杏子』のテレビ消灯時間も面白かった!うんうん、そうだいねえ、そうだったんか!って。ナンシー、がんばれ。その調子。 / しっぽ ( 2001-02-03 08:27 ) おお,撫子さま,もちろん拝読させていただきましたが,つっこみは遠慮させていただきました。理由は簡単,烏丸,本屋でデートの待ち合わせなどしたら,相手などほったらかしですし,本屋で待ち合わせて本屋に向かうことになって百年の恋人も逃げ出してしまいます(よく家人に見捨てられないものだ……)。 / 烏丸 ( 2001-02-02 11:57 ) 撫子の本屋さんでの待ち合わせはどうでしょう!?鳥丸さま! / 撫子 ( 2001-02-02 05:07 ) okkaさま,烏丸思うに,切られている側が,自分のどこをどう切られたか,きちんと認識できるのかどうかという点は多少興味のわく問題ではあります。興味はあるが別に知りたくはない,といったレベルの興味でしかありませんが。 / 烏丸 ( 2001-02-01 12:36 ) ナンシー関 電線でもまな板でも切ってしまう包丁のように小気味いいですね。 / okka ( 2001-02-01 08:13 ) なるほど,現役で役者さんやっているのですか。ふうむ。ところで,吉田栄作って,吉田茂の吉田と,佐藤栄作の栄作を足した芸名,と認識しているのですが(違うのかしらん),どうしてそんなダサダサな……。もう1点,アメリカ充電の前,紅白で「心の旅」を歌った彼には仰天しました。人は,これほど,歌詞の内容に無頓着に歌を歌えるのか,と。それはそれで才能であったように思いました。 / 烏丸 ( 2001-01-31 19:18 ) 栄作、赤穂浪士になって討ち入りしたり、川に流されて消息不明になったり、今井美樹に婚約解消されたり、細々役者してます。皿洗いはやめた模様(笑)しかし、ナンシーの理論で行くと今人気絶頂のKタク氏は今後ださださの道まっしぐらなのか、また当たりそうだわ。 / よこ ( 2001-01-31 14:41 ) 「青森のホストはほとんど津軽弁を喋る。標準語ではモテない」という「考えるほどに味のあるネタ」(ナンシー関)もディープ。 / 烏丸 ( 2001-01-31 12:02 ) 「キューピー3分クッキング」の1万回記念メニューが「ハンバーグとポテトサラダ」だったというネタには目頭が熱くなりました。人間,かくありたいものです。 / 烏丸 ( 2001-01-31 12:00 ) |
2001-01-29 [雑談] マンガの中の人肉食 | |
さて,せっかくだから人肉食を扱ったマンガをニ,三紹介してみよう。 |
|
これはいらっしゃいませ,ヘロヘロ共和国さま。『20XX』は不勉強にして存じませんでした。さっそく探してみます。なお,異星の習慣として,相手を愛しているから食べる……というのは,下の『猟奇文学館3』収録の筒井康隆「血と肉の愛情」がまったくそういう設定です。機会がありましたらご一読ください。 / 烏丸 ( 2001-02-03 03:19 ) はじめまして。清水玲子『20XX』(白泉社)も人肉食べる話です。とある星の原住民の風習として描かれています。その人間を愛し尊敬しているから食べて自分の一部としその人間と共に生きるという設定になっています。愛するものを生かすために自身の生命を削るか?助けることの意味は?いろいろ考えさせられる作品でした。 / ヘロヘロ共和国 ( 2001-02-03 01:03 ) 新しいヘッダーを読んでいる最中に、突然FAXが動き出してドキドキしてしまいました。。私の背後には・・・ / カエル ( 2001-01-30 14:51 ) 繰り返し繰り返し,永遠に……ニーチェ哲学の根幹をなす,「永劫猟奇」であります。 / 烏丸 ( 2001-01-30 00:37 ) うわぁあぁあぁ、忘れかけていた『大猟奇』がふたたびぃいぃいぃ…。 / こすもぽたりん ( 2001-01-29 22:02 ) をを,よこさま,ヒューバートおじさんをご存知ですか! ごくり(←なんだこれは)。あ,それから,『トトの世界』もそうでしたね。このほか,田島昭宇・大塚英志『多重人格探偵サイコ』(ちゃんと読んでない),手塚治虫『安達が原』など……何か,大物,忘れてそうな。 / 烏丸 ( 2001-01-29 12:21 ) ヒューバートおじさんが「その件」のコアにふれる語りの中で確かにごくりとのどをならすシーンが未だに印象に残っているのでした。私が最近の作品でがつーんときた人肉ものは「トトの世界」@さそうあきらです。 / よこ ( 2001-01-29 12:13 ) |
2001-01-28 『猟奇文学館3 人肉嗜食』 七北数人 編 / ちくま文庫 | |
【うもうござった。】
|
|
「四月短章になぜ五月」の件ですが,手元の槐多詩集やアンソロジーではとくに触れていませんでした。……となると,よけい気になってしまいますねえ。ただ,全体にこの人の季節感はむちゃくちゃな感じはしますね。語調やイメージ先行,だったのかもしれません。 / 烏丸 ( 2001-01-30 20:56 ) 人肉食についてはお聞きしてみたいことなどあるのですが、この場ではやや気が引けると申しますか。どうしようか、ただ今考え中なのです。 / 美奈子 ( 2001-01-30 06:29 ) 心貧しき本読みの本懐。 / 多謝多謝 ( 2001-01-30 06:22 ) (誰にともなく)「つっこみ返しなし」を真に受けて(魔に受けて?),およそ烏丸に似合わぬメッセージをつっこんでしまいました。こっぱずかしー。 / 烏丸 ( 2001-01-30 02:14 ) 『悪魔の舌』読みました。『殺人行者』もなかなか。しかしこれが中学生の書く小説ですかね…。似たような友人が一人、高校時代にいましたが。やはり死んでしまいましたけどね。 / 美奈子 ( 2001-01-29 22:18 ) なんだかいつもお尋ねしてばかりですみません。『四月短章』の中になぜ「五月末日」なのかな?と、ふと思ってしまったものですから。仰せの通り、詩人の愛用する言葉のイメージには特段の理由などないかもしれませんし。 / 美奈子 ( 2001-01-29 22:11 ) そういえば,『悪魔の舌』も「五月始めの或晴れた夜であつた」で始まります。個人的には,春を過ぎて,濃密な腐乱の始まる季節,という認識でいましたが,もしかしたらちゃんとした理由もあったかもしれません。今度,調べておきます。 / 烏丸 ( 2001-01-29 11:49 ) なぜ「五月」なんでしょう? 5・15事件との関連かなと思いましたが、もっと前の時代の人なんですね。 / 美奈子 ( 2001-01-29 06:01 ) これは大天使ミ・カ・エルさま,宇能鴻一郎については,編者の趣味が丁度シンクロした感じだったのでしょうか。烏丸的には,もう少し過激な趣味のほうにシフトしてくれると嬉しかったのですが……。 / 烏丸 ( 2001-01-29 01:53 ) 宇能鴻一郎は猟奇文学館シリーズ全3冊にエントリーですね。これは選出者の趣味なのでしょうか。それとも、やっぱり宇能さんはその道では外せない大家なのでしょうか? / カエル ( 2001-01-29 01:01 ) 槐多は1919年に亡くなっていますから,著作権は問題ありません(国内では作者が亡くなって50年,権利が保持される)。念のため。 / 烏丸 ( 2001-01-28 01:47 ) |
2001-01-27 『鳥 デュ・モーリア傑作集』 ダフネ・デュ・モーリア,務台夏子 訳 / 創元推理文庫 | |
【見て,父さん。ほら,あそこ。カモメがいっぱい】 |
|
2001-01-26 本の中の名画たち 番外編 「新日曜美術館 ロートレック・一瞬の美をとらえる」(NHK教育) | |
|
|
作り手側としてはやむを得ないのでしょうが……ロートレックやシャガールを万人向けに解説したら,それはちょっとB級羊羹の甘さべたべたではないかと。ロートレックの一生なんて,本当は非情にキツいものだと思います。自分が彼なら,と思うとどっひゃー。ほんとはおよそお茶の間向きの人生ではない。 / 烏丸 ( 2001-01-29 01:57 ) 万人向けの解説って難しいですから、NHKとかはその辺が宿命的に大変そうですね。 / TAKE ( 2001-01-27 23:42 ) ロートレックのテレビ番組見たかったなあ。確かにテレビって余計な部分に憤ったりしますよね。↓よちみの友達、そういえばちらっと聞いたような・・・。 / 未ログインフィー子 ( 2001-01-26 20:39 ) やや,失礼,これは困りました。烏丸の物言いは辛めというか他人のお仕事の全否定も平気でしてしまうようなところがありますから,直接お伝えするのはどうでしょう……。キャバレーで酔っ払い,娼婦の家で死ぬまで絵を描いた(創作者としてはうっとりですね)男の人生を,あんなふうなきれいなスタジオでしみじみ淡々語ってどうする! なんて言っていたら,美術番組というものが成立しなくなってしまいますし。そもそも烏丸の期待するような番組作りは,非常に少数派だと思います。だから,普段から,テレビは見ないのです。 / 烏丸 ( 2001-01-26 11:44 ) ありゃありゃ、「新日曜美術館」はよちみの大学時代の友達(女性)が手がけてます。とーってもマジメな優等生だったのでありきたりなのかも。機会があったらかるーく伝えてみますね〜。(っつーかまずは自分が観ろ?) / よちみ ( 2001-01-26 09:06 ) |
2001-01-25 本の中の名画たち その六 『ゼロ THE MAN OF THE CREATION(34)』 原作:愛英史,漫画:里見桂 / 集英社(ジャンプ・コミックス デラックス) | |
【いや 私はニセモノは 作らない】 |
|
美奈子さま,それがですね,光瀬龍が,ある時期,SFとはなんの関係もなく,NHK教育で世界史についての時間をもっていたことがあるのです。毎回,「今回はちょっとSFっぽい話が出るのかな」と思ってみたのですが,最後までわりあいまじめというか歴史のお話ばかり。聖骸布はその中ではモノがモノだけに,けっこう神秘的な扱いでした。 / 烏丸 ( 2001-01-26 01:20 ) へぇ〜、おもしろそうですね。ところで、「光瀬龍」が「NHK教育」とは??? / 美奈子 ( 2001-01-25 23:31 ) そうですそうです,「ふん!」「承知した」,この態度がなんともいえないんですよね。上の本文の見出し(【 】内)を「承知した」にすべきかどうか,最後まで迷っていた烏丸でした。 / 烏丸 ( 2001-01-25 16:04 ) 「ふん!」「承知した」のゼロ氏ですよね。僕も愛読してます(^^) 。細野氏、小池氏のマンガも好きですが、美術品そのものの描写に関しては他の追随を許さない内容だと思います。烏丸さまのおっしゃる通り、オリジナルのアイデア・見解で書かれているのなら大変な作品だと思います。また現代美術から考古学レベルまで、テリトリーの広さも凄いですね。 / TAKE ( 2001-01-25 12:47 ) トリノの聖骸布(なつかしー。光瀬龍がNHK教育で取り上げていたなあ)の「正体」(?)についてのアイデアも同じく未確認。これ,『ゼロ』のオリジナルなら,ほんとにストップ高評価したい。 / 烏丸 ( 2001-01-25 12:22 ) タイタニック号の沈没の真相については,島田荘司も『水晶のピラミッド』で扱っていますが,びっくり具合は『ゼロ』のほうが500倍凄い。でも,愛英史のオリジナルかどうか未確認なのが痛いところです。 / 烏丸 ( 2001-01-25 12:20 ) |
2001-01-23 本の中の名画たち その五 『押絵の奇蹟』 夢野久作 / 角川文庫 | |
【ええもう,絶版とはくちおしや】 |
|
いやいや,あの絵は,感性が発達したらそれはそれでまたやたらと怖い。「上手い」「味がある」なんて次元ではありませぬ。わざわざ子供に見せようなんて夢にも思わない絵本であります(?)。ちなみに,俳優さんの絵では,当節,離婚と再婚で話題の新黄門様・石坂浩二の詩画集が細密で見事でした。ただし,そちらは何十年も昔に目にしただけで,確証なし。 / 烏丸 ( 2001-01-24 11:34 ) 米倉斉加年の絵本、子供のころに見ましたが、感性未発達だった私にとっては、強烈な絵がただもう「コワイ、コワイ」という記憶しか…。大人になってから読む方が楽しめたかもしれません。顎が長いと言われてみれば…クエンティン・タランティーノにどこか似ているような?(笑) / 美奈子 ( 2001-01-23 22:12 ) |
2001-01-18 本の中の名画たち その四 『本格推理1 新しい挑戦者たち』 鮎川哲也 編 / 光文社文庫 | |
【赤い決意】 |
|